9/21/2019

また

 また台風が接近してますね・・
 被災された千葉の方のことを思うとやるせない気持ちになります。

 予報の進路からできるだけそれて雨・風も最小限でとお祈りすることくらいしかできませんが、そうであってほしいです。 この週末を乗り切れば連休明けはしばらく晴れマークが続いているようですし・・・
 千葉はお客さまや、知人も多いのでとても心配です。


  作業は原因不明のオイル漏れ+ちょこっとで入庫のDUOです。
 症状は調子維持のため、ガレージなどでエンジンを掛けてアイドリング状態で10分~掛けていると一定周期でポタポタとミッションオイルが垂れてくるという内容。
 遠方のお客さまなので電話で本当にミッションオイルなのか?オイルの入れすぎではないか?など確認できることはあらかじめやりとりしていたんですが、お持ち込みしていただきました。


  まずは入庫したまま、プライマリーを開けてエンジンを20分ほど・・・
 分かりやすくするためタオルはどかして掛けましたが言われたようなポタポタはありません。 数滴たれているのは車体についていた分でミッションメインシャフト周辺から透明度の高いミッションオイルと思われるオイルは一滴もたれてきませんでしたし、少し疑っていたプライマリーチェーンオイルの供給過多も見られません・・・


  よく見てみるとクランクスプロケットシャフト部からのオイル漏れが多いです。






  開けたプライマリーカバーに溜まっているエンジンオイルもかなり大量です。 これが車体直立状態でいちばん低い部位からポタポタという症状だと判断させていただいて対処していきます。




  写真だと伝わりにくいですが、やはりだいぶ漏れてますね、このシールを交換します。






  シールだと思っていたらオイルスリンガーがチョイスされていました。 オイルシールへ変更するのでシール用の外径の大きいインナースペーサーに交換しないとオイル漏れは止まらないので合わせてスペーサーも交換します。




  組み付けまで完了。
 言われていた走行中に切れていってしまうロッカークラッチの調整もやっておきました。





  偶然前回の車両と同様の作業、ウインカースイッチの修理も完了です。






キックペダルピボット部の修理も終わってリクエストの作業は全て完了です。



9/20/2019

VMRS

フライヤーが届きました。
 今年も出店させていただきます。

 今年もリンカートをいくつか持って行けたらな・・と考えています。 M-35系と1-1/4ボディーの個体を用意していくつもりでおります。
 RUMBLEのブースを見つけたら優しく声かけてください。

すみません

 ずいぶんサボッてしまいましたね。
 ちょっとした事件が発生してしまって、とてもブログどころではない状況に追い込まれていてですね・・でも、作業とは関係のない事で、全て私の甘さが招いた事なので反省しきりです。
 何件か心配のメールもいただいてしまったので今日から少しずつ書くようにしていきます。


  M-35トラブルの件をブログに書いて以降、たくさん反響いただきました。 国内だけでなく、海外からも!? あまりの反響に驚きました。
 相談や質問だけでなく、作業も数件依頼されて、こなしておりました。



  で、これまた先日ブログに書いたテールランプ脱落車両です。
 車検取得がまずは先決なので準備していきます。





  ひとまず仮のテールライトを・・
 配線は束ねてくれてあったのでサクサクと・・と踏んでいましたが繋いでも点灯せず???





  ああ~~手繰っていったら途中のROOM内で断線してました。  ものすごい力でもって引っ張られたわけですからそりゃそうすね・・・
 入荷待ちのパーツもあるのでいったんお休み。




  もう一台の車検+作業のWLを。







  ご自身でプライマリーチェーンの交換をしたものの、不安案件があるとの事でチェックチェック→こちらは解決しておきました。





  言われていたウインカーの作動不良も改善されました。







  数十年使って節度のなくなってしまたウインカースイッチを改善リクエスト。






  ここを新品に交換してスイッチOHして解決です。

 この車両は車検も取得できてお渡しOKとまっております。




  あ、言われていたプライマリーチェーンへのオイル量の調整もやっておきましたよ。






先日FOR SALEしていたM-74B、手配していたメインノズルがあまりにも入荷しないので問い合わせてみたらなんと通関で止まってしまっているというミラクル!!
 入荷の目途もたたないという返答なので私の個人所有の74Bから挿げ替えて昨日組み上げて発送しておきました。

