3/31/2013

終わっちゃった・・

 いや~~楽しすぎだったマサシくんのバースデーパーチーも終わってしまい、寂しいかぎりですが、しばらくは思い出して笑えるので平気そうです。

 オーバーフォーティーのおっさんが集まって酒の量が増えてくるとどうしてなのか決まって話題は「しも」関係が多くなってくるものですが、金曜もそうでした。

 今、誰がカワイイとか、あのCMの子がどうのこうのと、おっさん達が熱く語っていたんですが、私はほとんど分からず、中でも一番年上のケンタローくん一押しの「だんみつ」って人、サッパリ分かりません・・・他のメンバーも皆知らず・・・ほんとにいるんですか?そのひと???

 「何が良いって、エロイんだって!!」 と、何度聞いてもおんなじ恐ろしく難解な手がかりしか言ってくれないので一生知らないままだと思います。

 ボクらの集まりなんて所詮こんなです、情けないですが・・・
 切り替えて作業行きます~~

  業者さまからのPANヘッド作業を。 まずは燃焼室内のカーボンをキレイにしたら旧ガイドを抜きます。 ガイド穴が荒れているので真円修正しておきます。 この作業の必要性はバルブの熱をガイドを介してヘッドへ逃がす←これは正直実感がわかないと思いますが、穴が荒れていて面接触でなく点接触だと、いくら圧入寸法を詰めてもガイドが動いてしまったり、ヘッドとガイドの隙間からオイルが落ちてきてしまったり、ヘッドにクラックが入る確率も非常に高くなるので地味ですが重要な作業です。

  なので、制作するバルブガイドも鏡面仕上げしておきます。

 出来上がったらヘッドへ圧入して、アツアツヘッドを冷ましておきます。
  その間にコンプリート制作の46WLのバルブガイドを抜いて新たなバルブガイドを制作していきます。

 キレイに洗ったシリンダーをよく見るとNOSっぽい感じ・・・
  シート部も、ヘッド面も、ねじ山も、間違いなくNOSです!!凄いですね~~ 何年振りに見たか・・・

 
  こちらも鏡面仕上げのバルブガイド完成したので圧入しておきます。
  冷めたPANヘッド、バルブステムに合わせてガイド内径を仕上げておきます。  この後、ビックバルブ化されてしまっているINシートリングをノーマルサイズへ直したり、面研磨などなどフルコースが待ってます。
  バルブもフェースがほとんど荒れていないNOS状態でビックリです。
  こちらもガイド内径を仕上げたらトルクプレートを組み付けてボーリングに備えます。
本日車検でお預かりのフェニックス、不調との事なので点火・キャブの調整をして改善されたので車検の準備をして本日の作業はオシマイです。


 楽しかったっすな~~またやりましょう!!




                            お疲れさまでした。

3/28/2013

お楽しみ~~

 明日は大親友マサシくんのバースデーパーチーを仲間みんなでRUMBLEに集まって盛大にやらかします。  明日は夕方までの営業となりますのでご了承下さい。

 ちょっと落ち込みぎみだったのですが元気になれそうです!!

  WL乗りのマサシくんを驚かそうと手持ちのM344を使って今の自分に出来る事を全て詰め込んだ1・1/4のスペシャルキャブを作ろうとしていたのですが制作依頼していた特殊アングルのスロットルディスクが間に合わず・・・残念。
 やりたいと思っている事は出来るだけ行動に移そうと最近決めたので仕事そっちのけでディスクが入荷次第必ず作ります!!
  今日から作業開始のコンプリート制作46WL、分解前にリクエスト内容と照らし合わせて用意するパーツや、ペイントするパーツ、カドミウムメッキするパーツなどなど細かく書き出しておきます。
  続いて車検が終わった51FL、リクエストの作業をしていきましょう。
  現状のプロクラッチからノーマルタイプへ変更なので、まずはクラッチから。
  大急ぎで終了なので画像無しです。
 対策はしてあるものの、ジャダーが出ませんようにとお祈りしておきます。
  続いてマグのメンテ+点火時期合わせ+タペット調整も言われていたので作業していきます。
  内部洗浄→ポイント磨き→ギャップ調整→点火タイミング合わせの順に進めます。
  続いてタペットです。 ソリッドとはいえ、そうそう調整が必要な訳ではないのですが、画像のようなコロニーなどのアルミプッシュロッドの場合、両端のボール部がもぐってしまったりするので早期発見のためにもこまめにチェックした方が良いでしょう。
 加えてアルミのタペットガイドもまめにコンディションをチェックしておく必要があります。  タペット、結構キテます・・・正確なバルブタイミングが得られないのはもちろんですが、それより怖いのはタペットガイドが割れたりするので早めに手を打った方が出費が少なくて済みます。
  続いて割れてしまったハンガーマウントを修理したらテストラン。

