11/06/2014

まずいまずい

 ここ数日イレギュラーの作業や、順番待ちしてもらう程でもない軽微な作業の依頼などが続いて若干のパニックかげんです。

 ただでさえ年末に向けてテンパリぎみなので、ここいらでスイッチを入れ直して効率よくこなして行かなくては・・・

 本日の作業です。

そんなわけで昨日まったくさわれなかったSHOVELロワーエンド続きです。

 ライトサイドレースのラッピングから。
  まずはスッタトチェック。
 とくに手前のアライメント用に太くなっている3本の曲がりはNGなのでしっかり確認・修正しておきます。
  シャフト・ナット両方のねじ山も修正しておきます。
  またまたお仕事が届いたり・・
  もう一丁お仕事が・・・
  作業へ戻って、分解時キツすぎだったスタットと穴の関係を修正して適度な圧入かげんにしておきます。
  曲がり・段減り無しだったので再利用するシャフト径を計測。
  レースを計測。
 入り口・出口が大きく、真ん中がだいぶ小さい逆たる型という非常に良くない状態です。
  通常のラッピング痕とは思えない感じ。
 エアツールにペーパーラッパーか何かをつけて拡大してしまったんでしょうか??
  できればレースの入れ替えは避けたいのでお祈りしてからラッピング開始です。

  スタート時の+0004オーバーから、か~~なりグリグリして最大径の+002オーバーまで研磨して何とか歪みが取りきれました。
  そうしたら全てのねじ山修正します。
ポンプシャフトブッシュの確認→OKだったので、カムベアリングを抜いて洗浄です。
 依頼主さまに手配してもらっているカムカバーなどのパーツが届くまでこちらはお休みです。
  現在実走行ならし中の52FL、オイル交換して、ここまで乗っていて気になった所を修理・調整しておきます。
  ラストに今日届いた京都の業者さまからのM-74Bを分解しておきます。
  摩耗はしているものの、欠品やミスマッチ、いいかげんに組まれている所などなく、わりとすんなり行けそうな予感。
  このあたりのパーツは交換します。
スルットルシャフトブッシュを打ち替えて本日の作業はオシマイです~~

 明日発送できるように致します!!







                            お疲れさまでした。

11/04/2014

おみつもり

 E/G OH作業を依頼される前によく聞かれるのですが、作業前のお見積もりというのは非常にむつかしいです。 ましてや物も見ていない時点では不可能と言っても良いくらいです。

  現在作業している47FLのような事があるので・・・

 この、不吉な黒いすじ・・そうです、クラックです。 これはエンジンを分解して、洗浄後、サンドブラストなどひととうり終わらないと発見できません。
  バルブシート部までバックリ割れてしまっています。
反対側にもクラックがあって
バルブガイドまで走ってしまっています。
 おそらく、これでも普通にエンジンは掛かって走れてしまうであろうところがまたやっかいで、なかなか分かってもらえないんですね~~

 可能な限り、事前のお見積もり・納期は示すようにしておりますが、あなどれない確率でこのような事態になる可能性のある事をご理解ください。 こうなると納期・修理費用も事前に提示したものとは全く変わってしまいます。



 このヘッドに頭を抱えつつ、本日の作業です。

  鹿児島県の業者さまからのSHOVELロワーエンドを。

 カムカバーをつけるとクランキングできないとの事なので、明確な原因を探しながら分解していきます。
 完璧な修理をするためにチェックしているのであって、悪口を書くためのチェックではありません!!

 たしかに、コンロッドを持って回しても、全く動きません・・・
専用工具を使ってどうにかクランキングできる感じです。
  異常に固いカムカバーをどうにか外したら軽くなりました。
 カムカバー側のブッシュとのアライメントに問題がありそうです。
  この状態でのピニオンシャフト先端の振れも確認します。15/100mmくらい振れています。

  分解して顔を出したクランクASSY。 フライホイールへ開けられたバランス穴がすごい事に・・いくつか貫通してしまっていますが、重量バランス自体は見当はずれではない感じなので、このまま使います。
  確認のため芯をチェック。
 随分振れています。
  アルミケージ+スチールワッシャーとマッチングも合っていないのですが、ワッシャーが波を打ってしまっていて、クランキングが重い理由がここも少しありそうです。
  スプロケットサイドのワッシャーも同じく・・・
  全バラくんになったので、ピニオンサイドのラインをチェック。

