かんしゃです

　あいにくの空模様だった週末でしたが無事に２台お渡しできました。

　お客さまには気を遣っていただき、ありがたいです。

　少しスペースができたので入庫をお待ちいただいている車両を受け入れしたいところですが、もう年内にお預かりするのも意味がない気がしますし、年明け早々に車検の車両が数台入庫の予定なのでそのあたりが落ち着いたら入庫のご案内をいたしますのでもう少しお待ちくださいませ。

　８０FLHさんギヤカバーの各ブッシュをチェック→ピニオンブッシュは×ですね。

　カムブッシュは修正で大丈夫そうです。

　ピニオンブッシュ製作～～

　ここで４６WLさん車検準備していきます。

　光軸合わせまで到達で準備OKでっす。

　製作したピニオンブッシュを圧入・ライン仕上げ、カムブッシュ修正研磨したらすべてのギヤを組み込んでサイドプレイ調整、ピニオンシャフトを起点にクルクルくんになっているかチェックします。

　クランクの作業に移ります。

　NEWクランクピンをセットしてコンロッドビックエンドのサイドプレイを調整していきます。

　オーバーサイズのフライホイールワッシャーをカシメる際は少し工夫する必要があるので注意しましょうね。

　計測

　計測

　計測してラッピングの下準備。

　ここで４６WLさん車検取得してきました。

　めでたく合格したのでお渡しの形にしてこれから慣らしに入ります。

　でもってラッピング完了です。

こうれい

　旋盤に始まって溶接機、さらにコンプレッサーと今年はトラブル続きで旋盤とコンプレッサーは修理してまだ頑張ってもらっていますが溶接機は買い替えるハメになりました・・・

　RUMBLEにも高齢化の波が押し寄せて次々と音を上げはじめていて困りもんです。　私も気を付けねば・・・

　そんななか、長年使ってきたリフトくんも音を上げてですね、かなりアセりましたが修理して復活できました💛

　それこそRUMBLEを始めたときはリフトなんてとても設置できるようなスペースもない狭さで、コレを導入していろいろ思い出もあって愛着もあるので復活できてよかったのですが、トラブルの連鎖はホントにぼちぼち終わりにしていただきたいところです。

　作業は８０FLHさん続き。

　ライトレースラッピングに備えて計測計測。

　でもってグリグリタイム！！

　ラッピングです。

　シリンダーベーススタッドのスレッドを修正してケースへセットします。

　カムシャフトは錆で交換なのでピニオンギヤに合わせてカムギヤを選定してバックラッシュ合わせ。

　RUMBLEの状況を気遣っていただき、年明けお渡し予定だったお客さまが「週末取り行くよ💛」とご連絡をくださったのでラストのテストランへ→問題ないのは分かっていますが、たくさん乗っておいてと言われていて、さらに遠方のお客さまということもあって念には念をでたっぷりと走って来ました。

　もちろん問題なしです。

　そのあとは忘年会でおもくそ乗り倒すのでどろんこ号を整備してました、さ～～せん💧

　NEWタイヤも入れちゃったし、がっちり整備したので心おきなく飛ばせますな。

　死なない程度に遊んできま～～す♪

おたのしみ💛

　毎年恒例の仲間と１泊で行く忘年会がもうすぐそこまで迫っているので仕事が手につかない状態ですが、おもくそ遊ぶ分いつも以上にやることしっかりやっとかないと楽しく遊べないのでバリバリいきまっせ！！

　４６WLさん、組み上がったミッションを車体へ載せていきます。

　ウィークポイントのひとつでもあるスローアウトベアリングも分解してグリスをめいっぱい詰め込んでおきます。

　WLのプライマリーをバラす機会には必ずこのナットを増し締めしておくようにします。

　すべて組まれた状態でここを締めようとしてもほぼ不可能なので。

　プライマリーカバーを組む前にクラッチの調整をしておきます。

　WLの純正カバーはここの作業性が良くないので。

　バッテリーも新品に交換してすべて組みつけ完了です！！

　エンジン・ミッションともオイルを入れてリフトから降ろせます。

　６４XLHさんの初期慣らしは根気よく続けていたのでガソリン２０ℓ消費まで行けたため初期慣らしはここでおしまいでナンバーがついて実走行を待つだけなのでこの場所は明け渡していただきます。

　４６WLさんを降ろして次の車両をリフトへ載せ替えてからいつものおまじないをしてエンジンスタ～～ト→問題なくかかって、各部異常もないので外で初期慣らししていきます。

　こちら５７FLHさんの方はほぼ１０００ｋｍ到達してお渡しの日程も決まったのでエンジン・ミッションオイルを交換しておきます。

　各部のグリスアップと車体のお掃除はお渡しの直前にします。

　バルブとガイドのクリアランスをだいぶ攻めたので緊張しつつ４６WLさんの初期慣らし→まったく問題なく調子よいので週明けに車検の予約を取りました。

　８０FLHさん、エンジン・ミッション各面研磨。

　オイルポンプ上部のベントラインフィッティングが折れてしまっていたのでエキストラクターで抜き取ろうと試みましたがエキストラクターが折れそうなほど固着しているのでマシニングで削り取る作戦に変更します。