 バッチリなのでオーナーさまへご連絡。

 ここで超~~久々で悪友リョージがお酒たくさん持参で遊びに来てくれました。  おかげで元気出たっす、ありがとう!!
  リョージは千鳥足で帰りましたが、もちろん私は飲んでいないので46WLを進めます。
 エンジン・ミッションを引き受けて車体はHIDEくんと新人バイトくんに任せます。
  とりあえずここまで行ったらクランクケース内を洗浄・油切りするので一旦お休みです。

 珍しくロッドビックエンドがキッチリしていたり、
  純正ピストンに加えてピンの内径を削って重量を落としていたり、なかなか手が込んでます。

 WLも状態の良い個体が激減しているのでひと安心です。
最後に現在馴らし中のEVOスポーツ、気になるところを調整してオシマイです~~








                          お疲れ様でした。

3/26/2013

感謝感謝です

 ここ数日、いつにも増して来客が多く、お近くの方から遠方は青森県の方まで・・・

 中には同業者さまもいたりで、その場合、お互いの苦労が分かり合えるからなのか、ついつい話し込んでしまいます。  毎回そんな時間の後には自分のふんどしを締め直す(パンツ派ですが)ような気持ちになり、良い刺激を受けてやる気が湧いて来るのでとてもありがたく思います。

  そんな訳でおやつがたくさんです。
  気を付けないとブーデーになりそうです・・・
  みなさまありがとうございます。

 おいしくよばれます~~。
  さて今日は40ULを作業していきます。
 前々オーナーさまがAVCC参戦に向けてカムを制作する前提で圧縮比を限界まで高めた所で事情により手放してしまい、そのまま現オーナーさまが乗られているので、圧縮比を下げていきます。
 
  専用のビューレット?だっけかな?とかゆう道具が存在しますがそんな物はRUMBLEには無いのでまずはメスシリンダーで燃焼室に灯油を入れていきます。 この時、任意に水平ではなく、一か所高い位置を作っておくと後で楽です。
  あまり欲張らず6分目くらい入れたらパッキンの役目でグリスを薄く塗っておきます。
  一番高く設定したところへこの穴が来るようにアクリル板を貼り付けて、この穴から注射器でポタポタと灯油を注げば燃焼室容積が割り出せます。

 アナログでインチキくさいなどど言わないように!!
  慣れればなかなか正確に測れるのです。
 F・Rで1ccの差という事はその証拠・・・になりますかね?
  あとは燃焼室の形状をアクリル板へ移して、それを工作用紙へ当てはめれば面積が割り出せます。 これで内部を1mm研磨したら何cc容積が増えて圧縮比がいくつ下がるか、または上がるかをかなり正確に割り出せる訳です。
  ここで月末の支払いやスタッフのお給料など銀行回りプラス、グリグリへ馴らし中の38Wで行って来ます。
  帰って来たら無理を言って譲っていただいたM-88が届いていました。 上の38Wへ付けるのですが、3ボルトのリンカートは価格が高騰しているのに加えてコンディションの良い物を見つけるのも大変らしいです。 いつの間に!? 知らなかった・・・
  たしかにズゴイです、外れるんでしょうか???
  かなりキテます。
 大事なボディーをこわしてしまわないように分解前にグツグツ煮込んでおきましょう。
  美味しく煮えるまで40ULにつけるフェアバンクスマグネトーをチェックしておきます。
  何とかかんとか全バラくんになりました。 半日以上かけた甲斐あってダメージなく分解できました。 HIDEくんよろしく~~
  ここでテクニカル・トートさんへお願いしていたCVキャブがOHから帰って来たので先日エンジン組み上げたEVOスポーツ用に各ジェットをセットしてから組み付けていきます。
  でもってエンジンスタート。 さすがEVO、まったく不安なく、この勢いで馴らしへ出発して50kmも走って来れました。

