まとまった雨が降るのは久々な感がします。 梅雨に入った途端に明けてしまったのである程度は降ってくれないとマズイですもんね。 私個人としては何日も続けてどっさりではなくて、週一ペースくらいでほどほどの量でとお願いしたいんですケドね~
作業は50ELさん続き。
前にも書いたとうりフロントの操舵にかなり異常を感じたのでよ~くチェックしながらいきます。
以前にネックカップの圧入が甘く、バンクさせるとフロントが暴れるケースがあったので見てみたらネックカップが少しフレームから浮いていました。 なので抜く方向へ力を掛けましたがビクともしないのでこのままフレームとのすき間がピタッとなくなるところまで圧入しなおしておきます。
SHOPさんであれば心配ありませんが、ガレージメカニックさんは60年以降の不適合のベアリングや、レースを入れてしまわないようにご注意くださいませ。
分解時にジャッキアップしていったときにやや遅れてギコギコいいながらフォークが伸びていたのでオイルが入っていないか、ダンパーチューブが✖なのか???
ひとまず洗浄してきます。
ペーパーガスケットがボトムケースの底で固着していたので難儀しましたがキレイになりました。
ここね、ステムナットですが、この下にあるベアリングを締め付けるテンションを決めるコーンナットとの組み方はどんなフォークでも非常に重要です。 ホイールなどはディスタンスカラーの調整をしてしまえばバカ締めしても大丈夫ですが、ステムは手締めに+αくらいのテンションでしか締まっていないコーンナットの回り止めが重要になります。 この車両はその回り止めが✖だったので再生しておきました。 コーンナットの上からTOP-Teeが乗っかってステムナットを目いっぱい締め込めば平気そうな感じがするかもしれませんが、緩む方向に動くことはまずないとしても、締めあがってしまう方向にはあっけなく回ってしまうので何フォークであろうとここは本当に大事です。
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