何十年ぶりとやらの厳しい冷え込みが続いておりますが、そんな中、ここ数日は昼間だけ少~~~しおだやかな気がします。
でも油断できません。 またまた雪予報が見え隠れ・・・ お天気には逆らえないので出来る限りの備えをして降ってしまったら仕方がないのですが、数センチ積もり始めているのに二駆の車に夏タイヤで走り出してしまうようなウッカリ八兵衛さん、今回は多少の備えをお願いします~~
せっかく準備万端で四駆+チェーン装着しているのにまったく動かずで帰宅するだけで数時間もの無駄な時間を浪費させられるのはどうにも納得いかないので・・・
穏やかな日中に外での作業をしてました。
バルブガイドを抜いたりのヘッド作業に備えて48ELのヘッド、燃焼室+ポート内サンドブラスト。
続いてコチラ。
Fフェンダー剥離+修正(これはほぼ一日作業になりました)
続いてRフェンダーも同様の作業。
ガスタンクも。
当然タンクの塗装はこのままで行くので慎重に。
ここはさすがにこのままって訳にはいきません・・
くれぐれも慎重に~~~
修理完了。
念のためリークチェック。
車両の性質上、修理した個所全ては載せません。
RUMBLE特性ワックスを塗り込んでライトサイドはOKです。
続いてレフトサイド。
シフトレバーピボット部を修理
シャットオフ部のアライメント修正。
シャットオフ本体も修理。
こちらも特性ワックス塗り込んで完了です。
ガスタンク作業続きでコチラを。
単体で送られて来たこのタンク。
シャットオフ部のガス漏れ改善リクエストです。
あれこれ修正・修理して仕上げのリークチェック合格したので本日(水)発送しておきました。
48ELに戻ります。
オイルタンクからのリークが疑わしかったのでチェックしてみたらやっぱり数か所クラックが見つかりました。
このパーツ、とっても便利です💗
全ての修理箇所を再度入念にリークチェック→バッチリ改善されたので本日までの作業はおしまいです。
お疲れさまでした。
1/31/2018
1/28/2018
たいや
タイヤ交換作業が入ったので少しだけまじめな話も。
リヤへ車のタイヤを装着することはもはや珍しくもない事になっていますが、オートバイ専用のタイヤと比べると明らかに接地面積が大きいですね。 これが雨の日に大きく影響します。 車のタイヤの接地面積はよく「ハガキ一枚分」と表されますが、そのハガキ一枚分にかかる重量が自動車と比較するとオートバイでは軽すぎてしまうんですね・・
ましてやリジットフレームの車両に装着する場合は空気圧を極端に低くする傾向にあるので接地面積はさらに大きくなり、よけいに雨の日のグリップは低下します。
これが高速道路を走行するとハイドロプレーニング(教習所で習いましたよね?)現象をいとも簡単に引き起こすのです。
「ほんとかよ?」と疑いの目で見ているそこのアナタ!!本当なんですよ。 たまに高速道路で大クラッシュするスーパーカーのニュースを目にすることがあると思いますが、あれは金持ちの下手くそが乗っているからではないのです。
普通の市販車より軽量+大パワーにとんでもないワイドタイヤによって、ウエットの路面ではものすごい浮力でツルルル~~ンとなってしまうわけです。
そんな恐ろしい思いをする前に、車用のタイヤを装着されている方はウエット路面の高速道路を走行する際は空気圧を高めにすることをお勧めします。 これけっこう有効な対策ですよ。
さてタイヤ交換していきましょう。
こんなにツイルツル!?とか言いたい写真では無くってですね、ど真ん中にポチッとある黒い点。 これは、かなり太い釘が刺さっていた跡なんですが、パンク防止剤を入れていたおかげでずう~~っとエアも抜けずやりすごせました。
効果のほどがいまいち疑問だったりするパンク防止剤ですが、なかなか効果あるんですね。
ドラムブレーキ装着車両の場合は、まずラグボルトをチェックして、スプロケットもチェックします。
時にはチェックハンマーで強めにカンカンいってみたりします→アレレ??
