6/30/2024

しらね~よ

 という声が聞こえてきそうな冒頭の内容で恐縮ですが、このブログは作業報告以外はなるべくどうでもいいような内容を書くように心がけているものですからお許しください。 閲覧回数を稼ごうとかよこしまな思いがはたらくと書きたくないことを書きだして初志を見失ってしまう気がするもので。

 お休みの昨日は長男くんからのリクエストでチャーハンを作ったんですが、これが過去最高の出来でですね、いろんなものを入れる順番を変えてみたらこれがバッチリビンゴだったようで2合ほぼひとりでたいらげてました・・・やっぱり高校生ともなると食う量が胃袋の構造を疑うレベルになりますな💧

 他何品か作ったうちのギョ~ザの出来が・・・だったので素直に喜べないところはあるんですが、それは今後の課題でとっておいて、お仕事の方でも過去最高を連発したいもんです。


 では切り替えて真面目に作業報告を。
 ホイール単体で依頼されたスターハブホイールを。






 前もって何度もラスペネ攻撃しておいたおかげで全てのスポークニップルは無事に緩みました♪






 というわけでスターハブをまずは全バラくん。







 ハブとリムはバラさずで、ハブ内をしっかり洗浄してクラックや虫食いなど無いかチェックです。






 インナーパーツも同様に洗浄・チェックします。







 そうしたら全てのねじ山およびスクリューも修正します。







 交換したグリスニップルをセットして、グリスガンでグリスが入ることを確認したら進めていきます。






 いきなりすっ飛ばしで申しわけ💧
 サイドプレイをシムで調整です。
 このハブはとても状態が良く、ローラーも+0004・+0006オーバーでOKだったので今後グリス管理さえしっかりしておけば一生使えると思いますよ💛



 スターカバーがこんなだとコルクシールで締めあがってしまうので修正しておきます。






 これでハブは完了です。







 そうしたらリムの振れを取りながらユルユルにしてしまったスポークを増し締めしていきます。






 支給されたタイヤを組んでこのホイール作業は完了でっす。

 しかし金曜日に日本が沈没しちゃうんでは?ってくらい降ったばかりでまたまた降ってきやがりましたね・・・梅雨ですから仕方がないとはいえガックリです💧💧💧


6/28/2024

おつかれまいれ~じ

 ちょっと体調が悪くて目論んでいたドロ遊びだけはキャンセルしたものの、そのほかは予定どうりこなせて落ち着いて作業に打ち込めるハズなんですけど、そのお仕事の方がもうしばらくバッタバタなのでまだ気が抜けまへん💧


 体調がすぐれない原因はハッキリしてるんです、実は・・
 雨が降るとなるとドカ降りの最近なのでまともに走れないので割り切ってバイクは積んでいかずに6月の後半はコースの整備をやっていたんですね。
 こんな2m超えてもはや草と呼べないようなヤ~ツをひたすら刈ったり、スコップとツルハシ振り回していたもので老体にダメージが蓄積されてしまったわけです。
 なので完全に自業自得ですから反省するほかありません・・・


 さて!!しっかり作業していきますかね~~
 キレイになった50さん、リクエストのオイルポンプを。
 ある程度乗らない期間が長いとブローバイからオイルが・・といった内容なのでまずはオイルポンプを外します。




 無事に外れたので洗浄してチェックしていきます。







 キレイになりました✨
 






 工具を作ってチェックバルブのシート部を修正したら組み立てていきましょう!!






