てなわけで本日気合で作業です。 いつもみたいにちんたらやる訳には行かなかったので、今日遊びに来てくれた方々には謝罪いたします。 とくにおふらんす帰りで来てくれたパン屋さん、今度ゆっくりフランスでジャック・マイヨールとフランソワーズ・モレシャンを見たという奇跡のお話を聞かせてください!海パンいっちょで「セボン」かかえて楽しみにお待ちしてます~~
本日の作業です。
まずはコンプリート52FLのミッションを全バラくんで出勤してきたHIDEくんに早速洗浄をお願いします。
続いてミッションオーバーホールで入庫の50FLのミッションも降ろして油切りしておいたので
分解していきます。
なにげに良い感じ・・・
あちゃ~~メンドラレースが温めてもいないのにクルクル回ってしまいます・・・ ダイジョブかな??
かなり値の張るメインシャフトは大きな摩耗も曲がりもなく、このまま使えそうです。
温めたら3つのブッシュ、手で簡単に抜けちゃいました、不具合の原因の一つだと思います。
メンドラレース部はオーバーサイズに合わせて加工しなくてはいけないので後日出張してきます。
さてこちらも全バラくんになりました。
これも洗浄なんて言ったらブチギレされること請け合いなので出来る作業を洗いながら進めて行きます。
メンドラブッシュ・スタータークラッチギヤブッシュを入れ替え・仕上げ。
入っていたリプロのスタータークランクギヤへ焼き入れして、クラッチギヤの片側を研磨して、シフターアームを溶接修理。
カウンターグループに入ります。
シャフトは交換します。
ベアリングを合わせて、ブッシュを入れ替えてこちらも終了です。
シフターアームブッシュ入れ替えのためにトップカバーを温めておいて
その間にキックカバーのガスケットをはがしながらチェックです。
このリプロカバー、良く出来てますよね、車体についてたらパッと見わからないかもデス。
しかし所詮はリプロ、フィラープラグ周辺がスローアウトベアリングとぶつかってますね、ここは加工しておきます。
そんな中、抜いたブッシュとトップカバーをいったん冷ましてから計測計測
これをサボると手痛いしっぺ返しを食らいかねないので急がばなんてろデス。
合わせて製作したブッシュを圧入して、もう一度冷ましてからブッシュ内径を仕上げてこちらも完了です。
そお~~っとHIDEくんの脇に置いておきます。
綺麗になった52FLのヘッド行きます。
キャスティングナンバーもFRでしっかりマッチしてます。
初期PANのヘッドは本当にクラックが怖いのですが、一切なくて気持ちイイ~~
EXガイドボス部なんかクラックどころかめくれてすらいないです。
ポート内、シートリング部。 指の所もよくクラックが入っていたり、溶接されている事が多いので要チェックポイントです。
なんてやってたら52FLのミッションが洗浄から上がってきました。 残念ながらクロームされていたミッションケースはめっき剥離に出しておきました。
まずはメインシャフト→ビミョーに曲がっているので潔くアンドリュースに交換です。 トホホ・・・
続いてメンドラブッシュ・・の前に。
ここへオイルシールが入るように追加工しておきます。
固~~~~いので、とっても時間が掛かります。
やっとこさ終わったのでブッシュを圧入して削りしろを計測します。
旋盤で自動送りの間に52FLのバルブガイドを抜いておきます。
私のやり方ですが、ブッシュを最後まで旋盤で削らずにラスト2/100mm程度はリーマー+フレックスホーンで仕上げるようにしています。
これだけやっておけば平気かな??
本日の作業はこの辺で。
お疲れ様でした。
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