 いつもこうなら良いのにな・・なんて思いながら各部チェック・整備して今夜から通勤に使って距離を稼ぎます。
最後に洗い終わった59FLHと京都からのM-74B、下準備でベンチュリを組んでおいて明日組み立てます。

 本日の作業はこの辺で。





                      お疲れ様でした。

3/24/2013

やっぱり好きになれん

 ヘコんでます、ドップリと・・・

 少し前に受けた健康診断で異常が見つかり、大嫌いなお医者さんの所へ説明を受けに行ったのですが、どうしても内の臓をカメラで見なければいけないと言われてしまいました・・・

 恐る恐る、そのいわゆる「胃カメラ」ってのを入れる際に・・と質問している私を鼻で笑いながらくい気味に、あのねぇ・・胃カメラじゃなくてファイバースコープですよ、渡邊サン・・・

 と、なんともエラそうに言われて、やっぱり人から「先生」とか言われている人種は性に合わん!! なんて思いながらも検査の予約を取りつけて、昨日がそのX‐DAYだったんです。

 結果は、アチャ~~・・・な事態だったんですが、治すには開胸する他なく、もちろん今のRUMBLEにそんな時間は無いので徹底抗戦で応じていたら、ひとまず薬で散らして抑える事に・・・

 そんな事はさておき、その自慢のファイバースコープの太さったらもう・・・直径15mmはある全然フレキシブルじゃない管をグイグイ入れやがってぇ~~!! トイレで盗撮する変態だって1mmくらいのレンズを使ってるご時世なのに、未だに医療用ってあんなにゴツイんでしょうか?? 思わず殴りそうになりながらも検査結果にヘコみきって寂しく帰宅しましたとさ・・・

 今は忘れてお仕事です。
  まずは今日納車のSONNYくん号を調整後テストランへ。
  お渡しOKの状態になったので新規輸入の59FLHの整備をしていきます。
 ご予算の都合で1年保障には出来ませんが足回りなど各部チェックしたらキャブを外して点火などを見ていきます。


  車検他整備で51FLさま入庫です。

 「おだんご」ごちそうさまでした。
  では59FLHのリンカートM-74Bをチェックしながら分解していきましょう。
  全バラくんでHIDEくんに渡します。
  続いて一般のお客さまからのM-74Bを分解していきます。
  手動進角へ交換した50FL、作業が終了したのでセッティングを兼ねてテストランへ。
  帰って来たらM-74B分解の続きを終わらせてこれまたHIDEくんに。
  続いて高知県から直接お持ちいただいたM741-1を分解していきます。
  こちらはベンチュリ+メインノズルが壊さないと分解できないようになってしまっていたり、
  こんな事になってしまっているので完全にバラバラにはできませんでしたがHIDEくんへ。
  続いて業者さまからのM-35を。
  メインノズル+ベンチュリとも強烈に固着していましたが
  あれこれ手を尽くして全バラくんです。
  続いてこちらも業者さまのM-74Bを。
  途中で折れてしまっているばかりか、メインノズルを邪魔してしまっているので何とか目くらプラグを外して
  どうにかこうにか全バラくんです。

 今日はなかなか手強い個体が続きますね・・・
  もう一丁、これまた業者さまからのM-51を。
  またまたこんなですが、幸いノズルの脱着には干渉しないので手を付けないでおきます。
こちらも全バラくんになりました。

 この他にも作業車両が3台も入って来てパンク寸前ですがマイペースで行きます。

 本日の作業はこの辺で。



                        お疲れ様でした。