表は異常ないのに裏は数本リベットが折れて飛んで行ってしまってました・・
残りも除去してリベット打ち直します。
無事に作業完了です。
車のタイヤはコーナリング時にタイヤの角が路面とほにゃららで違和感があると言われたことが何度かありますが、私は下手くそなりに車のタイヤでかなりコーナー攻め込みましたが全く実感できた事がありません。 鈍感なんですかね?? ですが、冒頭のウエット時での危険度は体験済みですので本当です。 お気をつけください。
お疲れさまでした。
リヤへ車のタイヤを装着することはもはや珍しくもない事になっていますが、オートバイ専用のタイヤと比べると明らかに接地面積が大きいですね。 これが雨の日に大きく影響します。 車のタイヤの接地面積はよく「ハガキ一枚分」と表されますが、そのハガキ一枚分にかかる重量が自動車と比較するとオートバイでは軽すぎてしまうんですね・・
ましてやリジットフレームの車両に装着する場合は空気圧を極端に低くする傾向にあるので接地面積はさらに大きくなり、よけいに雨の日のグリップは低下します。
これが高速道路を走行するとハイドロプレーニング(教習所で習いましたよね?)現象をいとも簡単に引き起こすのです。
「ほんとかよ?」と疑いの目で見ているそこのアナタ!!本当なんですよ。 たまに高速道路で大クラッシュするスーパーカーのニュースを目にすることがあると思いますが、あれは金持ちの下手くそが乗っているからではないのです。
普通の市販車より軽量+大パワーにとんでもないワイドタイヤによって、ウエットの路面ではものすごい浮力でツルルル~~ンとなってしまうわけです。
そんな恐ろしい思いをする前に、車用のタイヤを装着されている方はウエット路面の高速道路を走行する際は空気圧を高めにすることをお勧めします。 これけっこう有効な対策ですよ。
さてタイヤ交換していきましょう。
こんなにツイルツル!?とか言いたい写真では無くってですね、ど真ん中にポチッとある黒い点。 これは、かなり太い釘が刺さっていた跡なんですが、パンク防止剤を入れていたおかげでずう~~っとエアも抜けずやりすごせました。
効果のほどがいまいち疑問だったりするパンク防止剤ですが、なかなか効果あるんですね。
ドラムブレーキ装着車両の場合は、まずラグボルトをチェックして、スプロケットもチェックします。
時にはチェックハンマーで強めにカンカンいってみたりします→アレレ??
表は異常ないのに裏は数本リベットが折れて飛んで行ってしまってました・・
残りも除去してリベット打ち直します。
無事に作業完了です。
車のタイヤはコーナリング時にタイヤの角が路面とほにゃららで違和感があると言われたことが何度かありますが、私は下手くそなりに車のタイヤでかなりコーナー攻め込みましたが全く実感できた事がありません。 鈍感なんですかね?? ですが、冒頭のウエット時での危険度は体験済みですので本当です。 お気をつけください。
お疲れさまでした。
1/25/2018
せ~~ふ
4年前の大雪を思い出すような今回の雪でしたが、翌日の暖かさもあって、みるみる溶けてくれて意外と後引かずで助かりました。
昨日・今日のような極寒だったら溶けないばかりか、バッキバキに凍ってしまって大変だったんではないでしょうか・・
あと数回降るような予報も出ているようなので注意が必要ですね。
さてさて作業の方は45Eトランスミッション続きです。
ひととうりの下ごしらえが完了したので組み立て前の徹底洗浄を。
で、組み立て。
ゴメンナサイ・・一気に飛びましたね、次はちゃんと写真撮ります。
シフターフォークグループを。
フォークの曲がりはよく言われるのですが、シャフトとシフティングフィンガーとのガタが大きいといくらフォークのサイドプレイを頑張っても変速時のショックが取り切れなくなるのでここも要注意です。
で、サイドプレイ。
ただの棒じゃあありません!!クラッチプッシュロッドも大事なお仕事しています。 曲がり・摩耗はもちろんですが、きちんと適合しているかなども要チェックポイントです。
キックカバーに移って、リリースレバーシャフトを何気なく外したらなんと!!リリースレバーブッシュのロワー側がはいってないす!!!!
