9/29/2025

ふたつ

 お付き合いのある業者さまから「どうにも煮詰まった💧」ということで依頼された車両がめでたく解決して今日お届けできて肩の荷がひとつおりました。

 もちろんそんな作業はブログに載せられるわけがありませんのでここ数日ひっそりとやっとりました。

 その間に進めていた57FLHさんも組み上がり、これでふたつ目の荷が降りて少しだけ気持ちに余裕ができた気がするので明日の朝はドロ遊びに行ったろかい!!と無理やりテンション上げてるトコロですが、今夜はここらで早じまいして高速道路に乗って調子を見ないといけない車両でひとっ走りして帰るので明日はHPが残っているか心配でなりません💧💧💧


 57FLHさんヘッド、セット長計測などなど・・・




 スプリングセット圧・フリーレングスなど計測して使えそうなので再使用しました。




 Top-endをパイルダーオン!!




 ラージフィンモデルは↑の前にデスビベースをセットしておかないと「ノォ~~~!!」となるのでご注意を。
 ベビーフィンモデルなのでここでデスビをリフレッシュして組みつけます。



 周辺パーツもすべて組みつけ完了でリフトから降ろしてお掃除してからパンパンの車両を大移動。 でもって次の車両をリフトへ載せ替えて今日はめでたしづくしです♪

9/26/2025

ぱずる

 今日は午後イチで車検の予約をしてある日だったんですけど急遽朝から用事が入ってしまいなかなかタイトなスケジュールだったんですが、私らしくなくすべてウマイことはこんでパズル完成といった感じで無事に車検もとれて今帰って来ました~

 いや~常に時間を気にしながらだったので気持ち的にもですが、なかなかの暑さでなんだかぐったりです💧💧💧


 57FLHさんヘッドを。




 ビックバルブ化されてしまっていたのでSTDサイズへ戻してシートリング製作・圧入・カットまで一気に。
 その後バルブすり合わせ・ガイド内クロスハッチ仕上げ。



 ヘッド面研磨まで終わったら組み立て前の最終洗浄します。





 パンカバーフェルト貼り付けて~




 42WLさんの車検が取れたのでいつでもお渡しできるようにこれから準備します!!

 定休日の明日はなんもせず、ゆっくり休めるといいんですけど望み薄な気がします💧





9/24/2025

かいひ

 前回のブログのおしまいにあんなこと書いておいて大恥かくとこでした💧

 火曜日の朝、私にゃ祝日なんて関係ありまへんので通常どうり6時ごろに家を出て作業場へ向かう途中でまんまとネズミ捕りやっててですね、気持ちよく走れるSHOVEL-Chopperに乗っていたので危ないトコでしたが交通安全運動中の祝日の早朝ってことで気持ち的に準備ができていたためフルブレーキで無事に回避できました♪

 毎度ながらあんな早朝からやらなくっても・・・と思いますが、交通ルールを守っていればなんも問題ないんすよね、そらそ~~ですわ。


 42WLさん車検準備。
 その前にリクエストのオイル交換やバッテリー交換などをしていきます。




 車検の準備も完了です。




 オーダーされていたタイヤが入荷したので組みつけて本日(水)発送しました。




 57FLHさん、組み上がったロワーエンドを車体へマウントしてクラッチをリフレッシュしたりしつつレフトサイドはこんな感じ。
 リリースアームがあまりよくないのでリフトから降りたら製作しておきます。



 スラッジベっとりだったオイルタンクを洗浄してライトサイドはこんな感じです。

9/22/2025

ばたばた

 連休だからなのか特に理由はないのかこの週末もなんだか賑やかです💧

 それ以外にもどういうわけか最近また電話やメールでのご新規の作業オファーも多くて、お断りするのが心苦しいかぎりです。

 どこか良いShopさんが見つかっていれば良いのですが、今はどこも忙しく、ウチと同じような対応だと思うんですよね・・・


 そんなわけでオイル交換に来てくれたお客さまの対応をしたり、入庫の車両を受け入れたりと賑やかな週末でした。
 もう作業場に車両が入らないので車検の車両はどんどんお渡ししていかねば💧



 キャブ・点火調整の車両にかかりきりだったりもありつつ・・・




 ようやく落ち着いてこの作業へ。
 かなり深刻なダメージのオイルポンプを修理していきます。
 以前であれば交換したようなコンディションでも最近はそういうわけにもいかないですからね・・・



 ほぼ1日費やしてしまいましたが無事に組みつけまでいけました。
 規定トルクで締め込んでドライブギヤが負荷なく指でクルクルくんになるように。



 ロワーエンドが形になりました♪




 ピストンピンブッシュとシリンダーデッキ面の水平も。




 各部へオイルが到達したら慌てずスグに組みつけて蓋ができるように準備してから。
 リリーフバルブ・チェックバルブのスプリングは交換しますが、車両の年式ではなく、ポンプの年式で合わせないとダメですよ。パンヘッドはオイルポンプもいろんなモデルがありますので!!


