3/21/2013

ありがとうございます

 今日はアホ話でも書いてから作業へ・・・なんて考えていて、くっだらない話を用意していたんですが、ビックリなお返しが届いて、あまりの嬉しさに予定変更です。

郷田さんからシフタードラムカムのお礼にと、イカすグリップを頂いてしまいました・・・私も一昨年くらいに制作しようと動いていたのですが諸事情で断念した物と全く同じで涙ものです!!

 ありがとうございます。 私のスタージスくんにつけさせていただきます。
  本日の作業です。
 まずは明日納車の76XL、ナンバーも届いて実走行チェックができるので点火などなど見ていきましょう。
  個人売買で購入された物なので、現状の点火時期をバラす前に確認してこの車両特有のクセなどの有無を把握しておきます。

 フムフム・・だいぶ遅めです。
  いや~~バラして良かった、なべちゃんお手柄です。 ガバナーがどエライ事になってます。 ガバナーに限らず、ニードルベアリングはどこへ使っても良い事がありません。
  点火がこれではタペットも・・という事でタペットも調整してHIDEくんの出勤を待ちます。
  それまで、今日組み立てるS&S-SHOVELの用意をしておきます。
  さていよいよ出発!! これに乗って「消費税の申告+納税」へテストを兼ねて行って来ます~~

 税金は納得いきませんが76XLはバッチリくんなので明日納車できそうです。
  ここからペースアップでS&S-SHOVELを。
 バランシングは前もって済ませてあるので、まずはクランク組み立て・芯出しです。
  そうしたらケースへ納めて・・・
  毎回しつこいですが、それくらい重要なオイルポンプの芯出しを忘れずに。
  仕上げにピンブッシュとデッキ面の水平チェックまで終われば腰下完成です~~
こちらのお客さまはお待たせしてしまっているので気合いでエンジン完成です~~さすがにチョット疲れました・・・
 明日、増し締めしたら先日組み上げたミッションと合わせて車体へ積み込みます。 後はカスタムを残すのみですので最終打ち合わせができればと思います。

 本日の作業はこの辺で


                          お疲れ様でした。

3/19/2013

ずびずび

 昨日が信じられないくらい今日はポカポカと穏やかに晴れましたね。

 ところが鼻からはボタボタと鼻水が止まらず、作業中のミッションにたれてしまう有様で・・・ちゃんと拭きましたよ、しっかりと。  くしゃみと鼻水さえ我慢すれば作業にはもってこいの季節なので気合いを入れ直して作業行きまっす!!

  オートアドバンスから手動へ交換リクエストの50FL、OHしたデスビを組み付けて、あとはHIDEくんに任せるハンドルバー制作のみにしておきます。
  続いてエンジン組み終わったEVOスポーツ、どんどん組んでいくのですが、EXステー他あちこちいいかげんで手直ししながらなので大変でした・・・
  さて、初期馴らしには暖かすぎるほどのお天気ですが出発~~
 ひとまず30kmほど走って来て問題無し。

 今夜から通勤で距離を稼ぎます。
  いよいよ怒られそうなくらいお休みしていたS&S-SHOVELのミッションを組んでいきます。
 先日も4速TMを載せたばかりなので写真無しで一気にいきます。
  ひとまずここまで行きました。  これは書いた事ないですが、ベアリングロックプレートは大概歪んでいるので必ず修正しておきましょう。
  シフターフォークのサイドスラスト合わせをしていきます。
  フォークも少しでも歪んでいたら迷わず新品に交換します。
  見過ごしがちですがシャフトとフォークブッシュのガタにも要注意です。
  この車両はジョッキーになるので重要なシフターシャフト・ポウルキャリヤーブッシュも打ち替え・仕上げしておきます。
完成しなくて悔しいですが本日の作業はここまでです。








                           お疲れ様でした。

3/17/2013

あこがれの人


 寝ても覚めても作業と勉強に明け暮れて、踏み込めば踏み込むほどリペアという仕事の奥の深さを思い知ると同時に自分の未熟さかげんに打ちのめされていたあの頃・・・ 私がアーリーライダースで修業させてもらっていた時にお会いした郷田さん。
 チャラチャラしたハーレー屋のあんちゃんだった頃の私はその存在すら知らなかったのですが、師匠である山崎さんから郷田さんの事を聞いたり、色々な人からも噂を聞いて、機会は少ないですが実際にお会いして話しているうちに、こんな人になりたいと思うようになったのです。

