9/29/2011

67FLH・S&SーBキャブオーバーホール

 しばらくぶりに書くような気がします。
 お店は毎度毎度なので仕方ないのですが、仕事以外でもドタバタだったもので・・・しばらくこんな感じが続きそうですが、なるべく作業報告していくようにします。

 では本日の作業です。

 馴らし走行が800kmを越えた77XL、いよいよ納車が目前なので今晩沼津まで走って1000km完了するために最終整備をしていきます。
 気になるオイル漏れを対処しながら各部増し締めやチェーン調整などなど・・・
 ここからのオイル漏れが少し気になるので対処したら完了で、今夜に備えます。
 敏さんのEVOスポーツも作業完了しました。
 来週持って行きますね。
 お次は67FLH。
 ハンドルバーの製作も終わり(ペイントは今晩やります)カスタムが7割がた終わってきたのでリクエストされていたキャブレター+点火不調の方も進めておきましょう。
 S&SのBキャブを取り外します。
 あまり好きではないラバーバンドシール+マニフォールドクランプの組み合わせなので迷わず却下します。

 内部も大きく段が付いていてあまり良くありません。 シリンダー+ヘッドをフリーにして位置出しさせてもらえればベストなのですが、予算の関係で今回は目をつぶります。
 当店がお勧めしている組み合わせ。
 上がS&S-VITON 下がJAMES-VITONシール。どちらも品質は非常に良いので好みでチョイスして下さい。 これにS&Sエアクラフトタイプマニフォールドクランプの組み合わせ(付属のナットのロックがキツすぎるのでナットのみナイロンナットに変更)
 全て当店で取り扱っていますので通販ご希望の方はお問い合わせ下さい。 これで二次エアはまず吸いません。
 分解後、徹底洗浄の終わったBキャブをオーバーホールしていきます。
 まずはEキャブ用のO-リングが使えるようにフロートボウルへ追加工をして油面調整が済んだらフロートセクションは終了です。
 スロットルディスクのこの位置に段がついてしまっていたり、
 この状態で何箇所にもわたって明かりが漏れてしまうようならスロットルディスクは交換です。
 必ずストッパーに当たったところでディスクが水平になるように全開合わせをします。
 キャブボデーを痛めてしまわないように、サイドの合わせも忘れずに。
 各部バイパス穴などもしつこく確認したら組み立て完了です。
 Bキャブは、O-リングのサイズがインシュレーター用とはサイズが異なるので注意します。
 キャブレターを車体へつけたら、マフラー製作の前に取り付け部を修理しておきます。
 リコイル修理してあるところへミリネジを無理やりつけていたのでリコイル+ねじ山ごと壊れてしまっていて絶句です・・・
 ヘッドを降ろさずに出来る最善策を練りながら
 ハンドルバーのペイントをしておいて、ヘッドの修理は明日にします。

 本日の作業はこの辺で。






                             お疲れ様でした。

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