7/16/2013

ガスケット

 いくつものメーカーから、それぞれ数種類リリースされているので何を選んで良いのか困ってしまうガスケット。  メールや電話でのお問い合わせも多いので迷っている方が多いみたいです。

 コメティックとサイコガスケット。 この二つのメーカーが今は旬なんですかね? 実際RUMBLEでも、ことエンジンに関してはこの二つのメーカーの物を使い分けていますが、老舗のJAMESさんにもまだまだ頑張ってもらわないと、「ここだけはJAMESでないと」ってトコロがいくつもあるのでとてもむずかしいです。

 ここからは私の個人的な意見ですので鵜呑みにしないで下さい。

開封されている手前のサイコ製とコメティック製のSHOVELロッカーカバーガスケット。 オイル漏れ防止とローコストに重点を置いたサイコとエンジン剛性upと寸法の狂いを抑える事に重点を置いたコメティック。
シリンダーベースも同様で、各メーカーの考え方や意地が色濃く出ています。
  ヘッドガスケットに関しては両メーカーとも同じように感じます。

 ナックルFLシリンダーのようにインローの無い物はファイヤーリングと呼ばれる内側にリングの付いた物が良いと私は思います。
パンカバーはただのフタという事で、ここにはコメティックもサイコ同様、フッ素コートの物をリリースしています。
 このタイプはとにかくオイル漏れに関しては文句なく、値段も安いのが特徴ですが、組み付け時の締め付けに気を使う必要があります。
 もちろん昔ながらのペーパーのガスケットでも問題はないハズです。 ただの紙に見えますが、意外にちゃんと作ってあります。
 とはいえ、前者のフッ素コートタイプはシリコンパッキンを使わなくてよいのでやはり魅力的ではあります。
 それだけ馴染むという事は反面、落とし穴も潜んでいるという事も忘れてはいけませんが・・・

 自分のバイクのエンジンを自分で組み立てるというようなケースは別として、ことバイク屋さんがパソコンなどで検索して何が良いのか決めるのはちょっと???です。  ここに私が書いたことも全く見当外れかもしれませんから・・・

                    お疲れ様でした。

 

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