1/29/2014

行きます!

 なんと珍しく予定どうり事が進んで昨日確定申告の提出まで終わったので、年度末の厄介ごとも無くなって、作業に集中できそうです。

 今日から気合で行きます!!

  まずは業者さまからのM-74Bを。

 今まで書いていなかった事をできるだけ載せていけるとイイんですが・・・
洗浄は終わらせてくれてあるので、リコイル・TOインマニ面研磨・フロートボウル上下面研磨・スロットルシャフト+ブッシュ・スロットルディスクなどなど終わらせます。
いつも言っているガスバルブニードル・シートは下の金属製へ交換なんですが、フロートレバーピンが上のようになってしまうとフロートのガタが抑えられないので下の物へ交換します。 もちろんNEWピンと使用するフロートレバーとのガタを取っておくのを忘れずに。
ドリルプラグが正規の物ではなく、手前の物が付いてます。
 見た目の問題ではなく、これではドリルプラグとしての役目を果たせないので上の正しい物へ交換します。
  あとはいつもの作業を施してガソリンを流してオーバーフローチェックのため、このまま置いておきます。
  さて明るいうちに、行けていなかった42FLのテストランへ出発します。
 マグにしたので点火系と、問題だったリクエストのRブレーキが効くようになったのか?? 楽しみなトコロです。
  色んな制約の中での追加工でしたが、バッチリ~~
 足首の動きだけで簡単にリヤタイヤがロックするくらいです。
  あとはリクエストのRO'sオイルに交換したらオーナーさまへご連絡。
  待っていたガイド材が入荷したので46FLのバルブガイド(1本)を製作して、先に作っておいた3本も合わせてヘッドへ打ち込みます。

 そうしたらバルブガイド内径をバルブステムへ合わせて仕上げていくのですが・・・
  キブルホワイト製のBDバルブ、これ以上は無いってくらい気に入っているのですが、キズ?バリ?が結構あります。 これは組み手の仕事なので、よ~~く見て対策しておきましょう。
  バルブ周りは終了です。
同じく46FLくんのシリンダーをボーリングに備えておきます。
 これで、ボーリング屋さんから帰って来るまでの間に車体を進めておけば、完成が近いです。 ←←と、願いたいです・・・


 本日の作業はこの辺で。




                           お疲れ様でした。

1/27/2014

あたたかいです。

 昨日のブログを見て、メールなどたくさんいただき、感謝いたします。
 今のところ私は発症していないのでご心配なく。  子供たちも、しっかり母さんが予防接種を受けてくれていたおかげで一日で熱も下がり、ケロッとしているらしくてホッとしています。

 ウッカリ父さんは当然予防接種など受けていないのですが大丈夫!! 私には、しっかり者の仲間がいるので
朝一でこの差し入れとともに遊びに来てくれました。

 アレ?? でもインフルって風邪じゃあないからジンジャーは関係ないような気が・・・  サスガ似た者同士のウッカリ仲間です。

 でもしっかり頂いて元気になった気がしやす! ありがとね~~




 今日は提出用の書類が国税庁から届きやがったので先週の続き、確定申告の書類制作でグッタリですが、無事に完了したので明日、叩き付けて来ればオシマイで晴れて2月から月曜日が自由に使えるのでオ~~ルOKざんす。

最後に本日入荷のパーツを検品して片付けてから45ULくんで帰ります。

 今のうちから一人に慣れておかなくてはいけないのでこんな事も月曜日のお仕事なのです・・・慣れるのかな??





                         お疲れ様でした。

1/26/2014

いんふる

 現在慣らし中の45ULのバディーシートを見逃さず、我が家のチビたちがツーリングのおねだりをしてくるので、今度の休みの日、寒くなかったら行こうか!!と決めていました。  さらに、最近行っていなかったのですが、お休みの土曜日午前中は、ほぼ毎週行っていた近所のプールにも行きたいなどとヌカしてやがるので、それは午前中に行って、昼飯食べたらツ~リングがてらギョーザの材料を買いに行って、夕方からギョーザ作り!!   と、もりだくさんのプランで迎えた昨日のお休みですが、長男がまさかのインフル発症でダウン・・・

 急きょ予定変更で家族全員マスクで防御しながらの休日となり、仮面ライダーのDVDづくし・・・
 念のため何度も長女の熱を測ったんですが、平熱のままだったので、ツ~リング+ギョ~ザは強行したものの、今日から長女が39°越えとのメールが・・・

