まるまる10日間もお仕事がお休みだった方はそう多くないのでは?と思いますが、実際にまるまる10日間休みを取れた方は有意義に過ごせたんでしょうか?
自分の時間を何の疑問も抱かず切り詰めてあくせくと働く事が当たり前のこと、何なら美徳と思ってしまうような環境で生きてきた我々世代の日本人としては、今さら突然そんなお休みをもらっても欧米人のように過ごせない方も少なからず・・な気がします。 もちろん満喫してすばらしいGWをお過ごしの方も大勢いらっしゃるとは思いますが。
ここまでの大型連休は例外としても、もう少し小さい規模でのまとまった連休はいろんな人の都合で今後も増えていくのだと思います。
私のような自営業や、一人親方さんにはあまり縁のない話題ですが、いつかそんな連休が取れる日があったら大いに満喫したいです。
定休日だった昨日の土曜日はしっかり満喫しました♪
すごいの頂いてしまいました、久々の佐藤さん!!!
こんな高いお酒、恐縮です。
バルブガイドと一緒に打ち込まなければならないのでフリーの時点でこのティンカップのチェックから。
リターンラインが詰まっていてエアが抜けません!!
これはそう出くわさない症例ですが、この車両のようにロッカーまわりに溜まったカーボンの量が多いような個体は各オイル穴をよ~~くチェックしておく必要があるのです。
これは地道にコリコリする以外の手段がないのでコリコリします。
座面が変形している場合は板金修正します。
のとき、この部分にクラックが入っていることが多いので見逃さないようにします。 クラックが入っている場合は修理します。 熱をかけすぎてしまうと二次災害を引き起こすので慎重に。
このろう付け部も目に見えずらいクラックが入っている事が多いです。 ここの修理気を遣います。
この合わせ面の板金修理もしっかりやっておきます。
オイル漏れの少ないナックルヘッドにするためには大事なトコロです。
液体ガスケットをコーキングのように使うのは避けたいので。
大概このようにグニャグニャになっています。
こんな感じに出来るかぎり板金修正しておきます。
IN側のティンカップのみに開けられている画像で見えている小さな穴も確認しておきます。 この車両は塞がってました。
ロッカーグループも。
まずはシャフトの曲がりや、ロッカーアームのダメージををチェックしてから。
シャフトとアームのガタをチェック。
これはかなり大事です。
うまく撮れたと思っていましたが、あまりうまく撮れてなかったですね・・写真の穴からパーツクリーナーを噴いてプッシュロッドと接触するボール部から勢いよくパーツクリーナーが噴き出ない場合は必ず改善しておきます。
これがなかなか有効な手段がないのでハマるとえらい時間が掛かってしまいますが根気よく。
バルブ側も同様です。
ねじ山修正も。
ロッカーカバー周りのねじ山も全て修正します。
コメント失礼いたします。よろしければ教えていただきたいのですが、IN側のティンカップのみに開けられている小さな穴は何のためについているのでしょうか?私のナックルはオイルが噴き出すので塞がれてしまいました。
返信削除コメントありがとうございます。 ナックルヘッドはバルブトレインへ送ったオイルの回収方法が頼りなく、その後のPAN以降はシリンダーの穴を通すことで改善されていますが、ピストン上昇時の負圧だけで少しでも多くのオイルを回収するための空気穴です。 あの穴からオイルが噴き出してしまうのは明らかに異常です。原因はいくつかありますが、確実に改善できますよ。 そのままでは危険ですので塞がれてしまった穴は開けてもらったのち、そこから噴き出してしまうトラブルを改善してもらってください。
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