6/22/2022

う~~む

 少し作業がひと段落したところでお掃除して作業場へ届いてそのままになっていた荷物もたまったいたのでそっちも整理してたんですけど、オーダーしたパーツもいくつか届いていて検品しながらあらためて値上げと円安の影響を痛感しましたね・・・
 どうしても楽な方に慣れるのは簡単ですけど辛い方にはなかなか慣れないものなので当分お客さまへ説明して理解していただくしかないですね・・・


 明日車検の42Uさん、車検の準備まで完了です。
 明日は降りませんように・・・






 作業依頼で届いていたリンカート。 梱包を開けてみたら2個入っていたので、たまにある2個1に!のリクエストなのかな?と作業指示書を見たら2個それぞれオーバーホールとのことなので早速取り掛かります。




 2個いっぺんにはできないのでひとつづつ。
 クロームのM-61から。 まずはおおまかにチェックしながら全バラくん。





 外見はキレイにしないでね💛とのリクエストなので内部を洗浄して各面研磨。






 各ねじ山修正して、✖なところはリコイルで対処します。
 続いてスロットルシャフトブッシュを入れ替え・仕上げ。






 内径計測。
 縦横で1/10mm以上の差があり、小さい方の内径がSTDサイズのディスクよりも3/100mmもマイナスしてしまっています(しかも横方向)  これはセッティングが出ないのはもちろんなのですが、バルブ周りが焼き付くリスクが跳ね上がるので解決しておきます。


 オーバーサイズのディスク対応の拡大ボーリングではなく、真円修正が目的のボーリングなのでSTDサイズのディスクが使えます。





 NEWスロットルシャフトは修正が必要です。







 NEWディスクもセットしてバッチリです♪







 適合しないベンチュリが入っていたので正規のサイズのベンチュリに交換します。  こりゃけっこう金額が行ってしまいそうです💧💧  でも、このあたりは実際に分解して作業へ入らないと全てを把握することが難しいので事前のお見積りとよく言われるんですが、厳しいんですよ。



 フロートグループに移ります。
 フロートレバーとピンのガタをとっていきます。






 組みあがったフロートボウルへガソリンを流して実油面を確認してこのまま放置。






 本体を組み立てていきます。
 JETも不適合のサイズが付いていたので正規の番手に交換します。





 いろいろはしょりましたが完成したので再度ガソリンを流して最終チェック。
 M-61は完了です。





 もう一つのキャブへ取り掛かります。
 こっちはもう少し優等生だといいですね~~

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