9/13/2019

まち

 ぼちぼち載せておきますかね~~~  なんて先日、アイアンロワーエンドの作業報告を締めたんですが

  実はこのガスケットが欠品していて・・・
 やっと入荷したので大至急取り掛かっています。






  ガスケットを待っている間に他を進めてました。
 ロッカーシャフト修正、ロッカーボックス修正となかなか手強かったですが。





  無事に完了。







  ガボッと大きく口が開くので内部洗浄しやすいオイルタンクをしっかり洗浄しておきます。






  ロワーエンドの方はクランキングさせてコンロッドビックエンドへオイルが来たのを確認します。






  バックリ割れたソレノイドなんかも交換したり、他も各部手直ししながら。






  ライトサイドはこんな感じ。







レフトサイド。
 これであとはシリンダーがボーリングから帰って来るのを待つだけです。

9/12/2019

いてて・・・

 二晩連続で慣らし中のULの距離を稼ぎに走り込んできたのでお尻が痛いっす・・・

私の体のサイズと、装着されているソロシート+ハンドルとの相性があまり良くなくてこうなってるわけですが、慣らしの方は順調です。  環2~保土バイ循環という、何気に良いコ~スを見つけたおかげで良い感じで距離を稼げております。
 一般道とは思えないくらいの距離を一定の速度で巡行できて、ほどよいところで信号もあるおかげでクールダウンもできて、70~80kmで巡行しても他車の邪魔にならず、何かあっても高速道路と違って路肩に停車できて、お金もかからず💗と良いことづくめです(おしりを除いて)

