なんだか作り話みたいなんですが先日あったホントの話。
ウチは各社宅配業者さんが毎日たくさん来るのですが、ここ数年、会社のトラックに乗った正ドライバーさんではなく、軽自動車に乗った年配のドライバーさんが多くなりましたよね。
失礼は承知なのですが、あの年配のドライバーさんには複雑な気持ちになってしまい、コーヒーを渡したり、普段なら付き合わないような会話にもしっかり付き合ったりしてしまいます。
この荷姿でチェーンが届いたとき、年配のドライバーさんが「なにこれ?小さいのに重たいね~」
「チェーンですよ」と私
「ん?バイクもチェーンつけるんだ?」とオジサン
「そりゃチェーンつけなきゃ走れないすもん」と私
「そうか、そんな季節だもんね~」とオジサン
こんな感じで違和感たっぷりのやりとりがしばらく続いたトコロでスノーチェーンと勘違いしていることに気付いて説明して笑って送り出しましたが、こうもすれ違いながら会話って進むもんなんだなぁ・・とちょっと面白かったです。
普段は可能な限り他人と会話することを避けている私ですが、あんまりツンケンしないで心にゆとりをもって他人と付き合っていこうと考え直しました。
さて、42WLAはリヤセクションに入っています。
ライニング張り替えでなく、シューごと交換しないとダメそうです。
ハブもほとんど焼き付いています。
洗浄してみたらベアリングケージも割れていました!!
ハブはオーバーホール完了です。
バッキングプレート、摩耗も各部すごいですが、クラックもあったり、歪みもあったりで直し甲斐があります。
スプロケットもとっくに限界超えてしまっているので打ち替えします。
パーツ入荷を待つ間に取り外しまで。
車検+他で入庫の77FXEを準備しておきます。
42WLA、キャブを外します。
インマニもリフレッシュして組み付け。
冒頭のチェーンに続いていろいろ届いたのでこっちをやったり。
スプロケも届いたので42WLAを。
手前の古いスプロケと比較すると、どれだけ摩耗しているか分かっていただけるかと・・
新品の方も油断できません。
組み付け前に必ずチェック+修正しておきましょう。
打ち替え完了。
NEWブレーキシューも同じくあちこち削ってちゃんと使えるように修正します。
リヤまわり、歪みがあって寸法もおかしいので修正しておきます。
最後に車検から帰って来た77FXEの充電系統を修理してオシマイです。
元気に発電するようになりました。
お疲れさまでした。
1/25/2017
1/19/2017
ぱんぱん
ドカ雪が降ったり、一気に冷え込んだりといった極端なことはありますが、明らかに平均気温は、たかだか十数年前より高いのに、年々しもやけが酷くなっているのは歳のせいなんでしょうか??
今年は特に酷くて、ここ1・2週間はもう足がパンパンでどうにもならないです・・・ 明日からまた気温が下がってしばらく冷え込むらしいので気が重いっす。
車で通勤しようか・・なんて弱気な考えがよぎっていますが負けずにバイクで帰ります!!
さて、貼り替えから帰って来た42WLAのライニングを仕上げていきます。
旋盤で研磨してから組み付け状態にしていつもの手仕上げです。
インナーケーブルも新品にしてフロントブレーキは完了です。
フロント周りすべてのグリスニップルを付けて、グリスをさしながら、ダメなニップルは交換します。
写真無しですが、着磁に出していたマグネトーのローターが帰って来たので急遽これを組んで発送しました。
WLAに戻ります。
ライドコントロールもこんななので修理していきます。
こんな個所のスモールハーツもA.A.R.さんで在庫してくれているのでいつもながら助かっちゃいます。
この車両は長年の錆で各部のねじ山というねじ山を修正しなくてはなりません・・・
ロッドも曲がっているので修正します。
本日車検なのでこちらのULを。
エンジン・ミッションオイル交換と、車体整備リクエストなのでいつもどうり点検・整備。
ここのグリスアップまでで車検の時間なのでいったんお休み。
ペグ周りの修理で入庫のSHOVELを。
こちらは作業完了しました。
車検から帰って来たULを点検・整備の続き。
こちらも完了でお渡しOKです。
で、WLAに戻ってフロント周り完了です。
リヤへ移ります。
フロントよりも良いことを祈りつつ分解。
フロントよりもキテる感じです。
仕方ないすね・・
切り替えて明日からばっちり直していきます。
お疲れさまでした。
今年は特に酷くて、ここ1・2週間はもう足がパンパンでどうにもならないです・・・ 明日からまた気温が下がってしばらく冷え込むらしいので気が重いっす。
車で通勤しようか・・なんて弱気な考えがよぎっていますが負けずにバイクで帰ります!!