 もしやお父さんのせい??ゴメ~~ン!!と叫びつつ、私に伝染ってないか心配デス・・・

 今のところ平気そうなので作業行きます。

60FLのM-74Bをオーバーホールしていきます。
 お客さまが用意してお持ち込みされた物なんですが、ヒドイヒドイ個体でした。
  これは毎度おなじみのキャブボディーボーリング+スロットルシャフトブッシュ+NEWスロットルシャフトから。
  でもってオーバーサイズスロットルディスクでパ~~ペキです。

 ベンチュリをセットして置いておきます。
  付いていたフロートボウル(奥)がクラック有りのため、急きょ用意した純正フロートボウル(手前)に交換です。

 パーツ屋さんにはいつも感謝感謝です。
  フロートレバーもこんなになってたら使っちゃダメです。
  付いていたメインジェットも#19よりも全然小さい物(多分#1)が付いていたので新品に交換なのですが、これもきちんと#19の大きさに修正してから使います。
  あまり紹介される機会のないニードルバルブレバー、このコンディションも非常に重要です。  ロースピード(アイドル)ニードルを回転させたときに、カリカリと音を立てて1ノッチずつ確かな手応えとともに作動せず・・・なんて状態だと、乗るたびに濃すぎたり、薄すぎたり、または好調だったり・・・といつまでたってもセッティングが安定しない呪いのキャブとなってしまうので、しっかり修理しておきましょう。
  めったに交換することのないハイスピードニードル(右)もダメダメなので新品(左)に交換します。
どうにかここまでこぎつけて、ガソリンを流してフローチェック。
  ・・・の間に残りのパーツをセットアップしておいて完成です。

 皆さま、リンカートを大事に使って下さいませ。
  続いて業者さまからのM-74Bを。
各部チェックしながら全バラくん。
 コチラは打って変わって状態がよく、あまりお金はかからなそうで一安心です。

 最近またまたキャブ屋さん状態のRUMBLE・・こうなるとキャブ作業が次々とってな流れになる事が多いのでそうなりませんようにとお願いして帰ります。




                           お疲れ様でした。

1/23/2014

カレー

 歳を重ねるごとにいろいろ弱くなっている事を痛感させられ、悲しいかぎりなのですが、特に寒さには弱くなりました・・・
 ほんの数年前だったら夜中帰るときにバイクのシートが凍っていても、手を洗う時に凍っていて水が出なくてもお構いなしでバイクで帰ったものですが、最近はついつい車で帰ってしまっています。

 昨年末から今年にかけても車で帰る事が多かったのですが、45ULを一日でも早く納車してあげたいので、実走行へ入ってから今日まで毎日バイク通勤しています。  長年バイク漬けだったもので慣れてしまえばどうってことないんですね・・ 明らかに指先は弱くなっていますが、やっぱり毎日ハーレーに乗っていると心身ともに調子良いです。

 5年後も同じような事を言っていられるように頑張ろうっと!!


 本日の作業です。

  車検+作業依頼で入庫の42FLから行きます。

 まずはリクエストのマグネトー取り付けを。
  オーナさま曰く、現状で不満なく好調との事なので点火時期など確認してから旧デスビを外します。
  マグはお持ち込みの物を使うのですが、過去に私がOHした物らしいので大がかりなOHはせずにこのまま行きますが、付いていた右のモーリス製ベースシャフトでは、せっかくの状態の良いナックルケースを削らなくてはいけないので在庫していたJoe-Hunt製ベースシャフトを使います(持ってて良かった)
  まずは仮組して本当にイケるか確認→んん~OKそうですね。
 カットアウトも大丈夫そうで一安心。
 理想の点火位置がこの位置で出るようになる場所が必ずあるので根気よく何度もトライします。
  これはナックルだから成せる事で、PANのように、プッシュロッドの傾斜角が大きくなると4番プッシュロッドが邪魔をしてこうはイカのなんたらです。
  さて、イケる事が分かったので点検します。  中に随分オイルが入っています。
  分かりづらいですがポイント周辺にもオイルがベットリで、これでは何百発蹴ってもエンジン掛かりません状態・・・
  それもそのはず、トップカバーがこんな状態では仕方ないですね、 PANに取り付けるとヘッドとEXの熱でプラッチックのカバーだとこうなる事が多いです(取り付け方にもよりますが)
 しかもオイル漏れが多い車両だとなおさらトラブルの原因になります。
  石みたいに奥で固まっているロックタイトを砕いて全て除去してねじ山修正しておきます。
  いよいよ本組みで、誰も傷つけないこの位置にセットできました。 始動チェックもキック一発始動でバッチリなので明日の車検を予約しておきました。
 グリップ・シートが白いので、勝手にプラグコードも白にしてしまいましたが、いいですよね??
  取り説には、そのカワイイ絵とは裏腹にリレーマウントカットと恐ろしい事が書かれてます・・・
  こんなにアホみたいな量のマグパーツ在庫してたり・・
  マグ用の工具も揃えてあるのでマグ作業、ご相談ください。
  一息ついたので60FL、パンカバースクリューを増し締めして車体へエンジン載せておきます。
  さて、42FLくん、Rブレーキが全く効かないとの事・・・
 自作のペグ周りが原因ですね、ペダルの作動角を最終地点であるドラムのブレーキアームでは減らして力に変えなくてはならないので、これではブレーキタッチはカチッとしていても、ものすごい力が必要となってしまいます。 理科で習った滑車の原理を思い出せば分かりやすいかと・・・
  ちょっと大がかりになりそうなので車検後に置いておいて、46FLを進めておきます。
  ミッションOHはせず、というリクエストなのでこのままいきます。

