デュオグライドのリヤへ採用されたスターハブへ組み合わせられる油圧のドラムブレーキ以前の機械式ドラムは「メカドラ」と言われています。 このブレーキに関して先日の個体が良い例だったので少し書きます(今日は写真無しです)
これがTEDDなどのリプロの新品(と思われる)に国内で張り替えたライニングの個体を分解して内部を確認すると先日のようなバームクーヘンとかレコード盤のような事態になってしまっている事が少なくないように思います。 この感じによく似た案件としてベルトドライブ車両のクラッチシェルと一番奥のクラッチ板とのあのガジガジ感と酷似しているように思います。 純正のクラッチシェルではまずあのような事態にはなりませんし、同じく純正のドラムシェルでもそうはなりません。
ここで考えてみると国内で張り替えてもらったライニングと前述で問題の発生したクラッチ版の材質が似ているような気がします。 あのブルーグレーというか漫画の長嶋茂雄さんの口の周りのようなあの色の材料・・・ガウ攻撃空母って言った方がピンと来ますか?来ないすね・・
あくまでも私の個人的な感想ですが、昔の社外品で組まれている個体ではあのような症状を見たことがありません。 ですので何の裏付けもないのですが、今回はパウコのドラムを手配して、見るからにアスベストてんこ盛りのあのケバケバなアメリカで手配したブレーキシューを組み合わせてみようと思っています。
ドラムシェルはTEDDの製品と比較してかなり高価ですし、シューキットも国内でライニング張り替えするよりも高価となるため、お客さまへの負担が増えてしまうのが心苦しいのですが、分解するたびにグサグサになっていて、しょっちゅうドラムシェル交換したり、ライニング張り替えしている事を考えればスグに元は取り返せると思います。
マフラーもオイルタンクも明らかにリーマンショック以降目に見えて品質の落ちたパウコではありますが、問題ありとはっきりしているTEDDよりは良いのではという希望的観測もありつつ・・・
私が乗っていたスタージスはラインキャストへドラムブレーキを装着したいという事で加工前提だったため、リプロ(CCI)のドラムシェルに国内貼り替えライニングのマッチングでしたが数万キロ走行してラニングがペラッペラになるまで使えましたし、そのライニングを再度張り替えて現在も問題なく装着していますので、やはりドラムシェルの材質とのマッチングに問題があるような気がします(あくまで推測です)
これは必ず結果を報告しますね。
12/12/2018
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