さて、貼り替えから帰って来た42WLAのライニングを仕上げていきます。
旋盤で研磨してから組み付け状態にしていつもの手仕上げです。
インナーケーブルも新品にしてフロントブレーキは完了です。
フロント周りすべてのグリスニップルを付けて、グリスをさしながら、ダメなニップルは交換します。
写真無しですが、着磁に出していたマグネトーのローターが帰って来たので急遽これを組んで発送しました。
WLAに戻ります。
ライドコントロールもこんななので修理していきます。
こんな個所のスモールハーツもA.A.R.さんで在庫してくれているのでいつもながら助かっちゃいます。
この車両は長年の錆で各部のねじ山というねじ山を修正しなくてはなりません・・・
ロッドも曲がっているので修正します。
本日車検なのでこちらのULを。
エンジン・ミッションオイル交換と、車体整備リクエストなのでいつもどうり点検・整備。
ここのグリスアップまでで車検の時間なのでいったんお休み。
ペグ周りの修理で入庫のSHOVELを。
こちらは作業完了しました。
車検から帰って来たULを点検・整備の続き。
こちらも完了でお渡しOKです。
で、WLAに戻ってフロント周り完了です。
リヤへ移ります。
フロントよりも良いことを祈りつつ分解。
フロントよりもキテる感じです。
仕方ないすね・・
切り替えて明日からばっちり直していきます。
お疲れさまでした。
1/15/2017
どれをつかえば・・・
灯台下暗し・ピタゴラスの法則・コロンブスの卵・・・
この場合、何が当てはまるのかよく分かりませんが、私にとっては目からウロコだったお話を。
このブログでもよく出てくるバルブガイドをヘッドから抜いたらバルブガイド穴が荒れているというケース。
これによって引き起こされる良くないことは困ったことに一つではないので必ず改善してから次に進まなければなりません。
その修正方法ですが、フライスを使ってボーリングするのが一番ではありますが、それなりにリスクがあることと、手間がかかるのでコストの問題もあるので軽微な場合はリーマーでの手作業となるわけです。
施工した経験のある方なら分かってもらえるかもしれませんが、ここをリーマーで拡大していくのがものすごく難易度が高いのです。
いきなり大きく掘れてしまったり、刃が食い込んで縦キズが入ってしまい、元も子もなくなってしまったりetc・・・
新品の刃をいろんな手を使って少し殺してから使ったり、ガイドバーを使ったりと長年格闘してきましたが、ある時、発想の転換で、ほんの些細なコツを掴んでからはアジャスタブルリーマーできれいに仕上げることが出来るようになりました。
こんな感じでちょびっとづつですが、技術のレベルが上がったときは一人で感動してしまって晩酌の量も増えてしまいます。
いつかこれは自慢しようと思っていたんですが、今日作業したので書かせていただきました。
報告は先日のM35続きから。
洗浄まで終わって組み立てです。
この車両も前回のM-74Bと同じくスロットルレバーがチョッパー用のセットアップです。
このセットアップでスロットルシャフトを新品に交換した場合は組み立て前にチェックが必要です。
このブラケットからスロットルシャフトが飛び出しているとマズイので、必ず前もって確認・修正しておきましょう。
最後にガソリンを流しておいて。
ケーブルブロックをガタのないようにセットアップしてお渡し出来ました。
ありがとうございました。
業者さまご依頼のSHOVELヘッド作業です。
「そんなに急がないよ」と言われていたので昨年サンブラまででお休みしていましたが、そろそろマズそうなので・・・
まずはバルブガイドを抜きます。
冒頭のバルブガイド穴の真円修正をして新たにバルブガイドを製作・圧入・仕上げします。
突き出し値が許容値を大幅にオーバーしてしまっているのでシートリング製作・圧入・カットです。