 そうしたらオイルを流して循環チェックを。




 一か所ずつ到達したら蓋をしていってここまで到達したらOKです。 あとはリターンから垂れてきたら完了です。




 手配しておいたオーバーサイズタペットへ合わせてタペットガイドボーリング。




 ばっちり💛

 交通安全運動中なのでみなさまくれぐれもお気をつけください。


9/19/2025

らしくな

  なんとミラクル!! しかも私らしくなくナイスな方のミラクルでした♪

 今日は車検の予約をしている日だったんですが昨夜から大雨で今日もがっつり雨予報💧 トランポに積んで行こうにも明日納車の車両が積んであるしで、てるてるにお祈りするくらいしか手がなかったんですね、でもって今朝も降ってたんですけど出発までに道路が乾くほどお天気回復して日ごろの善行が報われたとしか思えまへん!!

 あ、じゃあお客さまのバイクで雨のなか走って行くのか!!とお叱りをいただきそうですが、今日車検へ行く車両はRUMBLEでFor Saleの在庫車両ですのでそこんとこは問題ありませんのであしからず。


 57FLHさん、レフトサイドベアリングのディスタンス合わせ。




 SHOVELとは形状の異なるスペーサーで調整します。




 クランク組みたて・芯出し。




 本日車検の76FLHを準備します。




 準備完了♪




 芯出ししたクランクをケースへ組みつけ完了。




 でもってめでたく76FLHは車検取得してきました~

 今日はこれからたくさん来客予約が入っているのでバタバタです・・・


9/17/2025

いまさら①

 やろうやろうと思っていた今さら聞けないようなものすごく基礎的なお話なので「そんなの知ってるわ!!」というレベルの高いお方はスルーしてください。

 加えてこれらは私の見解であって、これが正解というわけではありませんのでRUMBLEのお客さまだけに見ていただければと思います。

 初回はガソリンを給油する際の量についてです。

 正直、私も車両を販売する際に説明していないかも💧 と思うところがあったり、わりと長く乗られているお客さまに帰宅前にスタンドで給油してガレージに入れてスタンド掛けたらガソリンがあふれてきたと言われたこともあったのでこのお話から。


 WLは右側がオイルタンクでガソリンは左側のみですので8分目くらいにしてくださいと言えば済むのですが、この左右ともガソリンのタンクには必要な手順があります。
 まずは右側のタンクから給油します(あまりギリギリまで入れないように)



 で左側のタンクへ移るわけですが、こちらは7分目程度にしておくのが無難です。 そうは言っても7分目にも個人差がありますからシフトゲートをマウントするスクリュー部のちょっぽりが見えるのでここより下を心掛けてください。 JIFFYで停めた時の傾きが大きい車両はとくに少な目が良いと思います。
 SHOVELになると少し対策されていて左側タンクキャップにはベントホールがありませんからそこまでシビアではありませんが、それでも入れる順番は右→左としておいた方が良いと思います。


 不定期でまたやりますね。

 作業の方は57FLHさんクランクバランシングに入ります。
 まずはひたすら計測計測・・・・・・




 すべての数値を公式へあてはめてダミーウエイトを算出していきます。




 バランシング開始~~




 もちろん左右2枚とも。




 週末お渡しが決まっている47FLさんのナンバーやら書類が名変完了して代書屋さんから送られてきたので大至急




 これまで車検が切れていたので出来なかったテストランへ行って来ました。
 乗られていた委託車両とはいえ、キッチリしておきたいのでしっかり乗ってキャブ・点火調整して、少し気になった個所を整備してお渡し準備は完了です!!


 57FLHさんのクランクケースを組み立て前の最終洗浄しておきます。




 車検+ちょこっとでWLさんお預かり。



9/15/2025

げりら

 不安定な空模様のなかウマイこと日曜日はお天気に恵まれたのですべて予定どうりお渡しできて作業場が少し落ち着いてきました。 今週もお渡しの予定があって良い感じ♪ と油断していたらゲリラで水没してしまったお客さまの車両が緊急入庫のはこびとなり、またバタついてきました。

 こればっかりはもうどうしようもないですよね、年々ゲリラの威力は増すばかりですからこういったケースも今後増えていってしまうんでしょうか・・・

 それでもバイクはまだなんとかなりますが車のコレクターさんなどにとっては大変な問題ですよね・・・

 57FLHさんピニオンブッシュが×なので抜き取り。




 ブッシュ製作して圧入していきます。




 暖めていたらカムブッシュが抜けてきてしまったのでカムブッシュも。




 カムブッシュ製作したのでこれも圧入。




 両ブッシュともラインリーマー仕上げ。




 チャート表を参照して各ギヤ計測してバックラッシュを合わせておきます。




 カムギヤとピニオンギヤのマッチング及びブッシュのラインを確認しつつ、サイドプレイも合わせます。




 すべてのギヤを組みつけてラストの確認をして、ブリーザーバルブの穴を追加工して、ポンプシャフトブッシュのチェックして問題なければギヤカバー内の作業は完了です。




 シリンダーがボーリングから帰って来たので計測計測・・・・




 リングギャップ




 ピストン側のリング溝、リング自体の曲がりもチェック。




 シリンダーをよ~~く洗浄して、リングの面取りをしてシリンダーも完了です。