12/23/2020

12

 買わされるんですよ、明日、I Phonの12を!!

 未だにこんなの使ってるおっさんにそんなムチャな要求するかね~~と心の中でもう一人の私が絶叫してますが、それにしても高いですよね・・もはや電話の値段じゃないような・・・
 でも娘に言われると断れないので白旗宣言して明日買いに行ってきます。




 さて作業は74FXEさんです。
 先日後ろに乗らせてもらったときにクラッチを切っていてもズルズルと前進してしまっていたので「クラッチの切れが悪そうですね」と言ったのがきっかけで修理のご依頼をいただいたわけです。



 オープンプライマリーではないものの、まぁササッと直るっしょ!と作業を開始したものの、なかなかでした・・・
 まずはカバーを開けてこの状態に。 で、クラッチレバーを握ってクラッチハブをこのように掴んでクルクル回れば正常です。 このときに手に伝わるテンションがそのまま車両が前進しようとしてしまう力になるわけです。  この車両はこの状態でクラッチハブがビクともしません。


 おそらく前作業者さんもクラッチが切れないこの症状に手を焼いていのであろうことが伺えます。 ☝の画像で分かりますが、ハブのプレッシャープレートをとめる3個のナットが目いっぱい緩い位置にセットされていますが、それでも切れない状態ですが、それ以前にここまでプレッシャーが弱いと当然走行時にクラッチが滑ります。  フリクションプレートは焼けてしまっているので交換ですね。


 一枚一枚抜きながら、どこで回りだすかハブを回そうとしているのですが、この時点でも回りません。
 このあたりで嫌な予感がし始めてます。





 ひとまずすべてのプレートを外してハブを回そうとしてもどうにか動くかな程度なので、クラッチバスケットとのクリアランスを確認したところ、いくら引っ張ってもバスケットが外へ動きません。 ラムジェットリテーナーてきなパーツはつけられていないのでこれは正常ではないので分解します。




 さてこの状態でメインシャフトを回してみますが、重々でどうにか動くかなといった感じで、重さも嫌な重さなんですね・・・  これ以上はインナープライマリーを外したり、ミッション内部といった展開になりますから、クラッチの不調で預けたお客さまへ理解してもらうのは少々厳しいと思うので打てる手をうって少しでも改善できればと思います。
 まずインナープライマリーのベアリングをチェック→普通に回転するので、このまま乗っていてもインナープライマリーが割れてしまうリスクは無いことは判明しました。  次にトランスミッションのベースをすべて緩めて、インナープライマリーとの結合部もすべて緩めてシャフトを回してみます。  それでも負荷はだいぶありますが、回せるようになりました。


 現状からしてスローアウトベアリングは関係ないのですが、一応確認しておきたいのでフィラープラグを開けてみたらミッションオイルがなみなみで入れすぎ状態なので抜いておきました。




 気づいたら帰る時間!状態になってしまいそうな展開なのでFXEFさんのジェットを今ううちに交換しておきます。






 で、あれやこれやと手を打ってクラッチケーブルに遊びを持たせた状態でもレバーを握ってハブが回るようになりましたが、いつかミッション分解までして原因を追究した方が良いと思います。
 あとはリクエストされたブレーキのみなのでこれから取り掛かります~~





2 件のコメント:

  1. こんにちは
    パパサンタにお願いすれば大丈夫!ってママが言ってると思います
    ジジイになるとクリスマスにウキウキしなくなるんで寂しいもんです・・・素敵な彼女でもいればな〜
    こちらは雪雪雪で雪の心配ばっかです
    関東はまだ乗れるので羨ましい限りです

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    1.  こんにちは
       たぶんそのとうり裏で鬼嫁が糸引いてるハズです。
       なんだかお正月にも大雪みたいな予報が出てますね、関東だけは降らないようですが寒いようです。  それでも乗ろうと思えば乗れるってのはやっぱりありがたいと思います。

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