一軒さんは見てくれないとか、敷居が高いなど、全く身に覚えのないRUMBLEの評判をよく聞きます。 中にはお店の前まで行ったけど中からガラの悪そうな人が出て来たので引き返したなんて話まで・・・←これは聞き捨てならないので大至急ウチの娘に「お父さんって怖い?」と聞いたところ「全然怖くないよ」と言っていたので犯人は私ではなく、HIDEくんか、ガラの悪いお客さまでしょう。
来店をためらっている方のほとんどはブログを見てくれて忙しそうだ・・と配慮してくださっての事なのだと思います。 非常にありがたいです。
ですが、ここ数日、新規のお客さまからのお電話や来店が尋常でないくらいで困っています。
「JOGがパンクしちゃったんスけど」とか「ここってハーレーやってるんスか?」などなど沸点の高い私でもイラッとするようなものばかり・・・ 今日もそんな人が何人か来て、最後は数時間居座り続けたあげく「その刺青って本物ッスか?」なんて言われたので「作業したいので帰って下さい」と言って鍵を閉めて作業しました。
何ででしょう?? 作業場周辺に大学が密集しているので引っ越して来た新入生が「藤沢市 バイク屋」とかで検索しての結果なんですかね?? しばらく入口に鍵を閉めたまま、留守電にしておこうかな・・と真剣に考えてしまいます。
本日の作業です。
まずはヒロシくんの51EL、ピンブッシュ入れ替えリーマー合わせをしていきます。
ボーリングの終わっているシリンダーを計測していきます。
計測したらリングギャップ・面取り+ピストンチェックなどなど。
新品でもこんな事があるのでしっかり修正しておきましょう。
さて、ひととうり作業が終わったのでクランクバランシングです。
ひたすら計測。
いつもの計算式へ当てはめてダミーウエイトを算出します。
2枚のフライホイールを360°どの位置でも静止するようにバランスが取れたら完了です。
前作業者によって削られている部分が気に入りませんが仕方ありません。
この車両は初期馴らしを短期間で終わらせたいため、ピストン・バルブへコーティングするので、バルブもフリーにしなくてはならないのでバルブの摺合せなどなど済ませておきます。
INシートリング正規のサイズへ戻したり、カットなどは終わっています
続いてこちらも同じ日までに終わらせなければいけない55FLH、バルブ擦り合せなどなど進めていきます。
ハンドルバーも制作して、ここから先はHIDEくんに任せます。
バルブトレインの組み付け前にロッカーをチェックしておき、必要であればこの時点で修理しておきましょう。
明日は平和に作業集中できますように・・・
お疲れ様でした。