2/27/2019

ぶじに

 宣言どうり申告がようやく終わりましたよ、なんとかね。
 例によって長時間ムダに浪費しましたが、この達成感でそんなのはチャラにできちゃいます。
 これで今日からバリバリ作業して毎日ブログを書いて!!となれば良いですね・・・

  今日は大事な納車の日でした。
 小さい事ですが気になるところがあったもので今朝の出勤まで乗って煮詰めたおかげで問題は解決できて、無事にお渡しすることができました。
 しかもおみやまでいただいてしまって・・遠いところお疲れさまでした、あざす。
 4月楽しみにしとりやす~~


  さてさて前回のブログの続きを。
 つけられていたキャブレターはM65でした。 これはサイドバルブ用でもU系などの大排気量モデル用なのでM51のスペックへ中身を合わせながらオーバーホールしていきます。
 車体同様、キャブレターも状態悪いです。
 まずはガッタガタだったスロットルシャフトまわりを。


  ここのスプリングって、リプロでリリースされている物でしっくりくる物が非常に少ないですよね。
 スプリングにしては少しお高い価格設定ですが、これ(上)しか使いません。
  多少おかしなパーツがついている分には機能に影響なければ目をつぶりますが、このブラケットが付いていないのは見逃せません。  マニフォールドのナットが緩む危険性ももちろんですが、シリンダーへ連結しているニップル自体が緩んでしまう危険があるので付いていない車両は付けておきましょう。


  ようやく最終チェックまで行けました。
  キャブレターを車体から取り外す際、いくら締めてもガソリンざぶざぶだったので修理が必要と、いっしょに分解したシャットオフバルブを。
修理の途中でビックツイン用だと気づいて正規の物(上)へ交換しました。
 リザーブへ切り替わるガソリン残量の関係上、穴位置が異なるだけなのですが、まあまあ大事です。
全て組み付けてひとまずエンジンスタ~~ト→大きな問題は無さそうなので、煮詰める前に切れてしまっている車検の準備に移ります。
 本日(水)無事に取得できました。
 実走行に入るべく、あれこれ準備です。

 

2/26/2019

なんとか・・

 連日この話題で恐縮ですが、ようやく確定申告の書類作成が終わって、あとは明日提出すれば晴れてオシマイ♪となるのですが、この書類提出がムダに時間が掛かるので頭が痛いです。 そのかかる時間の95%はただただ待っているだけなので、本当~にムダに時間を浪費させられるんですよ、去年なんて5時間くらい掛かりましたからね~  そりゃ、こんなところでグチグチ言いたくもなろうってもんです。
 ま、それでも明日で完了となるのでガマンして行ってきますかね~

  作業は41WL続きます。
 リヤブレーキがいまひとつ・・な感じなのでライニングをシューシューと研磨します。
  ようやく良い踏み応えになりました。
  これでリクエストされた作業はクラッチ不良と、キャブレターと車検を残すのみとなってゴールが見えてきた感じです。
  クラッチが完了したのでキャブレターに突入します。
 見るからに大変そうなキャブのコンディションです。
  今回はやりませんが、この絵を見るだけでエンジン内部も心配になってきますね・・・
キャブレターを分解して徹底洗浄完了です。
 今日はもう帰る時間なので続きはまた明日(提出がスムースに行けばですが・・)

2/20/2019

もう?

 毎年のことなんすけど、やっぱ2月はあっという間に過ぎてしまいますね・・・
 他の月よりも短いのはせいぜい2~3日なのでそれはたいして影響してないハズです、たぶん・・・
 ではなぜ毎年この2月にバタバタとテンパるかというとですね、そうです、個人事業主には厄介なあの確定申告があるからなんですね~~
 世の中的にはたぶん3月中に済ませれば良いんでしょうけど、私は必ず2月中にやると決めているので、そういった避けたい決まりごとがあると夏休みのラスト10日間が一瞬で過ぎてしまうあの感覚と同じで私の2月は一瞬で終わってしまうんです。
 たいそうに書きましたが、要は何もやっていないまま、2月も残り一週間となってテンパッている訳です、恥ずかしながら・・・  そうは言ってもここまでその決まりごとは守って来たので今年も継続せねばってなわけで週末~週明けにかけてお仕事そっちのけでかかりきりになりそうです・・・

  でもやっぱりそれはさておいて作業です。
 41WLの続きです。
 WLC以外の45はスプリンガーロッカーのフロント左側のみ特別なスタッドがつきます。 でないとドラムのバッキングプレートのスタビライザーが正常に作動しないのでこのスタッドを正規の物へ交換します。


  フロントフェンダーのマウントもおかしな組み方なので直します。
  ステアリングダンパーもこれだけのパーツが欠品したまま組まれていたので正しい状態にして組み直します。
  左に付けられていたブレーキレバーを左へ持って来てケーブルをひいてフロントは完了です。
  リヤのブレーキペダル周りを。
 まずは分解・洗浄
  ほんとにね、腹立つほどヒドイです。
 これだけ各部のガタが許容を超えていると最終地点のブレーキペダルがボードへくっついてしまうまで踏めてしまいます。 それを改善したくてのドラムのブレーキアームを短くしたり、その他の手段だったのでしょうが、それでは解決になりません。
  各部のガタをとって適正値にしていくという地道な手順を踏まないと改善されません。
 まずはペダルピボットのガタから。  オーバーサイズのスタッドへ入れ替えます。
  そのスタッドへ合わせてボーリング

