5月5日の事故から約3ヶ月・・・ ようやく72FXくんが復活しました。
今日の日中にシェークダウンを済ませ、各部調整し終わったので今夜から通勤に使って距離を稼ぐのですが、どうしても事故現場を通る気になれません。 まあ、あすこは通らなくても帰れるので良いとして、何が起こるかわからないので慎重に慎重に安全運転で行きます。 これ以上オーナーさまに迷惑を掛ける訳にはいきませんので。
本日の作業です。
43WLCロワーエンドを分解しながらチェックしていきます。
クランクにバランスマスターが付いてしまっているのでRUMBLEではバランシングが出来ず、ちょと残念・・・
いきなりショッキング映像!ロッドビックエンドがとんでもない事に!!
これでもキックでエンジンが掛かってしまい、走行できてしまうので、事によってはエンジンおしまい・・・なんですが、この車両のオーナーさまはラッキーですね。
クランクピンもこんなです。
ぼちぼち外も明るくなってきたので72FX緊張のエンジン始動。ナゼに緊張かと言うと、せめてもの償いにe/g T/Mともオーバーホールさせて頂いたので初期馴らしとなるためです。
有圧扇をあてておいてアイドリングさせておきます。
WLCへ戻ります。
フィードポンプ、全てのプラグを洗浄前に外しておいてよ~くチェック→オイルパイプ取付け部が段減り+クラックで要修理です。
タペットもガタガタなのでオーバーサイズタペットをオーダーしておきます。
過去にローラーのみ打ち替えされているようですが、カシメきれておらず、ピンがカタカタ・・・ 大した事ではなさそうですがこれもエンジンおしまいに繋がるコワ~~イ所なので注意しましょう。
スプロケットシャフト計測。
計測
計測→→かなり段減りしてしまっていますが、なんとか+001オーバーのローラーを使ってラッピングで行けそうです。
レースが動いてしまっていないかチェックのために温めておきます。 見てるだけで汗が出ます。
温めている間にピニオン側行きます。
計測
計測→ピニオン側もラッピングで行けそうなので同じく温めておきましょう。
ロッドレースは動いてしまった痕跡がありますね(リヤ側)
今回は最初から入れ替える予定だったので関係ないのですが・・・
ビックツイン用のレースを加工して使います。
今回WRのクランクピンを使うのでロッドビックエンド・JIMSスチールケージ・レースを加工してもらうので寸法を出して、図面を書いておきます。
ここで72FXでひとっ走り→30km走ってきて気になった個所を調整・整備しておいて今夜に備えます。
43WLC、レフトサイドラッピング~~
ライトサイドもラッピング終了で本日の作業はおしまいです。
しばらく72FXくんで通勤するので最近乗っていた販売車両のDuo-Glideはお店にあります。 私の休み中、せっかく見に来ていただいた方々にはご迷惑をおかけしました。
お疲れ様でした。
7/30/2013
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