タイヤ交換作業が入ったので少しだけまじめな話も。
リヤへ車のタイヤを装着することはもはや珍しくもない事になっていますが、オートバイ専用のタイヤと比べると明らかに接地面積が大きいですね。 これが雨の日に大きく影響します。 車のタイヤの接地面積はよく「ハガキ一枚分」と表されますが、そのハガキ一枚分にかかる重量が自動車と比較するとオートバイでは軽すぎてしまうんですね・・
ましてやリジットフレームの車両に装着する場合は空気圧を極端に低くする傾向にあるので接地面積はさらに大きくなり、よけいに雨の日のグリップは低下します。
これが高速道路を走行するとハイドロプレーニング(教習所で習いましたよね?)現象をいとも簡単に引き起こすのです。
「ほんとかよ?」と疑いの目で見ているそこのアナタ!!本当なんですよ。 たまに高速道路で大クラッシュするスーパーカーのニュースを目にすることがあると思いますが、あれは金持ちの下手くそが乗っているからではないのです。
普通の市販車より軽量+大パワーにとんでもないワイドタイヤによって、ウエットの路面ではものすごい浮力でツルルル~~ンとなってしまうわけです。
そんな恐ろしい思いをする前に、車用のタイヤを装着されている方はウエット路面の高速道路を走行する際は空気圧を高めにすることをお勧めします。 これけっこう有効な対策ですよ。
さてタイヤ交換していきましょう。
こんなにツイルツル!?とか言いたい写真では無くってですね、ど真ん中にポチッとある黒い点。 これは、かなり太い釘が刺さっていた跡なんですが、パンク防止剤を入れていたおかげでずう~~っとエアも抜けずやりすごせました。
効果のほどがいまいち疑問だったりするパンク防止剤ですが、なかなか効果あるんですね。
ドラムブレーキ装着車両の場合は、まずラグボルトをチェックして、スプロケットもチェックします。
時にはチェックハンマーで強めにカンカンいってみたりします→アレレ??
表は異常ないのに裏は数本リベットが折れて飛んで行ってしまってました・・
残りも除去してリベット打ち直します。
無事に作業完了です。
車のタイヤはコーナリング時にタイヤの角が路面とほにゃららで違和感があると言われたことが何度かありますが、私は下手くそなりに車のタイヤでかなりコーナー攻め込みましたが全く実感できた事がありません。 鈍感なんですかね?? ですが、冒頭のウエット時での危険度は体験済みですので本当です。 お気をつけください。
お疲れさまでした。
1/28/2018
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