まさか呼ばれるなんて思ってもいなかったのでびっくりでしたが嬉しかったです。
懐かしい方々と久しぶりに話せて本当に楽しかったです。
次回はもっとゆっくり参加しますのでまた誘ってください。
さて作業報告です。
業者さまからのSHOVEL、トップエンドを進めて行きます。
クラックなどのチェックとガタガタのバルブガイドを抜くためにカーボンをキレイに落とします。
はいキレイになりました。
交換するクランクケースが届きました。
早速レフト・ライトともカタカタチェック。
今度は良好でひと安心。ストローカークランクが組まれていた痕跡はありますが、コンディションは良いと思います。
バルブガイドを抜き取って、状態が悪いヘッド側のガイド穴を真円修正。
ヘッドを温めたり冷ましたりの間にクランクケース各部チェック+面修正を。
ここにシリアルが打たれている年式のケースはシリンダーベース側がこの打刻のせいで盛り上がってしまっている物が殆どで、このケースもそうだったので修正しました。
インローのはめ合いも今ひとつなので修正してピシッとはまるようにして、このあたりを改善してからラッピングに入ります。
バルブガイドも完成。
ヘッドへ圧入して、締め上がったガイド内径を仕上げます。
シートリングカットして
バルブすり合わせ後ガイド内面をクロスハッチ仕上げしたら最終洗浄です。
カムシャフトが入荷したので早速。
カムブッシュの摩耗が許容値オーバーなので入れ替え・ライン仕上げ。
ギヤバックラッシュ・サイドプレイ合わせが終わったら最後にクルクル確認して完了です。
74シリンダー用のベーススタットへ入れ替えます。
レフトサイドベアリングのディスタンス合わせ。
クランク組み立て・芯出し。
オイルポンプをアライメント調整しながら組み付け。
ポンプのエア抜き+オイル循環確認。
合格です。
オーバーサイズタペットでボーリングしたいのですが、なるべく現状で・・という事なのでローラー打ち替えで行きます。
タペットスクリューはこのアーリースクリューではこのガイドへ使うとクラックの原因になってしまうのでスクリューは適合品へ交換します。
ローラー粉砕一歩手前です・・危なかったですね~~
こんな小さなパーツですがエンジンに致命的なダメージを与える事になるので本当に侮れません!!
ピストンピンブッシュとシリンダーデッキ面の水平確認。
ロッカーグループも。
ヘッドも組んで。
完成~~っと。
これで納品できます。
お疲れさまでした。
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