6/29/2018

はや!!

 あっさりと明けてしまったらしいですね、梅雨。
 こんなに早い梅雨明けは記憶にない気がしますが、バイク屋さんとしてはありがたいです。
 でも梅雨はしっかりと梅雨でないと不具合もたくさんあると思うので少々心配です。
 我々のような一般市民がまず影響を受けるのが「水不足」ってヤツですね、 小学生の頃、水不足が原因でプールが中止になり頭を抱えてどっぷし落ち込んだ記憶があります。 今にして思えばなにもそこまで・・という気がしますが、厄介者の梅雨でさえ、無いとなると大小さまざまな影響が出る訳ですから季節それぞれきちんと「らしく」あってもらいたいですね・・・災害に繋がるような異常気象という事も耳にする機会が年々増えているような気もするので。


Fly Wheels #54が届きました。
 SAND-FLATSの記事がたくさんで楽しそうです。

 いつもあざす。




  作業の方は49さん引き続きです。
 これ、オイルラインなんですが、こういったダメージを見つけた場合は必ずリークチェックするようにします。 車体のどこかと干渉した状態で装着されているとこうなるのですが、意外とクラックなど入ってしまっている事も多いので油断できません。


  ライトサイド、リクエスト作業はほぼほぼ完了いたしました。
  あ、パッセンジャーペグのクレビスピンへ入るこのカラー、装着されていない車両が多いです。
 これが入っていないとペグが地面と水平にならず、ダラ~~ンと垂れ下がり、非常にだらしなくなってしまうのでお忘れなく!!
  レフトサイドへ移ります。

 例によって何をどうしたかはあまり詳しく書きません。
  ロッカークラッチはOHです。
  他リクエストの作業もあれこれこなしてこんな感じです。
  続いてホーンを。
これが錆がひどく、ようやく分解できました。
 しばらくこのホーーンとの格闘になりそうです・・・

6/28/2018

おはずかしい

 言いにくいのですが本日は22時頃には店じまいさせていただきます。
 早上がりの訳はご想像どうりでございます・・ 23時までには帰宅したい理由があるのでございましてですね・・
 私と同士の方はたくさんですよね、今日は。


  Lキャブオーバーホール続きです。
 マイナススクリュー8本全て修正しておきます。
  特殊な作業があったため、だいぶ長丁場になってしまい、画像ないまま最後の油面調整になってしまいました・・
  見えますかね? 水盛り管の原理でまさに実油面が目視できる便利ツールを使って作業完了です。

 本日(木)発送いたしました。

  53FL、梅雨の中休みのおかげでたっぷり乗れたのでセッティングも詰められました。
 実はファンネルとの相性の良くないツースロートを除くS&Sキャブですが、このショートファンネルは例のネガティブな症状が出にくく、相性良いと思います。
 週末のお渡しに備えて各部点検・調整して準備OKです。


  さて49さんに戻って来られました。

 何をどうしたとか、ああしたとかはあまり詳しく書けませんのでフワッと。
これは書いても平気そうなウインカーの修理もしておきました。 引き続き今日は49さんを進めます。

6/27/2018

もう?

 月一でダスキン屋さんが来てくれる日は「大掃除」ってのは先日ブログで書かせていただいたばかりな気がしますが、あれからもう一ヶ月!?
 2018も折り返しを過ぎて、時間の流れを早い早いと言っているばかりで年齢だけを積み重ねていく現状に危機感が募るばかりです・・・
 ここいらでまじめに考えないとヨイヨイになった時に後悔しそうです・・・
 いいとこあと20年くらいだと思われるのでほんとにちゃんと考えなければ・・・

  そんなの考えている場合ではないので今日は朝から大掃除で早くも汗だくっす。
  さて急ぎの作業のラスト。
 リム・スポーク組み立てです。
  頼もしすぎるパウダーコートのおかげでニップルが入りません。
 まずはここを改善していきます。40か所×2(汗)
  完了したので発送しておきました。

 