 アララ・・・リリーフバルブのキャップがつく所のねじ山が×で2山程度しか噛まず、トルクが掛けられないので修理です。
 このサイズのリコイルが無かったので大至急手配しておいてこれまた小休止・・・



 来週車検の40ULさんを準備しておきます。







 あまり乗られないオーナーさまでマグネトーということでまずはエンジン始動チェックから→いくらキックしてもウンともスンとも💧なのでプラグをチェック→火が出ていないのでマグを開けてあれこれ・・・




 なるほどね、少し期間が開くと必要な手順があるんですね、それが分かればあっさりキック一発でかかるようになりました。 それから今朝まで毎日かけていますが毎回キック一発になりましたよ。




 交換のリクエストはされていませんが、念のためエンジン・ミッションともオイル量をチェックしておきます→バッチリでした💛





 マグなので空っぽバッテリーはRUMBLEの物へ交換して車検へ臨むのですが、スクリューが強烈に固着していてどうやっても緩まず・・・かなり格闘してようやく外れました。





 ともあれこれで車検の準備は完了です♪







 ここでずいぶん前に頼まれていて「やらなきゃな~」とずうっと思っていたツースロートのこのスクリューを製作していきます。





 できあがり~~♪
 本日(金)発送しておきました。


6/26/2024

あれこれ

 パタパタっと数台の作業が完了したので伝票書きやら、今朝はお客さまの所へ行く用事があって、今夜は別のお客さまのガレージへ出張作業と・・

 さらに明日の夜は仲間と月イチのお楽しみ、予報が外れてこれだけ晴れが続いたので行けるかも!?と明日朝はドロ遊び♪

 お仕事と遊びでちょっとキャパオーバーで目がまわりそうです💧💧💧 明日はしっかり暑さ対策して行かないとぶっ倒れそうですな・・・


 WLロワーエンド、リクエストの各部加工へ備えての準備、計測などなど全て完了しましたが依頼主さまからパーツを送っていただく必要があるのでご連絡後少し待機です。





 なかなかの暑さだなぁ・・と思ったら15時で36℃💧 スケジュ~ルだけでなく暑さにも目がまわりそうです・・・






 車検の予約も取れたので50FLさん、リクエストの作業を進めていきます。






 まずはスピードメーターが動かず・・から行きましょうかね。






 この状態でリヤホイールを回すとケーブルはクルクルしているのでドライブユニット→ケーブルの流れは異常なしと思われます。





 メーター本体を確認→動かずで原因はスピードメーターでした。






 オーナーさまへお伝えして、メーター周りを元どうり組みつけたら続いてのリクエスト、ベルト・チェーンを調整。






 ラグボルトを増し締め。







 ブレーキをチェックしてから調整して組みつけ。







 フロントも同様の作業です。
 フロントは少々問題ありましたが改善しておきました。






 交換リクエストのエンジン・ミッションオイルを抜いていきます。
 カスタムタンクの作りの関係で、抜くのが大変です。
 フィードラインを外しても1ℓ弱タンク内にオイルが残ってしまうのでその手はNG×→ドレンボルトの位置も微妙なのでここまでフロントを持ち上げてようやく抜けました・・・



 初めからやっておくべきでしたが、作業してて少々汚れが気になるので外へ出してスチーム洗浄を。






 ホイ!!キレイになりましたよ。
 出張修理出発の時間まで引き続き作業を進めていきます。


6/24/2024

どっさり

 風邪と同じで毎年聞いてる気もしますが「今年の夏は猛暑」とのことですので行きつけのドラッグストアでOS-1をドカ買いしようとメモっておいたんですが、去年の夏に差し入れでいただいたポカリ1ケースがまだ残っていて、期限が切れつつも6月だってのに真夏日連発の気温のなかドロ遊びしていたら一気にポカリが底をついてきたところで週末に差し入れでOS-1をどっさりいただいてしまってですね、なんてタイムリ~💛と感謝感激した次第でございやす。

 体は年々劣化の一途で気温は年々上昇ですからね、去年は平気だったから今年も同じで大丈夫って理屈はどうしたって通りませんから最低限の備えはしておかねば!!ですね・・・