 オイル交換・各部点検・整備もおこなって、そろそろお渡しできる状態になってきました。

9/10/2019

あざす

  VIBES10月号が届きました。

 いつもすいません。




 先日お知らせしたM-74BはSOLDとなりました。 たくさんのお問い合わせありがとうございました。

 さて、今日はトラブル解決の話を長々させていただきます。
 入庫したのはM-35装着のナックルヘッド FLなので1200cc、他店にて半年前にエンジンフルOHしたのち、今日まで解決せずRUMBLEへ持ち込まれた車両で、OHされたSHOPさんの方でこの半年間に4回もエンジンをバラしてもうお手上げで、オーナーさまがRUMBLEへ持って行こうと思う・・と伝えたところ、快諾してくださったという事で感謝の気持ちを込めて車両の写真は無しでいきます。
 症状はOHしてからすでに2000km以上走行、キックでの始動はほぼ一発、アイドリングも安定しており、走行フィールも悪くありません。
 OHしたて・この気温という事を差し引いても少々熱を持つかな・・という印象。
 プラグの焼けを見るとかなり焼け気味ですが、チャンピオンD16だからかな?というレベル(オーナーさまサイドでNGKも試した模様)  この状態での街乗りは連続何百キロでもまったく問題なくこなしてくれますが、ひとたび高速へ乗ると80km巡行→数十キロでパカパカと嫌な排気音になり、(恐らく)バルブが締めあがり片排になってしまって走行できません。
 そこで十数秒アイドリングすればすぐに復活して下道へ下りれば何事も無かったかのように普通に走れるといった症状なのです。
 この症状は私の方でも確認したのち、当然ハイスピードニードルを開けて燃調を濃くしていきます。 ところが3ノッチも開けるととたんに不調となり、走行するのにストレスを感じるようになるのです。 さらに、このときに出る症状が私の感覚では薄いときに出る症状で(濃くしているのに)一か所、スロットルをほんの少し開けたところでガス欠や、イグニッションスイッチをOFFにしたような症状になり、ラフなスロットル操作でもって全閉か、ガバッと開けるかのような乗り方をすればやりすごせなくもないのですが、他車で溢れる一般道を走行するには無理のある状況・・・
 ハイスピードニードルを開けて濃くしているのに、↑のポイントに入ってしまうと完全ガス欠状態になったのち、パチュンとクシャミを一発してから加速していくという薄い症状で摩訶不思議な中、私の方でもいろいろやってはみたものの、一向に改善されずという日が続いていました。
 信頼しているSHOPさんの仕事という事もあり、エンジンは疑わず、キャブに絞って分解してブツブツ・・・・・・・・・・・・どうにか一か所異常を発見して改善後装着してテストラン→完璧に改善されました♪ ↑の改善作業を施してアイドルニードルが1回転程開き、ハイスピードは1/4回転程開きました。  ご連絡したら400km以上も離れているのに即日取りに来てくれてコチラもうるっと来てしまいそうなほど喜んでくれてました。
 またまたキャブレターの奥深さを痛感すると同時に、ガソリン冷却の威力を見せつけられましたね。  だって、もしこのナックルが水冷だったとしてもこの症状は出ていたハズですし、何をやっても数十キロしか高速走行できなかった車両がたったあれだけの事で何事も無かったかのように100km+α 巡行でいくらでも走れるようになるなんて・・・逆の言い方をすれば高速以外はあんなに調子の良い車両が、あれだけの事で高速走行ができないなんて・・
 またまた良い勉強になりました。(ちなみに犯人は二次エアではありません)  同様のトラブルで頭を抱えている方はご相談ください。

 
 
今日はもう少しお仕事してから早めに閉めて、そろそろ納車しなくてはいけないこのULくんの慣らしで数百キロ走って来ようと思います。

9/09/2019

M-74B FOR SALE

 すごかったですね、今回の台風は・・・
 今朝の出勤時はどこも凄まじい状況で、そこかしこに台風の爪痕を見せつけられながらの出勤となりました。
 私も朝から作業場の修復をしております。


 さて、話は変わってRUMBLEでのフルOH済みリンカートの第二弾です。
 前回はその日のうちにSOLDとなってしまったので再度用意しました。

  こちらがベースです。ブラストなどは施さず、ピカピカにならないように徹底洗浄しました。
 欠品は多いですが、ボディーの状態はとても良く、ほんの少しですが、オリジナルペイントも残っているような個体です。



  スロットルディスクによるボディーの摩耗もほとんど見られませんので当然ボディーボーリングはしていません。
 各部面研磨しましたが、HD4の刻印も消えないレベルで面が出ました。
 全てのねじ山修正していますが、リコイルは一か所もありません。


  シャフトブッシュ入れ替え・NEWシャフト・ボディーに合わせて製作したRUMBLEオリジナルディスクといったいつもの手順を踏んでいます。





  ダッキーフロートをチョイスして実油面の調整もしてあります。






  この倍以上の在庫があるのに、74B用のメインノズルの在庫がなく、現在手配中ですが今週中には入荷しますので今週中にはコンプリートさせて発送できます。





価格・詳細はお問い合わせください。

9/04/2019

いやはや・・・

 昨日は早く帰って家族と夕食を食べていたんですが、突然の雷雨であまりにも強烈だったのでしばらく窓から外を眺めていたらいつの間にか家族全員が後ろにいて不安そうな顔してました。
 カミナリに異常なほどビクついている子供たちでしたが、私は雨の激しさにただただ呆然としていました。  わが家は坂の上にあるので大丈夫ですが、下の方は平気なんだろうか??などど心配していたら1時間程度で雨も止んだので良かった・・と思っていたんですが、けっこうな被害が出ていたようで、朝の情報番組でも多く報道されていました。
 あの勢いで数時間降っていたらと思うと先日の豪雨災害の恐ろしさが身に沁みます。


