8/21/2011

回復みたいです

 しばらくブロガーのトラブルだったようで(僕だけではないと思います)ブログが書けなかったのですが、いつの間にやら回復していたので久しぶりに書いていきます。

 私はといえば、2日間も盆休みをいただき、充電完了です。 お天気も良くなかった事もあり、休みの間一度もバイクに乗らずにずうっと家族と過ごすことができてしあわせな時間でした。

 今日からまた切り替えて作業作業です。

 キックが降りず!で入庫のSONNYくん49EL、原因究明でここまで来てしまいました。

 ここで前置きしておきますが、SONNYくんの車両は、ヘッドまわり+外装のカスタムしか当店ではしていません。 シリンダーから下は別のお店で作業された物ですので誤解の無いようにお願いします。
 ピストンピンクリップ脱落によってブリーザー部、激しくキズがついてしまってます。  この状態でもまだクランキング出来ません。  犯人はどこにいるのやら・・・
 アリャリャ・・クランクピンナットが外れる寸前で、フライホイールが動いてしまってます。  数ヶ月前にも同じ症状のパンヘッドがあったので嫌な予感がしつつ、クランクケースのダメージを見ていきます。
 ヒドイです。
 でも救いなのはクランクケースにはクラックが見当たらない事ですね。
 ライトサイドのレースに至っては、異常熱過によって青く変色して放射状にクラックが入っています。
 恐らくレースは動いてしまっていたのでしょう。 あっさり抜けました。  あと一歩どころか、あと半歩で修理不可能となってしまうところでした。  完全に人災です!!

 悲しいやら腹立たしいやら・・・
 緩んでしまっていた方のフライホイールのクランクピン部のテーパーをチェックしてからHIDEくんに洗浄を頼みます。
 洗浄を待つ間に車体周りをしっかり洗浄して、メインドライブシールを交換しておきます。
 まだ洗浄中なので57XLのバルブガイド製作・打ち換えをしていきます。
 真円修正を済ませたヘッドの穴に合わせてガイドを製作して打ち込みます。
 ボチボチ洗浄が終わってきたパーツ類を順にチェックしていきます。 いくらエアブローしてもサンドブラストの砂が各部から出てくる始末・・・もっと早くに気付いて開けさせてもらえば良かったです。
 必要なパーツをひととうりピックアップして、タペットガイドをオーバサイズのタペットに合わせてボーリングしておきます。
 同時に進めている57XLも必要なパーツをピックしていきます。 まずはトランスのパーツを。
 メイン+カウンターシャフトともに曲がっておりNGです。
 雨なので実走行おあずけですが、エンジン掛けられる状態となった45WL、エンジンをかけて、おおまかにキャブレターのセッティングをしておいて実走行に備えましょう。


 こんなところで本日の作業はオシマイです。

 Jet-Runまでに間に合うかとバラした49ELがあんなだったり、今日もほぼ全焼の50FLが入ってきたりでまだまだいそがしそうです。

                          お疲れ様でした。

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