　タイミングホールのスレッドが崩れてしまっているのでここはリコイル修理です。

　緊張する作業でしたが無事にケース側のスレッドも痛めることなくキレイに除去できました♪

　気分よくタイミングホールの修理も完了です♪♪

　ここ数日ドロ遊びもグッと我慢してお仕事しているので年またいじゃうかな？？と思っていた作業が次々と完了して良い感じです♪♪♪

しらなんだ

　拳銃でも入っていそうな怪しげな油紙に包まれてパーツが入荷しました。

　待ちこがれていたWL4SPミッション用の補修パーツ！！

　単体では販売していないと製造元に言われ、パーツ屋さんには相当無理言いましたがめでたく入手できました。

　初めに「売らない」と突き放されたところからのスタ～トではあったのですが、そのハードルは早い段階で越えられそうな手ごたえはあったものの、こういった海外メーカーがリリースしているギヤなどの加工後に焼き入れするような製品は東欧で製造されているものが多いそうで、ウクライナの戦争の関係でそのような製品を製造できる工場は戦争に関係のない物は製造してはいけないというお達しが出ていたらしく、開戦以降数年間製造が完全にストップしていたとのことで、ふたつ目のハードルが立ちふさがったわけなんですね・・・

　それでもようやく落ち着いてきて、戦争に関係のない製品が製造できるようになってきたところだそうで、けっこうなミラクルで入手できたのです。

　しかし、こんなことでも戦争の影響があるのだなぁと考えさせられる出来事でした。

　パーツ屋さんには感謝感謝でございやす。

　作業は８０FLHさんの洗浄したクランクケースのカタカタチェックからです。

　まずはレフトケースは合格です！！

　そうしたら外れるものはすべて抜き取ります。

　続いてライトケース

　こちらも合格！！

　４５Eさんは無事に車検取って来ました。

　中へ入れてお渡し準備。

　

　レフトケースもすべて抜き取り完了。

　ミッションも分解・洗浄まで完了してます。

　で、ケーススタッドの曲がり修正・スレッド修正を。

　ばっちり💛

　ここで例のブツを開封して急遽こっちのミッションを。

　新品のクラッチギヤは組み立て前に必ずクラッチハブのスプラインとのマッチングを修正しておきます。

　ハブナットも十中八九ギシギシなのでここもクルクルくんになるまで修正しておきます。

　あ～そらそうすね、新品ですもんね、とクラッチギヤのブッシュもメインシャフトに合わせて仕上げておきます。

　あれこれ下準備が終わったら各サイドプレイをスラストワッシャーを選定して適正値にしていくのですが、4spミッションと違って都度仮組みしなくてはならないので大変です💧

　ようやくここまでですが、これも仮組み・・・

　ここで動作をチェックして問題がなければ分解して本組みしていきます。

　できあがり～～～♪

いや～～

　ようやく有圧扇での初期慣らしまで来られました。

　まぁ～ここまでブログに書いていないことも含め、本当に長い道のりだったのでまだ走ってもいないので少し早いのですが感慨深いものがあります。

　今日の朝からかけはじめて今さっきまで１０時間以上かけっぱなしで１度も止まったりグズッたりもせず良い感じです。

　ナンバーがついたらすぐに走り出せるようそれまではこの慣らしを続けます。

　VIBESさんが今月も届きました。

　いつもいつもあざっす！！

　４５Eさんを。

　車検の準備の前にリクエストのオイル交換・タイヤ交換を。

　NEWタイヤ組みつけて車体への前にラグボルトなどチェックします。

　そんななかベルトが入荷したのでこちらを。

　復活したので昨夜からまた乗っています。

 

　４５Eさんへ戻って、スプロケチェックしたところほ～んの少しだけカタカタするのでドラムシェル外してリベットをカシメなおしておきました。

　車検の準備まですべて完了したので明日(金)に受けに行くだけです！！

　８０FLHさんのロワーエンド、ここで洗浄しながらバラしていきます。

　クランクは作業台でないと分解できないのでひとまずキレイにしてからコッチで。

　過去にロワーエンドを分解されたことがないのでは？などと何の根拠もなく分解してみましたが、だいぶ大掛かりに手が入れられてますねぇ～・・・

　そうなるとSHOVELのスプロケットシャフトナットがなにをやっても緩まずナットを壊すほかねえズラ！！状態に追い込まれることがあるのでビビリましたが壊さず緩められてひと安心(もんのすごく硬かったすケド💧)

　フライホイールワッシャーもここで外してしまいます。

　引き続きここへこもって錆び落とし＆洗浄ひたすらです。

　あ、ちょこちょこ６４XLHさんの様子は見にいってますよ。

　ロワーエンドは綺麗になりました♪

　シリンダーから上は錆の心配はほとんどないので・・・

　浸水してしまっていたミッションを先に救出しておきます。

　これも洗浄しながらこっちで分解していきます。

　分解してケースは洗浄完了です。

　これから内部パーツを洗浄していきます～～

　さすがにこれだけここへこもってると気分悪くなってくるっす💧