  クラッチトラブルで緊急入庫したコチラの車両からスタートします。






  原因はリリースフィンガーのポキリでした・・・
 こちらは作業完了して先ほどお渡し出来ました。







  車検取得できたUを元に戻して次の車検車両に備えます。







  アイアンくんも進めます。
 ドレンボルトが長くておかしな物に替えられていて、ねじ山もほとんどないので修理します。





  あとは全てのねじ山をさらって組み立て前の最終洗浄を。






で、ここまで行けました。
 アイアンはこの辺で車体へ載せてしまった方が良いのでそろそろ載せてしまいますかね。

9/03/2019

まずい・・

 いつの間にかバタバタと4台も入って来てしまってそちらを進めて納車しないと作業場がパンクしそうです・・・なんとかせねば(汗)

  溶接修理したカムブッシュ穴を仕上げてブッシュを製作・入れ替え・仕上げ。
 他も摩耗が激しいブッシュも入れ替えます。
 スポーツはカムが4つもあるので大変ですね。




  ベアリングも入れ替えてピニオンシャフトがクルクルくんか?の確認と、各カムのサイドプレイを。






  レフトサイドのテーパーベアリングレースを圧入して、テーパーベアリングのディスタンス合わせ(分かりにくくてもうしわけ)





クランク組み立て・芯出し。

9/01/2019

Be careful

 昔、背中にこの文字がプリントされているTシャツを着ているオッサンを電車で見たことがあってですね、何を気を付けたらいいんだろうとオッサンの背中を見ながら呟いた記憶が・・・

  それはさておき、これにはお気を付けください!!
 本日入庫の車両。  走行中にテールライトが外れてリヤフェンとタイヤの間に巻き込まれて・・という案件なんですが、このお客さまはピンピンされていましたが、一歩間違っていたら大惨事です。
 高速道路を走行中の車両を突然ストップさせようと思ったらものすごい力でもってガッシッとつかまないといけないわけですが、リヤタイヤをフルロックさせるのにはそれほどの力量は必要でないんですよ、実は・・・  ほとんどのビンテージ車両に装着されているタイヤは概ねパターン重視でグリップなどは二の次三の次ですよね?ですのでちょいと強めにリヤブレーキをかければ簡単にフルロック状態に追い込めますよね?  ところが、乗り手が想定していないところで突然フルロック状態に放り込まれるともはやパニクるしかないわけで、しかもリヤタイヤのグリップを取り戻そうにも意図的にその状況にしたわけでは無いとなると乗り手も含めて正常な状態へ戻るのにはかなりの時間を必要とします。
 まあ今回は幸いお客さまもピンピンされていて事なきを得ましたが、みなさまお気を付けください!!!!!


  さてアイアンくんクランクに入ります。







まずはビックエンドのサイドプレイを。








  ビックツインだと、スリーマイルズさんなどから細かく寸法分けされた商品がリリースされていますが、アイアンは見捨てられているのかそういったパーツはリリースされていないのでRUMBLEで製作します。




  コンロッドビックエンドラッピング+サイドプレイ


 ピストンピンブッシュも入れ替えて仕上げ







本格的にクランク作業へ入る前にピニオンサイドを完成させておきます(私の場合)






  3番カムブッシュは指で抜けてしまいました・・まぁ、これは構造的な欠陥なのでよくある事っちゃあよくある事なんですが・・
 よく見るとブッシュの外径が光っているトコロとそうでもないトコロが!!!



  残念ながらブッシュの縦横での寸法差がコンマ15mm以上・・ これはカムカバー穴へのダメージも当然と考えなくては
カムカバー側の穴が広がってしまって・・と思って見てみたら、がっちりクラックが走ってました。  ということで溶接して、最小限の研磨しろで強度を持たせます。 そもそも純正出荷時のこの3番ブッシュ部は肉厚がなさすぎて完全に強度不足ですので・・・