これは製作で対応するほかありません・・・
そのせいなのか、リリースフィンガーの変摩耗が激しいので肉盛り修正しておきます。 写真で見えるボコボコではなくて、上下の摩耗です。
ギヤ+シャフトをロックできるこの時点でスプロケットも組み付けておきます。
デフレクターが付いていなかったのでつけておきます。
ひとまずミッション完成です。
当然、各ギヤへスムースにシフトできるか、負荷・異音ないかなどチェックも忘れずに。
車体へ積み込んでいきます。
クラッチグループもリフレッシュ。
ビックローラーが組まれていましたが、純正スタイルへ戻しておきます。
キックペダルもスゴイ事になってしまっているのでこれも修理しておきます。
フリクションプレートのみ新品に。
アジャストスクリューも交換。
コレ、リヤアクスル周りの写真です。
指している大きい方のナット、これはしっかりと高トルクで確実に締め込んでおかないと非常に危険ですのでお忘れなく。
もちろんシフトロッドの調整も必要です。
こんな感じでトランスミッションのオーバーホールはおしまいです。
次の機会があればもう少し細かく書きたいですね。
さてこの車両はFタイヤ交換と車検もリクエストされているので進めて行きます。
リム内はいつもの錆び取りをしっかりと。
で、車検の準備もして車検に出しました。
めでたく帰って来たので整備の続き。
発電してないす・・・・
機械式のレギュレターが付いているので修理してしっかり発電するようになりました。
明日テストランしてOKならお渡しできます。
お疲れさまでした。
昨日・今日のような極寒だったら溶けないばかりか、バッキバキに凍ってしまって大変だったんではないでしょうか・・
あと数回降るような予報も出ているようなので注意が必要ですね。
さてさて作業の方は45Eトランスミッション続きです。
ひととうりの下ごしらえが完了したので組み立て前の徹底洗浄を。
で、組み立て。
ゴメンナサイ・・一気に飛びましたね、次はちゃんと写真撮ります。
シフターフォークグループを。
フォークの曲がりはよく言われるのですが、シャフトとシフティングフィンガーとのガタが大きいといくらフォークのサイドプレイを頑張っても変速時のショックが取り切れなくなるのでここも要注意です。
で、サイドプレイ。
ただの棒じゃあありません!!クラッチプッシュロッドも大事なお仕事しています。 曲がり・摩耗はもちろんですが、きちんと適合しているかなども要チェックポイントです。
キックカバーに移って、リリースレバーシャフトを何気なく外したらなんと!!リリースレバーブッシュのロワー側がはいってないす!!!!
これは製作で対応するほかありません・・・
そのせいなのか、リリースフィンガーの変摩耗が激しいので肉盛り修正しておきます。 写真で見えるボコボコではなくて、上下の摩耗です。
ギヤ+シャフトをロックできるこの時点でスプロケットも組み付けておきます。
デフレクターが付いていなかったのでつけておきます。
ひとまずミッション完成です。
当然、各ギヤへスムースにシフトできるか、負荷・異音ないかなどチェックも忘れずに。
車体へ積み込んでいきます。
クラッチグループもリフレッシュ。
ビックローラーが組まれていましたが、純正スタイルへ戻しておきます。
キックペダルもスゴイ事になってしまっているのでこれも修理しておきます。
フリクションプレートのみ新品に。
アジャストスクリューも交換。
コレ、リヤアクスル周りの写真です。
指している大きい方のナット、これはしっかりと高トルクで確実に締め込んでおかないと非常に危険ですのでお忘れなく。
もちろんシフトロッドの調整も必要です。
こんな感じでトランスミッションのオーバーホールはおしまいです。
次の機会があればもう少し細かく書きたいですね。
さてこの車両はFタイヤ交換と車検もリクエストされているので進めて行きます。
リム内はいつもの錆び取りをしっかりと。
で、車検の準備もして車検に出しました。
めでたく帰って来たので整備の続き。
発電してないす・・・・
機械式のレギュレターが付いているので修理してしっかり発電するようになりました。
明日テストランしてOKならお渡しできます。
