ひさしぶりの大掛かりな大工作業を控えて、いろいろな思い出がよみがえってきます。
作った経歴として言えるレベルの物で一番最初は私の原点、「アーリーライダース」の増築です。 あの頃はまだ大型DIYショップがあまりなく、材料調達もままならない環境だった割には良い出来だったような気がします。
その次は独立開業時、一番初めの「ランブル・エンジニアリング」を始める時。 たくさんの仲間が手伝ってくれて、あの時は皆、独身だった事もあり、何かとゆとりがあって製作中も楽しかった思い出しかありません。 その後、お店が横浜市の金沢区へ移転する際(この地での2年間はあまり思い出したくありません)
その後も素人ながら調子に乗って知人のお店の内装などもいろいろとお手伝いしたりして、現在の藤沢市に移る際の大工事・・と、かなりの数を経験してきました。 毎回、友人たちが無償で手を貸してくれたおかげで完成しているので申し訳なくて仕方ありません・・・(今回は自分たちだけで造りマス)
毎回完成後に何かしら「こうしておけば良かった」などの後悔が出てしまうので今回は入念に策を練ってから着工したいのですが性格上無理そうです。 雨漏りしなくて倒壊しなければOKとゆう、恐ろしいくらいのフワッとしたテーマで今回もやっていきま~す。
もちろん本業はピシッとやりますよ。 本日も作業していきます。
エンジンがフレームの上でコトコトしていないかしつこく確認後、4本のマウントボルトを差し込みます。 このとき、エンジンをゆっくりと動かして「ストッ」と入るのが望ましいですがプラハンで軽くきっかけ程度たたく分には構わないと思います。 回しながら入れたり、たたきこんだりはNGです。
インマニ取り付けに細心の注意を払いつつキャブレターまわり組み付けしていきます。
物凄い素材のシールを使う必要は無いですが、安いシールでは最近の日本のガソリンには耐え切れないのでここのシール選びにも気を使います。
もちろんキャブステーの取り付けにも注意してもう一度やり直すなんて事にならぬよう完璧と思えるまで何度でも調整しながら組み付けしていきます。
つづいてTOPハンガーマウント組み付けします。
ここのアライメント調整も非常に重要ですからおろそかにしないように・・・
ステーター関係に入ります。 各部コンディション確認しながら組み付けて、このローター装着時にフライホイールのタイミングマークと合わせるのを忘れずに。
レギュレターマウントにも気を使ってアース不良やボデーの割れなど起こさないように
インナープライマリーのつかない車両なので作業が早く進みます。 上記車両はアライメントなどに相当気を使わないと危険です(それは機会のあるときに)
ともあれ、レフトサイドはあらかた終了です。
エキパイ他どんどん組み付けてオイルラインを新しくしていきますが、 少し前の原油価格高騰の一件以来、海外パーツメーカーのオイルラインの品質低下に頭を抱えてしまっているのは私だけではないはず。 ひどいものでは数ヶ月でスパッと切れてしまうものもあるほどで困りものです。
国内物であれば品質は間違いないのですが、外径が太かったり、見た目の問題だったりでこれまた素直に使えず・・
そんな中、以前と変わらない品質の物が手に入るので現在、これしか使用しません。
どこの物がXでどこの物が〇とは立場上書くとマズそうなので控えておきます。
今日も来客たくさんで予約外の作業も入ったりで大忙しでしたが予定どうりここまで出来てめでたしです。
明日にはリフトから降ろしてエンジン始動できそうです。
これで空く、私担当のリフトへ次に載せる車両を決めておかなければ・・・ 「リフトに載ったら最後、何年後に降りるか分からない」 良く聞く話で耳が痛いような気もしますが、くれぐれもそんな事を言われないように、しっかり働きま~す
お疲れ様でした。
4/26/2010
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