7/27/2017

ナローなブギにしてくれ

 最近、偶然にもRUMBLEのお客さまお二人に見せられたナローなあの名車。

 一台は納車に伺ったお客さまのガレージに停めてあったもの。  もう一台はまた別のお客さまが作業場へ乗って来てくださったもの。  子供の時から変わり者だった私は左近のカレラでもなく、オーバーフェンダーのターボでもなく、あのナローなマシンが大好きだったのでどちらの機会も大人げなくコ~フンしてしまいました・・・
 心の中で冷静になり「私には一生無理だな・・」という現実を突き付けられ、どっぷしヘコみました。

 そうは言っても、ナローなあの子の高騰ぶりは今に始まった事ではありませんから、とうの昔に諦めていたので実は別の車両に照準を合わせてずいぶん前から狙っていたんです、結構真剣に!! で、コ~フンした勢いで知り合いの車屋さんに電話したら、なんとショッキング・・・
 だいぶ頑張れば手が届くとふんでいたトーフくんも最近は高騰&玉不足らしくて私が買えるような車ではなくなってしまったんですって・・・

 あ~~悲しい・・今夜のつまみは冷奴に決定です。

  今年のJet-Runフライヤーができあがって来たのでホカホカのうちに毎年来てくれているバイク屋さんへは送らせていただきました。
 参加ご希望で入場券代わりのこのフライヤーが欲しい方はご連絡ください。
  さて、作業はコンプリートの50FL続きです。
 ミッションの大詰めキックカバーグループを。

 ワンピースキックアームのモデルを組む時は、このリターンスプリングを先にセットしておかないと頭を抱えるハメになるので忘れずに。  このスプリングが折れたりして交換する事になった場合もツーピースモデルと比べてなかなかの整備性の悪さです。

  見過ごされがちなシャフトの四角い部分とキッククランクギヤの四角穴部のマッチング。
 ここのはめ合いがカタカタしていると、どんなに目いっぱいナットを締め込んでロックタブを折り曲げようが、簡単にナットが緩んでしまうので、必要に応じて肉盛り修正するようにしています。


  原理で言ったらこのサイズの長さのレンチを足で緩める方向に年中グイグイやってる事になるので緩むなって言う方が無茶ってもんです。
 上記のはめ合いがしっかりしていれば、その力が掛かりにくくなると思うので重要と考えています。
  クロスシャフトブッシュ・シートポストブッシュも仕上げた車体へミッションを載せて一休み。
  車検・整備で入庫のSHOVELを。

 フォーク・ブレーキも含めオイル交換リクエストなのでまずはそこから。
  フォークをバラさず、オイル交換なので抜いていきます。 見た目がイマイチですが、こうでもしておかないとオイルが真横にビュ~~っと飛び出すのでご注意を。
 この状態でのオイル交換時はサービスマニュアルに載っているWET時のオイル量を参照してください。
  全ての作業と車検の準備が終わったのでお次は業者さまからのお仕事を。
 千里浜のイベントまでと納期が決まっているのでちょっと急ぎで行きましょう!!
 まずは大径インテークニップルに交換するための下準備。 古いニップルを外します。
  で、大径ニップル用に内径拡大してねじ山を切ります。

 依頼主さまから残りのパーツが送られて来るまで進められる所を少しでも進めておくといった感じです。
  同じ納期で同時に依頼されたSHOVELも一緒に進めて行きます。
今日はここまで。

 あ~~冒頭の話、思い出すとやっぱり悲しすぎるので書かなきゃよかったと少し後悔してます・・・



    お疲れさまでした。

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