私としては逆に驚いてしまうのですが、考えてみれば随分昔の事なので当然なのかもしれません。
わが家のチビたちに言ってもあまり信用していない感じ・・
まだなんとか体が動くうちにもう一回くらい参戦していいとこ見せておこうかな・・なんて気もしているんですがどうですかね~~
さて作業の方は組み上がったSHOVELエンジンを納品したので39ELを。 順調に距離も重ねて、あとは納車の日まで乗るだけの状態になったのでいくつか頂いた残りの追加リクエスト作業を全てやりました。
気むずかしいと言われているM5ですがセッティングもバッチリで、前後の焼けもきれいに揃って、エンジン掛けたて~温まった状態でのコンディションの変化もまったく気にならず絶好調です。
こちらは新潟県の業者さまからの39UL、シリンダーがボーリングから帰って来たので計測していきます。
全てのリングをこんな感じでチェックです。
もちろんギャップも。
必要な場合は加工・調整します。
で、面取りします。
バルブトレインもシートカット・バルブ擦り合わせ・ガイド内径仕上げまで終わったら最終洗浄します。
油切りしている間にパーツを検品して組み立て準備。
リプロで組まれているので、各パーツのマッチングも確認しながらセット長など計測。
セット圧合わせ。
おおっと、そうそう、こんなところもこの時点で確認・修正しておかないと後で泣きを見るので忘れずに。
新品といえどもリプレイス品は気を使って組みましょう。
依頼主さまからガスケットは支給されていますがシリンダーベースガスケットとヘッドガスケットはRUMBLEで用意させていただきます。
ヘッドはS&S製が良いと思います。 ただのカッパーに見えますが、メーカー出荷時に熱を入れてあってよく馴染むようになっているので私は気に入っています(高価ですケド・・)
あとはキャブレターとマグネトーというところまで行けました。
お疲れさまでした。