最近よく耳にする「ゆとり教育」 若い世代とのギャップをこの一言で片付けてしまうのは少し強引では・・
そんなに年齢の離れていない人や場合によっては年上の方でも違和感を覚える事もあるので「ゆとり教育」は事の元凶ではないように思います。
衣類や身につける装飾品や音楽、口に入れる物まで、本当に欲しい物を買っていますか? 信じられないくらい高額なハーレーダビットソンさえ、まるで通販カタログのような雑誌を見てあれこれカスタムされているように感じます。
マズイ・・またまたいつもの悪い癖で生意気言いました~すみません。 変わり者の私は日常の些細な出来事に柔軟な対応ができなくて辛い事が多いのです。 余計な事は放っておいてバイク屋は黙ってバイクを一生懸命整備します~
GW中にタイヤ交換の予約が入っているのでチューブを入れてふくらませておきます。
ビードがあがりやすくなったり、型崩れも治ったりと良い事づくめなので必ず行っています。
TAKAさんSHOVEL、いよいよ煮詰めの作業です。
点火コイル+ワイヤー、かなりの怪しさだったため新品に交換します。
プラグワイヤー製作する際は専用工具を使用するとしっかりとできます。
他、各部しっかりと点検+調整(この後800km以上試運転するので重要なのです)したらリフトから降ろして
次に作業する車両を私のリフトに乗せておきます。 作業場がせまいので入れ替え一苦労です。
一般のお客さまのSHOVEL、エンジンオーバーホール+各部カスタム+修理とかなりの重作業・・・
そういえば、このSHOVELもコンプリートでオーバーホールしなければならないので一緒にやっていく事にします。
次から次へ~っとオッサン、ますます痩せそうです・・(作業たくさんでありがたいのですが)
TAKAさんSHOVELに戻って、まずはエンジンオイルを注入します。
現在、当店では純正オイルしか使用しません(作業依頼いただいているSHOPさまにもお願いしています)
オイルポンプのチェックバルブ+リリーフバルブ取り外しておいてエンジンオイルをオイルタンクに注入後、点火プラグを外して空キックしまくりです。
オイルが出てきて大慌て・・なんて事のないように、全てのパーツ+工具をすぐ脇に用意しておきます。
一番最初にチェックバルブからオイルが出てきますから、確認後、内部パーツを組み込んでキャップを締めて、ベントラインを繋いでリリーフバルブへのオイルが確認できるまでさらに空キックしまくり・・確認できたらここも締めます。
その後プレッシャーゲージの針が振れるまでまたまたキックして
そこまで確認できたらR-EXロッカープラグを外してオイルが来るまでキックキックです。
確認できたらすかさず締めこんで(せっかく位置合わせしたロッカーシャフトが回ってしまわないように注意します)
続いてF-EXロッカーも同じ作業して・・早くかけたい気持ちを抑えて我慢ガマン。
その後、リターンラインにオイルが戻って来ていることが確認できたらいよいよエンジンスタートします。(疲れた~)
ガソリンを流して、オーバーフローなども確認して、パンパンと柏手うっておまじないを忘れずに。
気持ち良くキック一発で掛かったので各部異音などチェックして、発電チェックもしておきます。
2~3分で一度エンジンストップさせて
各部入念にオイル漏れしていないかチェックして→→お願いのおかげで問題無し!!
今日はあいにくの雨なので工場内にて扇風機をあてて初期馴らししていきます。
非接触温度計などで確認しながら5分を数回、10分を数回を繰り返します。 とてもGOODな手応え!!
室外でかけられるようになったら強力有圧扇をあてて1時間程、これをガソリン20ℓ分くらい行ってから実走行に入ります。
エンジニアリングなんて言ったって内燃機屋に出してるだとか、腕の良い内燃機屋がいれば誰が組んでも同じなどと言われる事がありますが、ここまでやっても同じなんですかねぇ~ 少なくとも当店で組み上げたものは違うと信じていたいものです。
さて、その合い間にシートリングカットの済んだナックルのヘッドを作業していきます。
突き出し値計測後、バルブ擦り合わせ→フレックスホーンにてガイド内仕上げ→徹底洗浄すませて明日の組み付けに備えておきます(写真なくてゴメンナサイ)
以上ここまで無事に終了。 気付いたらこんな時間で、いつもながらグッタリです~ ボチボチ片付けして帰って晩酌して寝よおっと。 お疲れ様でした。
4/27/2010
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