7/28/2011

スケキヨで~す

 原因不明の体調不良をズルズルと引きずったまま風邪をひいてしまい、最悪な事になってます。 最近お電話いただいた方は私のスケキヨばりのひどい声に驚かれたかと・・・

 こんなの初めて。 ってくらいノドがやられて血が出るまで咳が止まらず、夜も眠れない始末。 週末の旅行がかなり心配ですが、いつもの何とかなるでしょ♪ で乗り切ろうと思います。

 今日も何も学習せずにタバコを吸って、咳き込みつつ作業スタートします。

 コンプリート製作の77FXEをやっていきます。
 シートリングなどヘッド周り、シリンダーボーリングが終わったので急ピッチで進めていきましょう。
 突き出しなど計測が済んだら、ロッカースタットを修理しておきます。  ロッカースタットに限らず、スタットボルト部のリコイル修理は細心の注意をはらって行いましょう。
 続いて、この車両はシートリング製作・入れ替えをしたので、ポート内で出っ張ってしまっている箇所を研磨する必要があるので研磨しておきます。
 見た目は1mm前後でも、実際には3~4mm程の吸気抵抗となってしまう事もあるので大事な工程です。
 上記が終わったらバルブの摺り合わせ後にフレックスホーンでクロスハッチ仕上げをしたら組み付けに備えて徹底洗浄しておきましょう。
 バルブスプリングのセット長を計測して、スプリング自由長、セット圧などなど計測しておきます。
 気合いでヘッド完了です。
 続いてシリンダーへ移ります。

 狙ったクリアランスになっているかひたすら計測です。
 続いてピストンリングのチェックです。
 サボらず全てのリングをしっかりチェックします。
 ギャップもしっかりチェックして、必要であれば追加工します。
 圧縮リングは削って合わせますが、間違ってもオイルエキスパンダーリングを削るなどという暴挙に出てはイケマセン。

 終わったらリングの面取りをして、シリンダーセクションの徹底洗浄しておきましょう。
 いよいよ組み付けしていきます。  事前に使用する工具やボルト・ナット、ガスケットなどなど準備万端にしてから始めましょう。
 もう一発、気合いで一気に完成です。

 明日、最終増し締めをするまでこれ以上手が出せないので帰って晩酌ではなく、もうひと頑張りします。
 増し締めの邪魔にならない取り回しなのでマフラーを取り付けて、
 それを避けるようにスチールパイプのオイルライン を製作して(結構大変なのです)おきます。
 最後に増し締めをして作業終了です。

 来週末くらいには走れそうな予感なのですが、カドミウムメッキに出しているパーツが帰って来ないので、それ次第です。





                          お疲れ様でした。

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