12/22/2023

また

 今年初めて水道が凍って出ないくらいの冷え込みではあるものの、雪が降るでもなく日中は穏やかな陽気なので毎度ながら実感が湧かないのですが、各地大雪と寒波でおおごとになってしまっていますね。

 ここ数年、日本中で大変なことになっていても関東地方だけ・・・みたいなことが多くてなんだか申しわけないような、なんともいえない気持ちになってしまいます。

 関東地方なんて一晩で数センチの降雪で交通機関などがマヒしてしまって笑われていますが、慣れていようがいまいが、キャパを超えた雪が降ってしまったときのあの状況は分かっているつもりなので、なんとかほどほどで通り過ぎて欲しいと思います。


 作業場へ来て作業できるのをありがたいと思わないといけないですよね。
 芯出しの完了したクランクをケースへ組み込んでサイドプレイの調整をしていきます。




 スラストワッシャーの厚みが選定できたら本組みして確認のため再度計測してOKです。






 オイルポンプカバーのリターンフィッテイングがつく部分のねじ山が不適合のフィッテイングがついていたことによって✖なので修理してから組み付けていきます。




 
 オイルポンプのドライブギヤをクルクルしながら規定トルクへ到達するまでアライメントを出しながら締め込んでいきます。
 54までのスプラインシャフト適合のハイボリュームポンプギヤも恐ろしいプライスになってしまったので今回は見送りました。


 もちろん内部のパーツは交換してしっかりリフレッシュしています。






 シリンダーデッキ面とコンロッドスモールエンドの水平もきっちり出しておきます。
 細かいことのように見えますが、これは結構大事な作業です。




 少しエンジンらしくなってきましたかね~~







 さてタペットです。
 再使用できたら良いな・・と思っていましたが、4箇所ともガタガタだったのでオーバーサイズタペットを用意してタペットガイド4箇所ともボーリングとなりました💧💧💧




 完了です。







 ガスケットも馴染んできたトコロでオイルを流してクランキングさせてポンプのエア抜きをしながら循環チェックします。






 来ました来ましたブチュ~~っとビックエンドまで。







 タペットガイドを組み付けてまた一歩エンジンらしくなりましたかね~~




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