 どっさり届いていたのに見ないフリしていた荷物を全て開封して。

  OH依頼で送られて来ていたS&S-Lキャブを。
 シャシーダイナモへ載せ、各センサーで燃調が数値で分かるようにしてセッティングをするも、どうやってもパイロット系統が薄すぎる症状が改善されないとの事・・
 そのあたりを踏まえて分解しながらチェックしていきます。


  またコレ、片栗粉てきなブラストメディアが・・・
 いつもより入念に洗浄した方が良さそうですね。
  ひとまず全バラくん。
 ツースロートと比べるとパーツ点数が大幅に少なくて簡単にOH完了しそうですがひと癖もふた癖もあるキャブです。
Lキャブの特徴のひとつにその型式の多さがあります。
 レアパーツの類とは無縁のRUMBLEでさえ、探したら2種類あったくらいです。 これらとは異なるエアブリード機構を持たないMGALが依頼された個体ですので、完調でもセッティングはなかなか大変です。
 ですが、依頼時に言われていた症状を引き起こす犯人はいちおう見つけることが出来ましたので良くなると思います。 書かないすケド💗 

6/26/2018

みないで

 んん~~・・・
 またまたお仕事が次々届いてます。  ニッコニコでこちらを見てますがちょっと見ないフリ・・・・

  すみません、順番に着手致しますので少しお待ちください。
  こちらの作業が急ぎなので昨日の第二ラウンドから。

 クランク組み立て・芯出し。
  レフトケーステーパーベアリングのセットアップ。
  けっこう大事なディスタンス調整。
  シビアな調整が求められる部位なのでスペーサーの厚みも細かくラインナップされています。
  ケースへ組み込み。
  ポンプと言えばパールを連想してしまい、恐縮しつつオイルポンプを。
  各パーツしっかりチェックして、スモールパーツも用意して組み立てていきます。
  ピストンピンブッシュとシリンダーデッキ面の水平も。
  オイルを流してクランキングさせ、エア抜きしながら順番にオイルを呼び込んでいきます。
  ここまでブチュ~~~っとオイルが来ればOKです。

 ロワーエンドは完了したので発送しておきました。
  続いてトランスミッションです。
  コチラも綺麗にペイントされていますが、またまた砂っぷりが・・・
 ウエットブラストという物なんでしょうか? 非常に細かい片栗粉のような粒子がびっしり固着していてエアブロー程度ではウンともスンとも・・・
 まずは徹底洗浄して、各ねじ山にも粒子がびっしりなのでねじ山も。


  で、一気に組み立てて、ラストのドラムカムアライメント。
  サイドプレイ。
  シフターフィンガーの調整などなど。

 あとは最後の仕上げをすれば完了ですので本日中に発送しておきます。

6/25/2018

とちゅうですが

 昨夜は書こうと思ってたんですが、わけあってドタバタと慌ただしく帰宅してしまったため、その分を。

  49ELさんを順調に進めていたんですが・・
  また~~
 どっさり急ぎのお仕事が入って来てしまったので急遽コチラを。
88FXLRロワーエンドから。

 キレイにペイントされていますが
  あれ??あんま伝わらなかったすかね??
 内部にサンドブラストのビーズがかなり残っていて、なかなかの砂かげんですのでまずは徹底洗浄から。
 ラッピングに備えてケーススタットの修正。
  ラッピング開始~~~~
  カムブッシュ・ピニオンブッシュ入れ替えてラインリーマー仕上げ。
  初期EVOなのでピニオンシャフトはフリーになってくれるおかげでギヤのバックラッシュ調整がやりやすいです。
 ギヤがマッチしていなかったのでピニオンギヤを交換して対応しました。
  サイドプレイ調整後、ピニオンシャフトを支点に指でクルクルくんになれば合格です。
  ナゼか全ねじ山が良くないので全て修正します。
  さてクランク行きます!!
  まずは使用するNEWクランクピンにて組み付けてビックエンドのサイドプレイを。
  ベアリングを選定して
 ビックエンドラッピング。
フライホイールワッシャ入れ替え・ロッドビックエンド追加工・ビックエンドラッピングまで完了してひと息ついてコレ書いてます。
 さてこれから第二ラウンド突入です!!!