新規輸入した78FLHを港へ取りに行って来ました。
先日DUOのデカさに弱音を吐いたばかりですが、それに輪をかけて巨大化してますね・・こんなのハルクとかじゃないと乗りこなせないだろ・・と思ってしまいますが、チョップして原型をとどめないほどにカスタムした車両は当然としても、フルオリジナルのこの車両を所謂ストリップ状態にするだけで外したパーツの質量以上に軽快になり、街なかをブッ飛ばすことも可能になるあたりがハーレーという乗り物の魅力のひとつだと私は断言させていただきたいです。
というのも私の初めてのハーレーがSHOVEL-FLHで、多大な影響を受けたモデルだからです。
10代のときに手に入れて、ストリップにしてさんざん乗り倒し、イジリ倒し、20歳になった事だし免許でもとろうかな・・と限定解除して、せっかく免許取ったんだから車検ってのを取ってみるか・・と、当時所有していたバイク・車含め初めて車検てのを取って、ガレージで仲間たちと整備やらカスタムに明け暮れていてそのころパーツを買っていたSHOPさんに「そんなにハーレーが好きでイジれるんならウチで働いてみない?」と言ってもらえて今の私があるわけですから人生を変えたバイクと言っても大げさではないと思います。
あ、そんな話はど~~でもいいすね・・ でもね、SHOVEL-FLHは良いバイクです。 コレほんと💗 この車両も良い個体です。 宣伝ではないですよ、この車両はお客さまのために時間をかけて探して輸入したものなのでFOR SALEではありませんから。
でも、SHOVEL-FLHに興味があって乗ってみたいと思っている方には全力でお勧めしたいです。 ぜひ当店で!!なんていう気は全くないです。 本当に魅力あふれるモデルですので法的に乗ることができて、良い個体もまだまだ残っている今のうちに。
作業は42Uさん、バルブが入荷したのでバルブガイド製作していきます。
ULは、はまりしろが同じ鋳鉄ヘッドのナックルなど他のモデルの数値が通用しないので寸法管理がシビアです。
できあがり~~
ちなみにバルブはキブルホワイトを使います。 数年前は純正を研磨して使うか、ROWEをしぶしぶ使うかのいずれかでしたが「これがいい!!」と思って選択できる物があるのは幸せです。
シリンダーへ圧入して締めあがったガイド内径を仕上げます。 ピストンがまだ入荷していないので少しお休みです。
ここしかチャンスがない気がするので、一般のお客さまからご依頼のM-74Bを。
施されたクロームめっきのおかげで手こずりましたがなんとか全バラくんになりました。
洗浄前に支給されたスロットルシャフト+ブッシュを。
けっこう頑張ったんですが、支給されたスロットルシャフト左はキビシイのでRUMBLEで在庫している物右を使わせていただきました。
各ねじ山なども修正して各部面研磨、徹底洗浄です。
フロートグループからいきます。
クラックが見つかったので予備として支給されたフロートボウルを使って、ドレン部修正・合わせ面のめっきを研磨して進めます。 フロートレバーとピンのガタもとって、ラストに実油面の計測・修正。
JETもめっきにより#19の穴径には程遠く、リプロの新品もアホらしいくらいのプライスなので内径拡大研磨して#19に合わせます。
もっと写真たくさん撮っておけば良かったですね・・と反省しつつ作業完了したので本日発送いたしました。
今朝出勤してきたら作業場床に特大ムカデの亡骸がポトリ・・さらに今年初の黒白しましまの蚊を見て季節の移ろいを体感しております・・
6/13/2019
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