11/09/2021

ゆうづう

  奥さんの車を車検へお願いしたら代車を出してくれたんですが、たぶん現行車ですよねあの車・・もうますます人の手が入る余地がないというか融通が効かないというか・・

 オートライトとか、もうそれじゃついてる意味ないじゃん!!って機構のパーキングブレーキとかね、なんも考えず乗ってるだけならあらゆるサポートで快適この上ないんでしょうけど、ど~なんでしょうかねぇ~  別に新しいものを頑なに認めず批判して古くて不便な物にしがみついて苦労話して悦に浸ってるってわけじゃあないと自分では思っているんですが、どうなっていくんでしょうかね?オートバイも含めて・・・ センサーだらけで半導体がなかったら立往生ですもんね・・数百万円のヤ~ツも数千万円のも・・・


 ま、ジジイの与太話は放っておいてお仕事です。
 少し前に届いていた業者さまからのお仕事ロータリートップミッションを。





 まずは分解していきながらざっくりとチェックも。
 スローアウトが完全崩壊一歩手前です💧 たぶんクラッチの切れが悪かったんではないかと・・





 バラせるところは全て分解してバランバランです。
 誤解を承知で書きますがロータリートップは正直失敗と言えますよね、数年後のEVO5速からはラチェットトップの機構に戻してますし、スポーツ系のトランスミッションがもうひとつなのもいくつかある問題点の中のここが原因のひとつだと思います。


 事前に伺っていた不具合のうちのひとつ、ミッションからの異音があったのですが、ここがクサイんでは・・と思われます。





 シールまで段減りするくらいのストレスがかかっていたようです。






 スタッド類は抜く前にねじ山修正してから







 キックカバーのスタッドも同様に。







 なにもスタッドを全て抜かなくてもOHできるじゃん!というご意見もあると思いますが、抜くことによってこのような発見も組み立て時にニュルっとなる前に発見できますから。





 カウンターシャフトブッシュも抜きます。
 どうもフルOHされてからそれほど経っていないように感じます。





 ここでガッチリ洗浄します。
 ☝で書いたOHされたときに交換したであろうパーツが豪華にANDREWSをふんだんに使われているのでパーツ代はさほど掛からなそうですよ。




 シャフトも新しめのANDREWSなので曲がりも大きな段減りもないので再使用します。
 まずはメインドライブブッシュを入れ替え・仕上げ。





 完了。
 ルーズローラーモデルではないのでブッシングとシャフトのクリアランスには気をつかいます。





 スタータークラッチギヤブッシュも。







 OKです。
 オイル呼び込みの追加工、スタータークランクギヤを痛めないようにするための追加工も。



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