テレビをつけている事が大嫌いな私のせいで我が家の子供たちはDVDをよくみています(それもあんまり良くないんでしょうけど)
成長と共に選ぶDVDも変化しているようで、最近は「スポンジボブ」っていうのにハマッているご様子・・・私は主人公の事をずうっとチーズだと思っていて、娘に8回くらいスパルタ訂正されてようやくスポンジだって事を学習しました。
全く無関心ながら横目で見ていたら何気に楽しくて最近は付き合うのが苦痛どころか、一緒に見ている始末。 娘にはしばらくスポンジ一本で行っていただきたいとお願いしたいもんです。 プリキュアとかはさすがにしんどかったので・・・
今日も作業していきます。
業者さまからの51ELノーマッチングケースの作業です。 昔は断っていましたが最近はまともな純正クランクケースなんて入手困難ですから、この手の再生作業もなるべくお受けしています。
シリンダーデッキ面研磨・ケース合わせ面研磨・エンジンマウント部面合わせを終わらせます。
ライト・レフトレースラッピングまで終了して依頼主さまに確認したい事があるのですが、やっとお日様が出てきた頃なので、おフランス帰りのあの人にはまだ電話する訳にもいかず、一旦お休みです。
同時進行でこれまた業者さまからの56FLノーマッチングケースを進めます。
ここまでのオーバーサイズレースはイースタンにしかラインナップされていないので頼りになります。 このレースに合わせてライトケースを研磨します。
続いて初めて見るカムカバー。
ニードルベアリングをブッシュ仕様へのリクエストなのでベアリングを抜いてブッシュを製作しましょう。
出来上がったブッシングを圧入してオイル穴など加工しておきます。
ケース側のブッシングも特殊なサイズだったのでこちらも製作なのですが、51ELさまと連絡が取れたので一休みです。
画像でお分かりのとうり、両サイド高年式ピニオン側フライホイール二枚で、おまけに薄く研磨されてクランクかなりな事になってますがこのままの仕様で行きます。
まずは分解です。
嫌な予感がするのでまずはビックエンドのサイズをチェック→ロッドレース入れ替え無しでOKそうでひと安心。
バラバラとなったので、ひたすら計測していきます。
ビックエンドサイドスラストを計測して使用するクランクピン・フライホイールワッシャーを選定していきます。
ローラー径×2+クランクピン径 を算出してラッピングしろを計測します。
ローラーがアメリカ中から絶滅しつつあり、危機的状況です。
それは忘れてラッピングです。
ラッピングも終了したのでメチャメチャだった各部のスラストワッシャーを正規の物へ交換していきます。
リクエストされていたカムブッシングを入れ替えて。
ラインリーマー加工をして終了です~
明日徹底洗浄してから組み立てます!!
本日の作業はこの辺で。
お疲れ様でした。