6/12/2022

きんじょ

 お客さまと話していたときに週末子供連れて○○行くと2stの音が聞こえるからコースでもあるんじゃないの?と耳寄りな情報をいただいたので、グーグルマップの航空写真で探しに探していたらそれらしきものがあったのでそれほど期待せずに先週行ってみたんですが、十分すぎる環境が揃っていて、なによりも作業場から20分足らずで行ける距離なのでもうそらコ~フンせずにはいられまへん!! なんなら毎日行ったろかってイキオイです。行きませんけどね・・・

 今まで行っていた場所もそれほど遠いってわけではなかったので恵まれた環境だなぁ~としみじみ・・・


 単体で送られてきたレブテック製の4SPミッションをオーバーホールしていきます。






 キンキンと引っ搔くような異音がと言われていたのでそのあたりを気にしながら分解→キックカバー内に不思議なワッシャーが落ちてました。
 断定はできないですが、異音の犯人はこの人が濃厚だと思います。



 ひとまず全バラくん。







 よ~~く洗浄して取り掛かります。







 まずは全ての合わせ面を面研磨。
 クロームがかけられている場合は特に重要だったりします。






 今日はゲリラ的な雷雨があったものの、概ね晴れた日曜日だったので賑やかな一日でした。
 遊びに来てくれた人や、ペイントが完了したフェンダーを納品に来てくれた人などなど・・・




 さてさてトランスミッション、レース・ブッシュ・スタッドなど抜いていきます。






 計測。
 ここの圧入しろが確保できていなかったり、縦横の差が大きい場合などはオーバーサイズレースを用意してミッションケースボーリングとなります。




 カウンターシャフトブッシュも計測。
 ここはブッシュと言っても内径が摩耗するという類の物ではなく、カウンターシャフトを保持する役割を担っているのでやっぱり圧入しろが重要となります。 圧入が甘く、動いてしまうとせっかくカウンターギヤのサイドプレイを計測して適切なスラストワッシャーをセットしても無意味となってしまいます。


 ミッションケース側も計測。







 製造時に塗られていると思われるシール材がベットリなのでレース圧入前にしっかり除去しておきます。






 こっちにもけっこう塗られてますね・・







 圧入に備えてケースを暖めている間にシャフトをチェックしていきます。






 値が張るメインシャフトは再使用できますように・・とお願いしながらチェックしたのですが、これは交換ですかね・・・






 メインドライブ部も摩耗が激しいのと、そもそもTAIWANリプロなので残念ながら交換ですね。






 メインドライブギヤも同じくTAIWANリプロなので交換したいところですが、そうなるとギヤ全部となってしまっていくらかかるか分からないので再使用します。
 ベアリングとの当たり面の摩耗が許容値を超えてしまうと交換するほかないのですが、ギリギリ行けそうなのでこのまま使います。

 新しく発見した練習場は今まで行っていたところよりも近いだけでなく、水はけも断然良いので明日は早起きして朝練行こうと思います💛


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