3/10/2010
スペトン
またまた僕の心を掴んだ大先輩のお話、今回はRIKUさんです…
確かランブルエンジニアリングがまだ金沢区の六浦にある頃、突然インディアンに乗って現れた時が出会いだったような…
この方、超なんて文字じゃあ到底足りない位の自由人、その時も隣にあったサーフショップを訪ねて来たんですが、乗って来たインディアンの調子が崩れたらしく、飛び込みで来られて軽い挨拶の後、握手をしたらもうすっかりRIKUさんペース…40代後半(違ってたらごめんなさい)なのに、サーフィンを愛し、バリバリのノートンレーサーでサーキットを攻めるはで、スゲーなぁと思って圧倒されているひとまわりは年下のあんちゃんであろう僕と真剣に話しをしてくれて、 僕もこの人とはなんとなくフィーリングが合うなぁ・・なんて思いながら話していると、 「君、いいねぇ」とFree&Easyさんを紹介してくれました。今のF&Eさんとの関係もRIKUさんがいなかったらと思うと…本当に感謝しています。
いつの日だったかF&Eの撮影に協力した時、無事に撮影が終わり「飯でも食いに…」なんて事になり、RIKUさんを含めた数人で、現ランブルすぐ近くのラーメン屋、とん太へ…そこでカメラマンさんたちと話が弾みいろんな話をして・・・
中でも各地の神社やお寺に奉られている神様の種類や、お参りするときの作法や心構えなどをサラッと何気なく話しているRIKUさんを「かっこいいなぁ、こんな大人になりたいなぁ」なんて目で見ていました。(私はもう、じゅうぶんオッサンなですけどね)
こんなRIKUさん話にも落とし穴が・・ その「とん太」で注文する時の事、僕たちは適当に済ませましたが「こうゆう時はその店のおすすめを食べるもんだよ」と、 スペシャルとん太セットなるメニューに決めたRIKUさん、迷いなくおばちゃんに「スペトンちょうだい!」 口あんぐりで「は?」 と言うおばちゃんにもお構いなしで「スペトンちょうだい!」 負けずにおばちゃんも「は?」
最終的にメニューを指差して「これこれ、スペトンだよ」 で、めでたく伝わったのですが本人、大まじめなんです・・ さすが自由人、 我々のような凡人は変な常識が邪魔してなかなかこんな風にふるまえません。
僕のまわりの先輩たちは皆、このようなスケールの大きい人たちばかりで話題に事欠きません。 本当に幸せ物です・・・かな?
予報に反して雨が降ってきましたが今日も作業に入りましょう。
ロッカーガスケット剥がしました。
今日も地味です。
バルブガイドとシートリング作業するので、こんな感じで簡単にマスキングをして燃焼室内及びバルブガイドをサンドブラストでクリーニングします。
先日リムーバーを浸けておいたヘッドです。
サンドブラストだと意外に簡単には落ちてくれないので、おおまかに当てて、しつこそうな所はやはり手作業でコリコリこすって。
さて、第二ラウンド! 晴れてきて良かったな~
ここで、雑誌の取材が・・・
なんでも、今月末発売の新しいハーレー誌らしくて、詳しくは書いちゃいけないみたいなのでこのくらいにして・・・出来上がり期待してます。
結構長時間協力しました。 文句じゃないですよ、念のため。
やっと終了です!! か~なり苦戦しましたがデーブさん、お手柄です。
この後ガイドを抜きます。
その間に現在パーツ待ちの業者さまからのハイドラのレフトケース、クラックが入りまくりだったので溶接しました。
溶接修理はあまりお勧めしていません。 その際の危険性と完全には治りませんとゆうことをお伝えして、了承いただいた後の作業としています。
とはいっても溶接以外は交換しか選択肢が無い以上、やるしかないのですが・・・とにかく無事に治って良かったです。
その間に暖めておいたヘッドからガイドを抜きましょう。
バッタバタですが落ち着いて~ はい、深呼吸。
と、ここでお客さんが遊びに来てくれました。
慌ただしい応対で申し訳ありませんでした。 反省してます。
KENZIさん HIRAさん ごめんなさい。
そんなこんなで何とかガイド抜けました(良かった。)
前作業者さん、ガイドをキツく入れすぎです。 ヘッド割れちゃいますよ・・・ おまけに短かすぎです(私が思うに) ライフが短かくなってしまいます。
手法から見て日本人の仕事と思われます。
この辺で終了にします。 下準備が、あらかた終わったので明日から計測・修理の楽しい作業に入れるかな・・・ 今日はとにかくケース溶接が上手くいって本当に良かったです。
腰がパンパンでおまけに目まいを伴う立ちくらみ・・・まずいかな? 今夜体重計に乗ってみます。
お疲れ様でした。
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