不定期でおこる不思議な流れなんですが、最近またご新規の作業オファーがなぜか多いです。
不思議ついでにもうひとつ、その中のお一人から聞いたのですが、RUMBLEのHPではなく、検索して、どっかのサイトでRUMBLEの住所や電話番号やら営業時間などを調べて来てくれたらしいのですが、そのサイトによるとRUMBLEは週3日くらいしか営業してないような内容だったそうで笑ってしまいました。
怪しげなサイトではなく、ちゃんとしたサイトなのに、どこでどうなったらそんな情報が載ってしまうのか不思議で仕方ない気がしますが、逆にその方がありがたかったりもするのでそのままにしておこうと思います。
これだけハーレーを専門に扱うSHOPさんも多く、情報も沢山あるご時世の中でRUMBLEを選んでいただけるという事は本当にありがたいと思っております。
作業の方はご新規のお客さまからのM35TPをオーバーホールしていきます。
RUMBLEへ作業ご依頼の際はこの真鍮のスロットルシャフト先端に付くスロットルレバーは必ず一緒に発送してください。
このスロットルレバーの組み付けが悪いとキャブボデーを削ってしまって最悪、ボーリングが必要になってしまったりするのでOH完了してお返ししてもここは出来れば分解しないでくださいとお願いしているくらいですので重要です。
このお客さまへはご連絡して発送をお願いしました。
さて続きです。
かなり強めに叩いて抜かないとスロットルシャフトが抜けません。
これは問題ありですね。
各部おおまかにチェックしながら全バラくんです。
珍しいケースですね、通常上部が削れてしまっている事が多いのですが、下側が削れてます。
大事なスロット部も明らかに段がつくほど削れてしまっているのでボーリングで対応します。
計測計測・・
これも通常は縦よりも横が100/数ミリ大きい傾向が殆どで、それは問題ないのですが、縦横斜めと寸法がコンマ単位で歪んでいて珍しいケースですね・・・
NEWシャフト+シャフトブッシュ入れ替えます。
キャブボデーボーリングして、その流れで怪しかった取り付け面の面研磨も行ったのですが、これも不思議な削れ方です。 通常は取り付けボルト部がかしいでいるため、外側から削れ始めるのですが、この個体は内側から削れ始めるというまたまたレアなケースでした。
ボーリング・面研磨完了したので拡大したキャブ内径に合わせてディスクを製作します。
バッチリです。
その他も各部修理したり、パーツもたくさん交換しました。
送られて来た黒いインシュレーターブロックはお勧めできませんので上のベークライト製に交換させていただきました。
最後のチェックをして完了です。
スロットルレバーがこちらへ届き次第組み付けて発送いたします。