 またまた車検でULさんが入庫です。
 この車両は車検のみの指令なので早速予約の手続きをしたんですが、最短でとれたのが2日(火)でした💧
 横浜陸事とかならいざ知らず、いつもガラガラの私が行っている陸事でそんなに予約がびっしりなんてオカシイですよね~  以前は2~3日後には予約が取れたのに、どっかのふとどき者がガバッと抑えちゃってるんでしょうかね~


 ベルトが入荷したので早速。
 しかしリプレイスのベルトも高くなりましたよね~
 11mmなのでことさらお高いです💧





 チェーンなど調整しなおして組みつけ完了。
 乗らせてもらったときに不快に感じたのでシフトタッチの改善もしておきました。
 天候不順で乗って帰れない日が多いですが今夜(月)は平気そうなので今夜乗って帰って明日にはお渡しOKですの連絡ができると思います。


 さてピニオンブッシュを製作していきましょう。







 なんと寸法をミスってほとんど完成のタイミングでブッシュのような形状のゴミになってしまいました、ありがとうございます。
 しかしこんなミス、昔はほとんどしなかったのになぁ~




 もちろん、再度作り直して出来上がり。







 カムカバーへ圧入して内径仕上げて完了です。


6/20/2024

ふぉろ~

 アフターマーケットのパーツを取り付ける際、ただ取り説どうりに組みつければOKというわけではなく、取り付け部位によっては細心の注意をはらって小姑ばりのチェックをして必要であれば手直しして組みつけないと、それが起因でエンジン崩壊なんて事態になりかねませんので気が抜けません。

 中には加工精度が悪かったりで「使用不可」なんて場合もありますが、そこまでではなく手直しや修正などは不良品ではなくて、それは組み手の役割だと思うようにしています。

 ウチはどういうわけかキャブレターの仕事も多いのでリンカートキャブのリプレイスメントパーツを使うことがよくありますが、寸法が少しおかしかったり、あってはならないバリが残っていたりなんてことは日常茶飯事なのでずいぶん鍛えられました。

 ちょっとした外装パーツから取り付けの難易度が高いパーツまで昨今はYou-Tubeでおそらく組みつけ動画が出てくるでしょうからチャレンジしてみる方も多いのだと思います。 多少のハプニングがありつつも取り付け完了したときの達成感はクセになるくらいのものでしょうし、アチャ~と笑い話になる程度の失敗もそれはそれで楽しいもんですが、取り返しのつかない事態になってしまうなんてことはないように楽しんでくださいね。


 42Uさんはお渡し準備まで完了しました♪







 ではWLロワーエンドを進めていきますかね。
 加工の寸法を実測していく必要があるので組みつけ状態にしていきます。
 ストローカークランク含め、すべてのパーツがアフターマーケットの物なので冒頭のチェックも入念に!!



 ね、ロックスクリューがここまでしか入りません💧
 これを工具で無理くり締め込もうものなら、こんなサイズのスクリューですからいとも簡単にポキリとなりかねません。
 ここは修正しておきます。




 こういったオイルの通路からドッサリ切り粉が出てくるのでしっかり除去しておきます。






 結局ロックスクリュー穴は4か所ともダメでした・・・







 2山ほど噛んだところでギッチギチになってしまうのでシャフト・ナットともねじ山修正します。






 さてこのピニオンシャフトのオイルシステムだと、ノーマルのピニオンブッシュでは不適合でコンロッドが焼き付いてしまうのでブッシュを製作します。





 ついでにカムブッシュも抜いておきますかね~







 新たなお仕事が持ち込まれたので回りそうにないスポークニップルへラスペネ攻撃をしておいて置いときます。






 タイヤのビード部の変形が激しいのでここへはチューブを入れて膨らませておいて修正です。






 ピニオンブッシュを抜くためのパイロットとの寸法が微妙に合わないのでまずはマシニングでブッシュ内径を拡大します。






 無事に抜けました💛







 カムブッシュも無事に抜けました。
 その際、ブラストメディアがけっこう出てきたのでもう一度よ~く洗浄した方が良さそうですね。