お疲れさまでした。
1/23/2018
あうと
降りましたね~~ 予報以上に・・・
今日ブログを書けるって事は、そうです、作業場に泊まりです。
目まいがしそうな程積もってしまっていますが、ようやく雪は止み、気温も降っていた時より高い気がします。 なぜこんな事になったかの言い訳はまた後日たっぷりと。
作業報告は、どっしり書こうと写真をたくさん撮っておいた45Eトランスミッションオーバーホールです。
当たり前ですが、まずはミッション降ろします。
ちょっと汚れが尋常でないです・・ ミッションからなのか?エンジンからなのか?どちらにしてもオイル漏れでここまではちょっと凄いです。 オイルタンクのクラックが疑わしかったり・・・
いつもの洗浄ではどうにもならず、洗車場へ持って行って高圧洗浄機で洗ってきました。
ミッションASSYをいったん洗浄してから分解していきます。
各スタットを抜いて、レースのカタカタもチェックしたり、ここはひたすらチェックマンです。
メインドライブギヤブッシュを入れ替えて、毎回書いてますが1/100mmマイナスくらいまで旋盤で加工して。
仕上げはリーマーで。
入っていたレースとミッションケースを計測。
抜いたレースの外周がピカピカになっている場合は動いてしまっていた可能性大なんです。
用意したオーバーサイズのレースに合わせてミッションケースボーリング。
ケースへ圧入。 カウンターシャフトブッシュもここで圧入しておきます。
このパーツたちはバリ取りだけでなく、サクサク入るミッションにするために追加工が必要なので加工しておきます。
で、レースをラッピング。
サイドプレイ。
3rdギヤのスラストまで行ってメインドライブグループは終了です。
トップカバーとキックカバーもチェック+修理していきます。
ここのクラックはワンピースキックアームの場合は仕方がないと思います。
ブッシュはオーバーサイズで対応します。
ブッシュを仕上げるために、シャフトを研磨しておきます。
なが~~くなりそうなので今日の分はこの辺で。
慣れない雪かきでのギックリにはお気をつけください~~
お疲れさまでした。
今日ブログを書けるって事は、そうです、作業場に泊まりです。
目まいがしそうな程積もってしまっていますが、ようやく雪は止み、気温も降っていた時より高い気がします。 なぜこんな事になったかの言い訳はまた後日たっぷりと。
作業報告は、どっしり書こうと写真をたくさん撮っておいた45Eトランスミッションオーバーホールです。
当たり前ですが、まずはミッション降ろします。
ちょっと汚れが尋常でないです・・ ミッションからなのか?エンジンからなのか?どちらにしてもオイル漏れでここまではちょっと凄いです。 オイルタンクのクラックが疑わしかったり・・・
いつもの洗浄ではどうにもならず、洗車場へ持って行って高圧洗浄機で洗ってきました。
ミッションASSYをいったん洗浄してから分解していきます。
各スタットを抜いて、レースのカタカタもチェックしたり、ここはひたすらチェックマンです。
メインドライブギヤブッシュを入れ替えて、毎回書いてますが1/100mmマイナスくらいまで旋盤で加工して。
仕上げはリーマーで。
入っていたレースとミッションケースを計測。
抜いたレースの外周がピカピカになっている場合は動いてしまっていた可能性大なんです。
用意したオーバーサイズのレースに合わせてミッションケースボーリング。
ケースへ圧入。 カウンターシャフトブッシュもここで圧入しておきます。
このパーツたちはバリ取りだけでなく、サクサク入るミッションにするために追加工が必要なので加工しておきます。
で、レースをラッピング。
サイドプレイ。
3rdギヤのスラストまで行ってメインドライブグループは終了です。
トップカバーとキックカバーもチェック+修理していきます。
ここのクラックはワンピースキックアームの場合は仕方がないと思います。
ブッシュはオーバーサイズで対応します。
ブッシュを仕上げるために、シャフトを研磨しておきます。
なが~~くなりそうなので今日の分はこの辺で。
慣れない雪かきでのギックリにはお気をつけください~~
お疲れさまでした。
登録:
投稿 (Atom)