そうそう、昨日CHERRY氏がわざわざ納品に来てくれたシートです。
「パーフェクト」の一言です!!
お客さまも喜んでくれると思います。
私のスタージスのシートも彼の仕事です。
何度見てもすばらしい・・
もう1台の愛車、PANレーサーのシートもそうでした。
CHERRY氏とは仕事上も大事な関係なのですが、それ以外でもとても良い関係で大事な友人の一人です。
その事は抜きにしても彼の仕事は世界一だと思っています。 興味がある方は是非一度お問い合わせしてみて下さい。
オイルポンプシャフトのブッシングをチェックします。
それがOKだったらブッシングとポンプボデーとの芯が出ているかチェックします。
負荷なくクルクルと回ればOKです。
ブリーザーギヤ部チェックします。
完全にアウトです・・・過去にピストンリング割れやピンクリップの脱落などがあった車両と思われます。
後で修理します。
各部のねじ山全てタップでさらいながらチェックを行い、駄目な所はこの様にリコイル修理です。
シリンダーベースナットも指で回るかチェックし、だめなら修正・修理します。
事前にしておかなければ気付くときは組み立て時とゆうことになる訳ですから必ずこの時点でやっておかなくてはなりません。 怪しいところは任意に組み付けトルクを掛けて見てしっかりトルクが掛かるか確認しておきましょう
組み立て開始まではまだまだ遠い道のりです~~
ではヘッドの作業に入りましょう
ガイドを抜きました。
ガイドの穴がかなり荒れているので真円修正が必要です。
バルブの熱がヘッドに逃げにくくなるのは当然ですが、理想の圧入しろが設定出来ないうえに最悪、ヘッドクラックにつながりかねないので見逃せないところです。
このヘッドはPre55のアーリーヘッドなのでこのように排気ポート側のガイドの受けがゴツイ作りになっています。 これは前記の理由で設計されたのでしょうが、ここからクラックが入る例が多いので55以降のように削ってしまった方が良いでしょう
(内部とはいえ純正ヘッドを削る事に抵抗のない方のみですが)
55以降の排気ポートです
真円修正が終わったのでロッカーアーム+スタットのチェックをしておきます。
規定トルクで締めこんでスタットが抜けてきてしまったらリコイル修理になります。
ロッカーにガタがあったり動きの渋い箇所があればこれまた修理となります。
この時、ナットは組み立て時に使用するセルフロックの物は使わずに普通のナットで行いましょう。
またもや写真がないまま作業終了です(結構苦戦したので撮る間がありませんでした・・・)
ここでちょっとお知らせです。
VIBES 197 3月号に当社製作のSHOVELが掲載されてます。
塩崎さん、VIBESさん、お疲れ様でした。
当日はお疲れ様でした。
工場を実物の何倍もかっこよく撮っていただき感謝しています。ありがとうございました。
とりあえず今日はこんな感じです。 これから渋谷に行ってきま~す 寒そうだなぁ・・・
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