リンカートキャブレターのオーバーホールを進めていて「あ~これね!」という発見しにくいトラブル?箇所があったので良い機会と思い、書いておこうかと。
今日は平日の水曜日なんですが、昼間から来客続きでした。
車検が終わったスーパーグライドをJIRIくんが取りに来てくれたり。
車検取得できた2台のチョッパーが帰って来たり、お客さまが遊びに来てくれたりでようやく落ち着いて遅めのお昼ご飯を食べながらコレ書いてる状況です。
リンカートの方は洗浄前にあれこれと。
NEWスロットルシャフト+スロットルシャフトブッシュ入れ替え・仕上げ。
欠品パーツ・交換パーツを用意しながら全てのねじ山修正など・・
RUMBLEで在庫していなかったパーツは頼れるA.A.R.さんのおかげで明日すべて揃います。
こちらは依頼主さまより支給されたロースピードニードル。 これが落とし穴になるケースもあります。
私は性格がねじ曲がっておりますので疑って掛かります。
下の正規ニードルと比較すれば一目瞭然!! こんなに長さが異なります。
ここまで短いと、何をどうやっても濃い濃いの症状がまったく改善されず、ドツボにはまる事になります。
キャブセッティングの際、よく言われる「全閉から○○回転開け」という手順ですが、リンカートのロースピードニードルはニードル先端が当たる前にこの部分のねじ山が先に目いっぱいとなるのでその全閉の位置でもニードルが想定しているよりもかなり持ち上がってしまっている事になります。
通常のキャブレターの場合は全閉から・・の全閉時はこうなっているわあけです。
不適合の短いニードルの場合、こんな位置関係になってしまいます。 これではセッティングどころではないですよね。
ここに限った話ではありませんが、小さな問題も見逃さないようにチェックチェックは大事です。
これからキャブレターを進められるところまで進めておいて、車検終わりの車両をお渡し準備していきます~
4/17/2019
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