 ですが、一応スタットのねじ山は修正しておきます。
  スプロケットを外してみたら、いかにも漏れそうな雰囲気なのでメインドライブ周りのシールを交換しておきます。
  なんじゃ?このシム・・・
 まぁ、細かい事は気にせず、今回はシール交換だけにしましょう。
こんなところで本日の作業はオシマイです。

 今日もULくんで帰ります~~







                             お疲れ様でした。

1/22/2014

少しずつですが

 最近またまた作業依頼の電話やメールが多く、一体ナゼなのか不思議に思っています。
 新規の方に関しては、一般の方・業者さま問わずお断りさせて頂いているので毎回心苦しいです。  ですが、そろそろお受けして行こうと思います。
 もちろん、作業の内容や、納期などご相談の上なので、今まで同様お断りする作業もありますが、頭ごなしに「全てお受けしません」 という現状はあまり良くないという事で、少しずつ受け付けられるよう努力していきますのでよろしくお願いします。

 では本日の作業です。

  まずは60FL、お持ち込みのアルミパンカバー取り付けリクエストなのでパンカバーを外して、スクリュー穴がイカレているのでリコイルしておきます。
  写真では伝わりにくいですが、かなりキタナイのと、塗られているガスケット?ボンド?がガンコで手強そうですがこれと格闘です。
  半日がかりで綺麗になりました。
  組み付け面のコンディションもあまり良くないので板金修正したらフェルトを貼って置いておきます。
  乾くまでの間に、業者さまからのM-74Bをオーバーホールしていきます。
  キャブボディーボーリング・Toマニ面研磨の次はNEWスロットルシャフト(しっかりバリ取りしましょう)に合わせてスロットルシャフトブッシュを入れ替えてリーマー仕上げしておきます。
  オーバーサイズスロットルディスクでバッチリです。
 ボディー作業は終了したのでベンチュリをセットして置いておきます。
  続いてフロートグループを。
  ガスバルブニードルはこのゴムタイプは×なので交換します。
 フロートスクリューもへんてこな物が付いていたのでこれも交換します。
 フロートレバー・ピンのガタを修正して油面調整してフロートグループは終了です。
  たとえ#19の正しいジェットが付いていても必ず疑ってかかります。 ゲージで計測しておけば確実です。
 その他、各ニードルも長さなど計測してから組みましょう。
  最後にガソリンを流して1時間以上放置して合格だったので発送します。
 RUMBLEでオーバーホールされたリンカートを使用する場合はエンジンスタート時のチョーク全閉でのガソリンを吸わせる空キックは1~2回で充分ですので吸わせすぎにご注意ください。
  ロッカースタットナットを増し締めしてから先程のパンカバーを組み付けておきます。
  少し中途半端な時間なので単体で作業依頼の49キックカバー修理の作戦を。

 恐ろしく固着していたフィラープラグをまずは取っておきます→ねじ山は状態が良くて一安心ですが・・・
ワオ~~ショッキング!!なくらいクラックが・・・
 まずは慎重にブッシュを抜いてど~しようか考えます。


 本日の作業はこの辺で。






                             お疲れ様でした。