なにもそこまで・・と思うくらいライバル企業同士で逆々の事をしていた事例はインディアンとハーレーダビッドソンが分かりやすいと思いますが、フランダースとヘリングスの違いもそういった理由からなのでしょうか?
今回作業するのはヘリングスのHY1というモデル。
ヘリングスはほとんどのモデルでこの機構のタイプをチョイスしていますよね。 これは別の機構をチョイスしているフランダースに対抗しての事なんでしょうか??
それはさておき、この49年からごく短期間純正採用された機構はあまりよくないです・・
一度出したものはそうそう引っ込めないハーレーですが、数年で48年までの機構の物を改良したタイプへモデルチェンジして54年から最後のインナースロットルモデルである前期ショベルまで採用し続け、のちにパーツメーカーが独自にリリースしているインナースロットルキットたちもその54年以降の機構をベースにしていますから製造コストなどの事情もあったのかもしれませんが、この49年から採用された機構は問題ありと書いてしまっても問題ないかと・・・
回転運動を往復運動に変えるために、スロットルスパイラルが必要なのですが、文字どうりスパイラル(螺旋)がスロットル内部に切られています。 ここが49UPの場合、袋小路になっていてコンディションが目視できにくく、修正するのも非常に困難なんです。
というわけでストレスなく使えるようにするにはあれこれ手間が掛かる場合があります。
そりゃもうドツボにはまる事だって少なくないです。
作動幅いっぱいに全閉~全開ともカツンカツンと音がするまで引っ掛かりなく動くようにします。
スパーク側よりも妥協できないスロットル側はより完璧に。
内部へのバリがゴイス~ですね、こんな穴へ配線を入れていく勇気は持ち合わせていませんのでハンドル内部もキレイにしておきます。
んんん~~~コントロールコイルもばっちり入らず・・
事前にチェックしておいてラッキ~~♡ と思えばぜんぜんへっちゃらです。
各スイッチ類・配線もセットして完了いたしました。
車体側の用意をしていきます。
どうですか? 内容はオーナーさまだけが分かっていれば良いです。
10/09/2018
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