2/06/2020

よかった・・・

 今日はお客さまが車両を取りに来てくれることになっていました。

作業前に改善を希望されている個所のリストを伺って、車両の仕様上仕方のないこと、改善できることを分けて説明して、限られた予算の範囲内で可能なかぎり改善するといういつもながらむつかしいテーマを念頭に、最善を尽くしましたがそれでも当然完ぺきではありません。
 ですが、お渡ししてなかなかの距離を自走で乗って帰られて無事に帰宅のご連絡をいただいて「良くなった」と言ってもらえて本当に良かったです。
 たくさんある情報の中からRUMBLEを選んでくれて、ここなら・・と作業を依頼してくださるわけですから、期待を裏切るわけにはいきませんものね~
 ですので、今日のようなケースは本当に「よかったぁ~」となるんです。


  その後も今日はカスタムの打ち合わせの方や、車両購入ご希望のお客さまなど来客の多い一日でした。
 合い間にコチラのSHOVELを。 車検+少々での入庫なので車検の前に少々の方から。




  圧縮が無い件を改善して欲しいとのこと。
 車両全体の綺麗さもあり、まさか内部に異常はないのでは?という先入観と、キックしたところ、74cuにJカムを組み合わせたとき特有のキックの抜けかげんだったのでカムだろう・・と決めてかかっていましたこのときは・・



  分解・確認してみたらなんとHカム!! うそ~~!?と、しばし固まったのちこの状態でキック→圧縮の無さは変わらずなので、バルブまわりからの圧縮漏れか、ピストンからのどちらかに原因があることが濃厚となります。




  そうなるとここまで分解となります。
 コンロッドも眉間にしわがよるほどガタガタですが、とりあえず今は目をつぶります。





  こちらを計測計測していきましょう。
 しかしピストンがエライことになってますな・・






  もうなんていうか照り焼きみたいになってます。







  計測







これじゃキビシイですね、リングギャップが2mmくらいありますね・・  とりあえず、当初のもくろみとだいぶ内容が異なるので明日オーナーさまへご連絡ですね。

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