  気持ち悪いほどの暖かさの中、64XLCHが車検から帰って来たので今日はこの車両をたっぷり実走行でセッティング。  それは良い感じなのですが、車体に違和感があるのでこの車両はもうしばらくお預かりとなりそうです。
WLの方はリヤブレーキまわりも完了です。


2/19/2019

またまた

 先日リヤメカドラのブブゼラ問題を解決したばかりですが、またまたメカドラのノイズ問題を抱えた車両です。
 その勝負の内容は後ほど。

  一瞬でSOLDとなった41FLを整備していきます。
 委託販売とはいえ、RUMBLEは関係ありませんなどとは言いたくないので毎回売り主さまに了承いただいて整備させていただきます。
 詳細画像を載せる前にSOLDとなったので接写で行きます。
  車体まわりの点検・整備をひととうり進めていきながらエンジン・ミッションオイルを交換して、バッテリーも新品へ交換します。
  整備へ入る前にちょこっとエンジンを掛けたときに違和感のあったデスビをチェックします。
 あ、やっぱりね・・
 見えますかね?ベースリテーナー(板ばね)にカバーリテーナー(針金状のピン)がはまってませんでした。
  動かすとジャリジャリ音がすると思ったら砂だらけです・・
  なんでこんなところにこんなに砂がたまってるんでしょう?? 見たところ、砂浜の砂っぽい感じです。
 そんなことはさておいて、きれいに洗浄して組んでいきます。 コンデンサーは正規の物へ交換させてもらいました。
  組み上がったら進角・遅角と、ある程度のテンションで作動するか確認して、必要であれば調整もしておきます。
  こうして上下方向に動かないことが大事です。
  ここでリヤブレーキの作業です。
 「若干鳴きます」とは言われていましたが、かなりの音量なので改善が必要と判断しました。
 先日のブブゼラとは異なるタイプの音質ですが、嫌な音質に加えて、かすかに振動も出ているので、ただの鳴きではないと思ったので。
  ホイールキャップを外してラグボルトの増し締めを。
 しっかり締まっていて優秀でした。
 さてノイズは収まったか??お祈りしてテストランへ→バッチリ解決です。
 ちょっとメカドラの修理に自信持ってしまってます、最近。
一速へ入れた時のショックが気になったのでクラッチを分解・洗浄して組み直し。
 これでひととうりの整備が完了したのでお渡しまでの数日間、通勤で乗らせていただいて煮詰めておきます。
 いつでも大丈夫ですよ。

2/18/2019

ひきつづき

 41WLの作業続きです。
 どこもかしこも・・・です。

  きれいに洗浄したフロント周りを進めます。
  ハブのインナースリーブ、ベアリングとの当たり面が完全に虫食い状態なので、これは交換です。
  このパーツはすでに手配済みです。
  意気揚々とハブを組んで行きたいのですが・・・
  その前に、インナースリーブがフリーの時点でバッキングプレートブッシュを仕上げてしまった方が作業の効率が良いのでまずはクリアランスのチェック→予想どうりガッタガタで入れ替え決定です。
  ブッシュは完了で、スタビライザースタッドがカタカタなのでここも修理しておきました。
  ハブを組み立てて、スポークも組んでリムの芯出し、リクエストのタイヤを組んでホイールは完了です。
  ではブレーキを。
 ブレーキカム部もガタガタです。
  しかも付いていたブレーキカム(左)はリヤ用でした。 そんなに大騒ぎするような事じゃないだろ!なんて言わないでください。 45のフロントドラムだけはこの真ん中に穴の開いた専用の(左)ブレーキカムでないと、摺動部へのグリスアップができず、すぐにガタガタになってしまうんですよ。
  シャックルもガタガタなので両側ともブッシュを入れ替えます。
  さっき言ってたブレーキカムに左のグリスニップルつきの専用ナットが付きます。 元は左のナットで組まれてました。 
まあ、そんなこんなでフロントは完了です。

2/15/2019

あざす!!

 うれしい頂き物が💗

  Tシャツ二枚も!!
 今は着ても見えなくなっちゃってもったいないので暖かくなってきたら着まくります~~

 あざす!!!
  作業は手強い41WL続きです。
 リヤはいくつかのパーツを手配中なのでその間にフロントを進めます。
 フロントもガタガタ+おかしなパーツというリヤ同様のコンディションです・・・
  リム交換もリクエストされています。 ハブは再使用するので分解していくのですが、リムバンドのかわりにマスキングテープが・・・これが経年変化で完全に固着しててひと苦労です。
  何とかスポークを一本も壊さず分解できました。
  やっぱりここも新しめのグリスが入ってます。
 しかも入れすぎだったり・・
  ひとまず分解したパーツを洗浄しておきます。
  サスガのA.A.R.さんからマッハでパーツが届いたのでリヤに移ります。
 ブレーキアームが短くされてしまっているので正規の物(右)へ交換します。
 こうされた訳は大体想像つきますが、ロクな理由じゃないのは明白です。
  ブレーキアンカー部もおかしな物(左)が組まれていたので正規の(右)パーツへ交換します。
 バッキングプレートの修正も。
  メータードライブのリテーナーも上と同様です。
  ドライブチェーンが限界超えてしまっているので交換します。 ホイールをめいっぱい前へ動かして、プライマリーチェーンを先に調整しておきます。
  プライマリーチェーンを調整する場合はミッションを動かして調整するのですが、そのアジャストボルトが全く効いてません・・
ブレーキペダルのピボット部はガタガタすぎて完全にアウト・・そこまでのリンケージもガタガタでこのあたりも総とっかえですね・・・
 こりゃほんとに手強いです。