時代はパーシャルな人が言ってた有名な台詞。
富良野からカボチャを持って駆け付ける人がいれば、そのまま「誠意」と書かれたハチマキを締めて娘さんとの交際を迫った青年隊もいたり・・・
とにかく本人が思ったようには他人に伝わりにくいものですね。 私がお客さまへ示せる誠意と言えばウソをつかず、正直にベストの作業をする事で、当然ですが毎回心がけています。
人間なんて勝手なもんですから、こちらがそれを示せば相手からも求めてしまい、それが得られないとなると・・・そこで起こす行動は人それぞれですが、精神的にはかなり辛いものがあります。
最近、とても誠意のある対応をして頂いた方と、ヒドい目に逢わされた事があって、こんな事を書いてしまったんですが、思い出して腹が立ってきたのでもうやめときます。
本日の作業です。
82FLH、コンロッドビックエンドラッピングから。
パーペキです。
ピストンピンブッシュが変質してしまっているので打ち替えて仕上げておきます。
82モデルなので対策テーパー角になっているのですが、回ってしまってダメージを受けているので修正しておきます。 修正後テストしたらOKそうなのでこれで行きます。 だってフライホイール+スプロケットシャフト交換となるとコストが・・・なので修正にて対応します。 これで82FLHのロワーエンドは全て作業が終了したのでHIDEくんに徹底洗浄をお願いしておきます。
その間にこれまた業者さまからのWLクランク作業です。
オーバーサイズクランクピン+001オーバーのローラーでも取りきれないのでロッドレース+クランクピン交換です。
依頼主さまがパーツ屋さんという事もあり、マッハでパーツが届きました。
ロッドレース打ち替えます。
色々とリスクがあるので、出来る事なら避けたい作業です。
打ち替え完了後、ラッピングしろを計測したら、な・なんとコンマ5mmも削らなくてはなりません。 ラップヘッドはそこまで対応出来ないのでボーリングしてからラッピングで仕上げます。
何とか完了で本日発送しておきました。
続いて業者さまからの78FXEロワーエンド、組み立てしていきましょう。 頭がこんがらないように深呼吸~~
まずはレフトサイドテーパーベアリングのレースを圧入してディスタンス合わせをしておきます。 終わったベアリングのマッチングが分からなくならないよう注意しましょう。
そうしたら一気にクランク組み立てて、芯出しします。
74クランクはスプロケットシャフトナットとコンロッドビックエンドのクリアランスがきわどいのでこれまた注意です。
ケースへ組み込んで異音など確認したらオイルポンプを組み付けます。
何とか腰下ASSY完成しました~~
明日増し締めして発送できます。 何とかSxTxU前に目標達成できてホッとしていますが、そんな暇はなく、作業てんこ盛りです・・・
今頃HIDEくんは53FLで御殿場あたりを走っているでしょうか?頑張ってくれているので彼のSHOVELも早く組んであげたいのですが、なかなか時間が取れずで情けないなぁ・・・
お疲れ様でした。
9/27/2012
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