 郷田さんが再びMC-GODAとして独立されたとき、すでにRUMBLEを立ち上げていましたが、修業させて欲しいと真剣に考えた事もありました。  しかし、大事なのは師匠ではなく、自分自身だという事を何となく分かり始めていた時期でもあったので、MC-GODAの門を叩く事はありませんでしたが、少しでも郷田さんに近づきたくて白ツナギを着るようになったのを思い出します(つくづく浅はかです・・)

 ほんの数年前くらいからではありますが、自分の作業に根拠のある自信が持てるようになり、誰かから得た答えでは成長は無く、どんなに回り道でも自分の頭で答えを探さなくては前へ進めないという考えになってからは何かを貰うための師を求める事が無くなったので作業着も作業方法もあの頃とは随分変わりましたが、山崎さんと郷田さんを尊敬する気持ちは無くなるどころか、歳を重ねるほど大きくなっています。

 なぜこんな事を書いたのかというと、今日郷田さんから電話を頂いて、色んな事を思い出してしまい、ついつい長々と書いてしまいました、すみません。

 本日の作業いきます。

  EVOスポーツのバルブスプリングテンションチェック・ステムシール打ち・セット長合わせ・組み立てなどなど進めていきます。
  続いてピストンチェック・リングギャップチェック+調整・面取りをしていきます。
  エンジン掛けられる時間帯になってきたので38W、有圧扇を当てて初期馴らし。
 本日合計6時間程かけたのでいつでも実走行へ入れます。
  今日はお昼前から来客続きでした。

 41Gさん
  48FLさん。

 この二人が揃うと「シー下」思い出しちゃいます・・・






39Eさん。

  42FLさん。

 みなさまありがとうございます~~
  ここで郷田さんからお電話が。 お探しのパーツがとの事なのでもちろん協力させて頂きます!!
 このシフタードラム、リプロも無いので貴重ですからね。

 短い時間でしたがお話ができて嬉しかったです。 また気合いが入り直しました。
  という訳で後回しにして逃げていたのでお待たせしてしまっていた業者さまからのSHOVELレフトケースを終わらせておきました。 通常はお断りするレースが動いてしまったトラブルなんですが、お互い信頼している関係でお受けしました。 同じ症状のボンネケースもこれを機に着手しますのでもう少しお待ち下さい。
  EVOスポーツへ戻ってピンブッシュを打ち替えて、水平チェックが終わったら一気に組み立てます。
  ここまで行ったら焦らず今夜一晩寝かしておきます。
明日増し締め後に載せるロッカー周りを組み立てておいて本日の作業はオシマイです。

 何十年かかるかわかりませんが、お二方のようになれるまで一層精進いたします!!




                           お疲れ様でした。

3/14/2013

じんとく

 RUMBLEで長期停滞してしまっていたカブくんですが、ようやく私の担当部分の作業が終了しました。 マッハで作業して私にバトンタッチしてくれた皆さま、大変ご迷惑をお掛けしました・・・

