今ブログを書こうとパソコンを開いたら紫電改の実物大レプリカ製作のニュースが出ていました。
おそらく一般にも開放されると思うのでその時は絶対に見に行きたいです。
作業は39UL続きです。
依頼主さまから支給された「リビルド済み」のM51
わかりやすくボルトを入れてみましたが、エライことになってます・・・
せっかく高価なフロートが使われているのに残念な感じです。
でも、ジャンクパーツにブラストあてて組まれている「リビルド済み」と違って、パーツ単体のコンディションは良いもので組まれていて欠品もなく、良心的だと思います。
プライスは聞いていませんが・・
まずは問題の部位を修理していくために3-ボルトキャブはスロットルシャフトブッシュを抜く必要があります。
全て修理完了の図。
4-ボルトキャブと比べてマニフォールドとの接地面を研磨する場合は出来る限り最小値で納めるようにします。 元々の肉厚がとても薄いのと、マウントステーとの兼ね合いもあるので気を使います。
完了です。
続いてマグネトーを。
フェアバンクスボディーにHUNTベースの組み合わせですが、問題おおありですね。
わかりますか? シャフトが縦にこんなに動いてしまいます。
こっちの方が分かりやすいですかね?
スラストワッシャーが入っていないことももちろん問題ですが、それ以前にここまで縦にガタがあると正確な点火時期が出せないことと、オイルがびちゃびちゃに漏れてしまいます。
そこかしこに液体ガスケットがベットリなのはそのせいですね。
シャフト先端の六角と、ローター側の六角が合っていないので修正研磨しました。
細かいところも見逃さず。
キルスイッチの絶縁にゴムが使われているため、つぶれて傾いてます。 しっかり改善しておきます。
交換部品はこれだけですが、マグパーツはいちいち高いのでこれだけでもけっこうな金額になってしまいます。
どうやって組まれていたんだろう?? と不思議になってしまうGENスクリューも追加工しておきます。
チョッパーエンジンはいろんな意味で大変ですが作業完了です!!
お疲れさまでした。
12/01/2016
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