刺激になりました

　以前にも「尊敬できる」同業者の方々と話すと不思議なエネルギーが沸いてきて・・・なんて事を書いたかと思うのですが、先日久し振りに同業者と言うのはおこがましい先輩からお電話をいただき、いろんなお話をさせてもらいました。

　お互い日本ではかなりの異端児ということで話もはずみ、私もたくさん弱音を吐いてしまいましたが、とても晴れやかな気分になり、また「頑張ろう」というエネルギーが沸いてきました。

　林さん、ありがとうございました！！　できれば、好きなようにいじったＷＬで筑波あたりで思い切り勝負したいなぁ・・・なんて思いがメラメラとこみ上げてきてしまいましたが、もうレースはしないと決めてしまっているのでそれは無理そうです。　　でもいつか一緒に走りたいですね、　あとお酒も（これは控えめに・・）

　そんな訳で最近気分が乗っているので今日もノリノリで作業スタートです。

　誰もいない作業場に来てみてビックリ、スタッフくんに「終わるわけがない」と思ってバラしておいてね。　と言っておいた４６ＷＬがキレイにバラバラに。

　なかなかの頑張りにさらにノリノリになってしまいました。　ご苦労さまです。

　もうひとつノリノリの訳は、私の作業台が完成ではないのですが、ひとまず作業できるようになって嬉しすぎなのです。

　まずはミッション不調他作業で山形県より入庫の４９Ｆ、作業していきましょう。

　ミッションを降ろすため、ドライブチェーンを外すついでにホイールハブをチェック→かなりのガタガタかげんなのでスターハブのオーバーホール決定です。　その他もトランスミッションを降ろしながらチェックしておきます。

　アリャリャ・・なぜかここにシリコンパッキンがこってりと。　これではトランスミッションからオイルが噴き出してオイル漏れが止まりませんよ。

　何とシフターフォークのブッシングが３ｒｄ・ＴＯＰ側だけついていません！！　これではギヤ抜けしまくりなハズ、　他の部位も怖くなって来ました。

　そんなこんなでお馴染みの全バラくんになったので洗浄を頼んで次に行きましょう。

　続いて４６ＷＬの３ＳＰトランスミッションを分解していきます。

　またまたお馴染みの全バラくん～

　洗浄してもらっている間に、ボーリング＋シートカットが済んだ６５ＦＬの作業をしていきます。

　これまたお馴染みのピストンメーカー指定の位置にて計測して狙ったとうりのクリアランスとなっているかチェックしていきます。
　続いてピストンチェック・リングギャップ計測・リング面取りなどなどしておきます。

　そうしたらバルブの擦り合わせ・フレックスホーンにてクロスハッチ仕上げ後に徹底洗浄しておきましょう。

　ここからは頑張ったスタッフくんにたまにはご褒美です。

　ＷＬエンジンの仕組みと分解手順を教えていきましょう。

　バルブトレインが終わったので腰下に入ります。

　これまた全バラくんでオッサン倒れそうですがまだまだ行きます。

　引き続き４６ＷＬのリンカートキャブレターの分解も教えながらやっていきましょう。

　教材としては刺激が強すぎるくらい大変でしたが無事に分解終了です。

　ノリノリすぎて作業を張り切りすぎたようでフラフラとなってしまったので本日の作業は終了です～～

　明日からも作業頑張ります！　ブログはボチボチで・・


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お疲れ様でした。