この仕事をながいことやってきましたが、こういったロングのスプリンガーをまじまじと見るのは初めてな気がします。
これだけ長い鉄の無垢棒なので当然なんでしょうが、ロッカーをクイクイやっただけでこんなにたわむもんなんですね~
乗ってしまえば慣れてしまうと思いますけど、私は遠慮しときたいです・・・
それゆえセットアップはいつも以上に気を使わないと大惨事に繋がりかねませんのでしっかりやっていきます。
あった方がいいっしょ?とお客さまから交換リクエストで渡されたミニドラムハブのホイールへ換装していきます。
念のためにステムヘッドのチェックをしてみたらガッタガタでした。 増し締めすればいい話なんですが、そこは冒頭のとうり、しっかりやらないといけないので分解します。
レースもボコボコなのでベアリングとセットで交換します。
なんとステムシャフトもカタカタと動いてしまっているので修理します。
三つ又にあたる部分にシャフトを留めるためと思われるスクリューがあるのですが、そのまま増し締めではなく、分解して状態を把握しないと。
☝のスクリューを外して、穴をよ~~く洗浄して覗いてみたらプラグスクリューがありました。 このスクリューだけでは心もとないので、補強の対策もしておきます。
なにせ経験不足なので知識が乏しいのですが、みんなこんなもんなんですかね? トップブリッジをベアリングへ載せてステムナットを締めこむわけですが、そうするとベアリングへのテンションが調整できません。 ホイールのようにディスタンスカラーを入れるか、トップブリッジ単体をステムナットに関係なく固定できるようにするか作戦を練ります。
ここで日曜日の早朝にお渡しが決まっている78FLHさんが最後のリクエストでボードエクステンション取り付けを。
土曜日は定休日なので大急ぎでやらないと時間がアリマセン!!
そのままではどうやっても取り付けできないので間に合うかな??と不安になりながら追加工追加工で無事につきました。
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