パーシャルの時代はとうの昔で今はシェアの時代のようなのでこういった内容も出来るだけ書いて行こうと思います。
今回はS&S-Lキャブセッティング①です。 当然ながら個体差があるとは思いますが、一つのデータとして参考になれば・・・
今回はアホでもセッティングが出しやすいと言われているエアブリードの付いたGという後期型だったので私のようなアホでもセッティングが出せました。
装着車両はノーマルPANヘッド1200cc+オートアドバンス・ポイント点火です。
お客さまのお持ち込み時MJ70 IJ33 AB36でした。
これをMJ76 IJ31 AB36 へ変更。 症状はアイドリング状態からスロットルを開けるときにクセがあるものの、アイドリングは安定していてプラグの焼けも濃いめですが良さげ・・・しかし走行していると低速域でかなり薄い感じ。 ミクスチャースクリューも全閉から1,5回転開けと開き気味(これはS&S全てのキャブレター共通です)なので、ABを推奨の40に、IJを33→34→35と上げていって非常に良くなり、スクリューも1、2回転開けで落ち着き、始動もキック一発、80km走行からスロットル全閉で急停止の時に見られた失火する症状も随分無くなりました。
ミクスチャースクリューの開き加減をABで調整して、それと合わせて全閉域から1/4開け域をIJで調整していくと出しやすいような気がしました。 ベンチュリをほんの気持ち程度絞れればさらに良くなる気がしますが、それではあの最高の吹け上がりが犠牲になってしまうので言いっこなしですね・・・
過激なルックスと絶版モデルという理由で今まで敬遠していましたが、大好きになりました。 ツースロートよりもクセが無く、扱いやすいキャブレターという印象で、その人気の訳が少し分かりました。 私のスタージスくんにも付けたいところですが、あまりにもお高いのでやめときます・・・
少しは参考になったでしょうか??今後はLもそうですが、ツースロートやBキャブなどもこんな感じで書いていければと思います。
2/13/2013
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ツースロート編 楽しみにしてます♪
返信削除お疲れ様でした。
ありがとうございます。 オオカミ少年と言われないようにツースロートも頑張ります!!
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