  ファントムゲート→ACEモーターサイクルと、何とも豪華なリレーで来たものの、RUMBLEでバトンを落として大幅に遅れをとっていましたが、まずはミラー。
  ステアリングダンパー。
シートマウント全て終了で、本日シート制作担当のアトリエチェリーにカブくん届けておきました!!
 全員仕事だったら絶対に断るはずなのに岸さんの喜ぶ顔が見たいって理由だけで引き受けちゃうんだもんな~~ やっぱり人徳ですね。
  さてさて、組み上がった38W、最終増し締めが終わったら車体へ積み込みしていきます。
  いろいろと注意点がありますが今日は割愛でスミマセン。
  キャブレターも分解洗浄しておきます。
 ディスクなどあちこち気になりますが、ゆくゆく1・1/4キャブに交換をお勧めするのでオーバーホールはしないでおきます。
  クラッチギヤまわりのシールを交換します。 ビックツインのようにガンガン叩いて入れてはイケマセン!! 大変な事になります。  付いていた3連チェーン用のクラッチシェルも修理不能な状態だったのでNOSのシェルへ交換しておきます。
  スプロケット・クラッチギヤナットともロックタブを忘れずにセットしたらRUMBLEで特注しているDID製2連チェーンに交換して、クラッチプレートの状態も良くないので交換しておきました。 深刻な品質低下のバーネットは使わず、純正タイプを使います。
  スプリングもオーバークオリティーすぎるので交換しておきます。 ただでさえ弱いスローアウトベアリングへの負荷を減らすためです。
  シフトロッドの調整を・・と思ったらロッドクレビスがシブシブくんです。
  よくある症例ですが、こんな風にレンチを掛けてギリギリと回しては絶対ダメです。 ちゃんと分解してねじ山を修正するなり、対策しましょう。
  WL系はシフターレバー部が弱く、強くねじる力に耐えられません。 修理が破壊にならないように・・・
  ひしゃげていたプラグコードの端子も交換したり・・・
  無事に完成です。
 明日最終チェック後エンジンかけられそうです。
めったにリプロを褒めないですが、このプライマリーカバーは整備性が良くてGOODですね。 ここは乗りながら調整していくので開けておきます。

 本日の作業はこの辺で。




                          お疲れ様でした。

3/12/2013

リンカートオーバーホールのご案内

 ここ最近、非常に作業依頼とお問い合わせが多いリンカートキャブレターオーバーホールの詳細をちょうど良い個体が入ったので金額など含めてご案内致しますのでOHをお考えの方は参考にして頂ければと思います。

 RUMBLEへ作業依頼を検討されているという方はブログを見て下さっていると思いますのでいつもの完全分解・徹底洗浄・組み立てまでで¥12000です(ガスケット・スモールパーツは別途)
 これにフロートやスロットルディスクなど交換箇所に応じて金額が増してきます。

  一昨日届いた一般のお客さまからのM-74Bを題材に作業の流れを。 ちなみにあまりにも状態が悪く、めったにない事ですが相談の上、今回は作業をお断りしました。 発送前にご自身のキャブレターと見比べてもらえればおおよその金額もお分かりかと思います。
 こんな感じで簡単な指示書と一緒に発送して下さい。
  マニフォールドとの接地面にあるはずのHD-4の刻印がありません。 これは過去に修理されているという証拠で、不調でなければ修理はされないのであまり良い事ではありません。 加えてブラケットストッパー目一杯までスロットルを開けてもディスクは全開になっていませんね、これは完全に組手のミスです。
  なんと不適合の12°アングルのディスクが付いています。 これでは不調で当然です。
  ディスクがキャブボディー内でぶつかっているのにアイドリング調整スクリューは当たっていません。 という事はディスクとボディーが削れ続けているという事なので大きなダメージが考えられます。
  全閉状態でこの漏れ様。 これはスロットルシャフトブラケットの取り付け時のミスです。 こうなるとキャブレターボーリング+オーバーサイズディスクが必要なので¥16000掛かります。
  こんなところにロックタイトの赤がベットリで分解にも一苦労です。 いったい誰が組んだのやら・・・
  ディスクマウントスクリュー2本を緩めてシャフトとディスクへマークをして上下に動かします。
  こんなに動いてしまいます、これでは完全にアウトです。
  ハイスピードニードルのノッチ部ボールもkシメられて固着していて、ここから修理しようにも、どうにもなりません。
フロートレバーもこのような状態で組まれており、フロートがびくともしません・・・不調とはいえ、これで走っていたとは信じられません。  修理に¥50000はかかってしまいます、これより程度の良いボディーを入手してそれをOHされては?とお伝えして今回は無しとなりました。
 ここまでの個体はまずありませんが、作業依頼の前にチェックしてみて下さい。
 業者さま、ユーザーさま問わず、くれぐれも、出来ないのであればむやみに手を出さないで下さい。 キャブレターが可哀そうです。


                          お疲れ様でした。