バルブすり合わせ・ガイド内径仕上げ後ヘッド面研磨まで終わったので組み立て前の最終洗浄します。
オイル交換に来てくれた40ULさん。
スプリングチェックです。
自由帳がちょっと短いかな・・・という感じですが。
テンションはしっかりとあるのでこれを使います。
で、ロッカーに移ります。
突き出し値オーバーによってスプリングアッパーリテーナーが干渉していた痕がありますね。
分解・チェック・各部修正・洗浄。
キレイになりました。
シャフトがスムースに入らなければ両サイドの穴を修正しておきます。
サイドプレイ調整。
完成~~~
もう本日は間に合わないので明日(月)発送いたします。
お疲れさまでした。
この場合、何が当てはまるのかよく分かりませんが、私にとっては目からウロコだったお話を。
このブログでもよく出てくるバルブガイドをヘッドから抜いたらバルブガイド穴が荒れているというケース。
これによって引き起こされる良くないことは困ったことに一つではないので必ず改善してから次に進まなければなりません。
その修正方法ですが、フライスを使ってボーリングするのが一番ではありますが、それなりにリスクがあることと、手間がかかるのでコストの問題もあるので軽微な場合はリーマーでの手作業となるわけです。
施工した経験のある方なら分かってもらえるかもしれませんが、ここをリーマーで拡大していくのがものすごく難易度が高いのです。
いきなり大きく掘れてしまったり、刃が食い込んで縦キズが入ってしまい、元も子もなくなってしまったりetc・・・
新品の刃をいろんな手を使って少し殺してから使ったり、ガイドバーを使ったりと長年格闘してきましたが、ある時、発想の転換で、ほんの些細なコツを掴んでからはアジャスタブルリーマーできれいに仕上げることが出来るようになりました。
こんな感じでちょびっとづつですが、技術のレベルが上がったときは一人で感動してしまって晩酌の量も増えてしまいます。
いつかこれは自慢しようと思っていたんですが、今日作業したので書かせていただきました。
報告は先日のM35続きから。
洗浄まで終わって組み立てです。
この車両も前回のM-74Bと同じくスロットルレバーがチョッパー用のセットアップです。
このセットアップでスロットルシャフトを新品に交換した場合は組み立て前にチェックが必要です。
このブラケットからスロットルシャフトが飛び出しているとマズイので、必ず前もって確認・修正しておきましょう。
最後にガソリンを流しておいて。
ケーブルブロックをガタのないようにセットアップしてお渡し出来ました。
ありがとうございました。
業者さまご依頼のSHOVELヘッド作業です。
「そんなに急がないよ」と言われていたので昨年サンブラまででお休みしていましたが、そろそろマズそうなので・・・
まずはバルブガイドを抜きます。
冒頭のバルブガイド穴の真円修正をして新たにバルブガイドを製作・圧入・仕上げします。
突き出し値が許容値を大幅にオーバーしてしまっているのでシートリング製作・圧入・カットです。
バルブすり合わせ・ガイド内径仕上げ後ヘッド面研磨まで終わったので組み立て前の最終洗浄します。
オイル交換に来てくれた40ULさん。
スプリングチェックです。
自由帳がちょっと短いかな・・・という感じですが。
テンションはしっかりとあるのでこれを使います。
で、ロッカーに移ります。
突き出し値オーバーによってスプリングアッパーリテーナーが干渉していた痕がありますね。
分解・チェック・各部修正・洗浄。
キレイになりました。
シャフトがスムースに入らなければ両サイドの穴を修正しておきます。
サイドプレイ調整。
完成~~~
もう本日は間に合わないので明日(月)発送いたします。
お疲れさまでした。
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