8/15/2018
たぺっと
かなり待たされていたパーツがやっと入荷したので今日は作業がてらタペットの話を。
タペットガイドとタペットとのクリアランスが大きすぎるのでオーバーサイズタペットに交換してガイドはボーリングで対応します。
使用するタペットのブランドはそれぞれ好みがあると思います。
バッチリ♪
このクリアランスが大きすぎるとなに一つ良い事がありませんので迷わず修理しましょう。
ハイドロユニットも新品を送って欲しいとリクエストされていたのでチェックしてから発送します。
EVOにバトンタッチするまで長期純正採用されていただけあって、信頼性の高いパーツではありますが、機械ですので壊れることはあります。 これが壊れるとロッカー周辺からカンカンと大きめの音がするのですぐに異常に気付けますが、分解・組み立て時のチェック方法を聞かれることが多いので私のやり方を書きます(あくまでも私のやり方です)
まず脱脂します。
そうしたらこの状態で何度かスルッと組み立てて圧が掛かるかの確認を。
ワンウェイバルブをつまようじなどで押してプシューっと。
こんな感じでフリフリして中からカチャカチャと音がすれば問題ありません。 その音が数回で聞こえなくなってしまったり、そもそもまったく音がしないなどの場合は要交換です。
きたないオッサンが写り込んで恐縮です。
吹けて吸えなければOKです。
リプロ品は純正よりもこのコイルスプリングが太いのでこのように座りが悪いまま組んでしまわないように注意します。 クランキングさせるたびにパキンパキンと音が出るので気付くと思いますが、そこからではひと手間かかってしまうので事前に確認しておきましょう。
こんな感じに収まっていればOKです。
回転させながら押す方向に力をかければすんなり収まってくれます。
よく聞かれる調整方法ですが、これもメカニックによってさまざまだと思います。
工具箱を探したんですが見つからないほどですので私はこの専用ツールは使いません。 どうもキックが重くなって、メリハリも無くなる気がするので。 スプリングが完全に押しつぶされてから1/4回転戻す感じですかね・・ 文字だけで説明するのは少しむつかしいですがこんな具合です。
お疲れさまでした。
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