10/10/2018

りすく

 昨夜は久しぶりに帰宅途中、車両トラブルで大変でした。
 普段から診させていただいて把握できている車両でさえ突然のコイルパンクなどの可能性もあるわけで100%完璧ということは残念ながら無いですよね。
 さらにRUMBLEで作業するのは初めてで、1~2か所の不調個所の改善依頼で入庫したガレージビルドのチョッパーなども当然乗る機会もあり、そうなるとどこにどんなリスクが潜んでいるか分かりません。 どんなに優れたメカニックでも限られた時間と工賃の範囲で行う点検では全ての危険個所を発見するのは不可能だと思いますので優れていない私ごときではなおさらです・・
 今さらかよ・・と呆れられそうですが、もう一度そのあたりのリスクは再考しておかないといけないと思います。

  ↑の話とこの車両は関係ないですよ。
 車検+ちょこっとでSHOVELが入庫です。 遠いところお疲れさまです。
  こちらも↑の話とはもちろん無縁です!!の46ELさんは順調に距離を重ねております。
  ちょこちょこ調整・整備・オイル交換などしながら。
 もう少し慣らし走行を重ねたいのでまだお渡しは出来ませんが、ヘルメットを持って来てくだされば乗っていただける状況です。
  さて、車検の準備の前にちょこっとの方を。
 自分でクラッチ交換してからいまひとつ・・というとても多い事案です。
 まずは切れなさ加減を確認して、見当をつけてから分解。
  組み方などにまったく問題ありませんでしたよ。
 99,99%ミッションオイルの入れすぎが犯人です。
  やっぱり。
 ドレンからダラダラと抜くよりも、フィラー部から抜いてあげればクリーンに作業できますし、正確に抜いた量も把握できて良いことづくめ♡ 入れすぎって事は入っているオイルは新しいわけですのでムダにしたくないですからね。
 
  こうなるとほぼ100%ハブナット内部にオイルが溜まっているので洗浄してシール交換します。
  洗浄したクラッチプレートを組み付けてクルクルくんになりました。 あとはみんな大好きツ~スロ~トのセッティングを依頼されていますがそれは車検取得後となるので車検の準備。
  こちらは車検から帰って来たSHOVEL
 かれこれ20年以上の付き合いとなる地元の友人の車両なので辛口で。
  キャブと点火がどうしても・・・との事なので点火から。
  分解前に現状把握。 ポイントなどパーツのコンディションはほぼ新品のようで、問題ありません。
 ギャップはちょっと広すぎですよ。
  フライホイールのタイミングマークを出して現状セットされている点火時期を確認。  だいぶ早すぎてます。
 ここまで確認出来たら分解して奥にいるガバナーの状態も見ておきましょう。
  これも新品ぽいです。 しかも良い物がついてます。
 良い状態を長く維持するために分解してグリスアップして組んでおきました。
正規の点火時期にセットして完了です。
 あとは実走行でキャブと合わせてセッティングを詰めていきます。

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