 シャフトとブッシュのクリアランスは大きいのですが、この状態にすると指ではまったくシャフトが回りません。
 カムのブッシュもガタガタで、カバーの面の状態も悪いのでカバーは交換します。
  作業指示書にバックラッシュも懸念されていたので確認しておきます。
  合間にケースを温めておいてレースのカタカタチェック+クラックチェック。
  レフトサイドのレースなども各部専用工具を使って抜いてからケースを温めてライトサイドと同じくカタカタ+クラックチェック。

 ケースは両サイドとも無事でした。
  NEWクランクピンをセットしてサイドプレイを。
  そうしたらピン径計測。
  計測してベアリングのサイズを選定したらラッピングに入ります。
  あまり良い当たりではないですね・・
  ロッドビックエンドへオイル溝を掘ってからラッピング開始です。
  ラッピング完了。
  ライトレースのラッピングに備えてまずはレフトケースの合わせ面をキレイにします。
  面の歪みをチェック。
  先にレフトからやるには訳があります。
 続いてライトケースの合わせ面をキレイにしたら。
左右ケースを合わせてライトケースの歪みをチェック。

 これで明日はラッピングに入れます。


 本日の作業はこの辺で。





                               お疲れさまでした。

11/03/2014

申し訳ございません

 今日はみなさんお宝はGETできたんでしょうか? 心配された雨も降らずで良かったですね~~♪

 私は朝3:00に会場へ行って、明るくなり始めてから出店の準備を済ませて8:00には会場を出て作業場へ戻らなければならず、ちょっと寂しかったです。

 今日RUMBLEのブースを訪ねてくれた皆さま、申し訳ありませんでした。
 ブースへ一人残したHIDEくんをアトリエチェリーのみんなと、SHAFTさんに丸投げで帰ってしまったにも関わらず、手厚くサポートしてもらって、これまた申し訳なく思ってマス・・・

 バチが当たったのか、風邪で体調最悪ですが本日の作業です。

  遠方からお客さまが来てくれる事になっていたので戻って来たのですが、気まずくなるくらいお土産たくさんいただいてしまいました・・・
 ありがとうございます。 お寿司も超~~おいしかったです。
  待っていたSHOVELシリンダーがボーリングから帰って来たので大至急終わらせて発送します。
  当たり前ですが、必ず毎回使う前にマイクロメーターの調整をしてから計測しましょう。
  計測。
  シリンダー内でのギャップ値計測・修正はもちろん、ピストンのリング溝とリングのチェックも忘れずに。

 酷い時なんてオイルエキスパンダーリングがピストンの溝に入らないなんて事もあるので←本当ですよ。
  計測が終わったらしっかりリングの面取りをします。
  最後にピストン重量合わせをしたら梱包・発送しておきます。

 ピストン+ピン+クリップ+リングの総重量を計測して、軽い方へ合わせます。 もちろん作業が終わったらマッチングが狂わないように注意しなくてはイケマセン!!
  今日はお酒をたくさんいただく日でした。
 なんと私の焼酎と、HIDEくんの日本酒が・・・ありがとうございます。
  48FLのホイール続きを。

 リムを裏返したらスポークを組んで。
  芯出しします。

 ここでHIDEくんがスワップミートから帰って来たので、荷下ろし+お片付け。
  HIDEくんから今日の報告を聞いていたら、現地でわざわざブースまで持って来てくれたお土産を(またまたお酒)いただきました。

 ありがとうございます。 いなくてすみませんでした。
  芯出ししたホイールにタイヤ、ドラムシェルなどなど組み付けます。(ホイールキャップはまだ仮組みです)
  厚めに張り替えておいたライニングをドラムへ収まるように、まずは旋盤で削ります。

 そうしたらいつもの手削りの後リーディング・トレーディングに合わせて手仕上げします。
  もう一度分解して、ごってり溜まったダストをキレイにしてからグリスを塗って本組みしておきます。
車体へ組み付けて確認したらOKです。

 本日の作業はこの辺で。


 





                           お疲れさまでした。