このブログを見た方から私に年齢さば読み疑惑がかけられていますが、 それは幼い頃に7年程住んでいた横浜市の磯子とゆう土地での生活がかなり影響しているように思います。
横浜と聞いてイメージされるお洒落な港町。 とは程遠い、それはそれはたくましい町でした。
まあ、海は近いので海水はありました。 運河ですが・・ すぐ近くには「浜マーケット」とゆう市場?商店街? があり、 運河と市場、この二つがあれば治安は良くなく、荒っぽい人がたくさんと相場は決まっていますが、まさにそのとうりでした。
家のすぐ近所に銭湯が二箇所もあり、夕方になれば大混雑。 そこでのとんでもないエピソードも数知れず、のぞきなど当然で先客がいつもいて順番待ちは当たり前なんて有り様。 真っ昼間でもおばちゃんが何のためらいもなくシミーズいっちょうで普通に歩いていました。 まさに昭和初期のような愛すべきこの町で幼い頃、徹底的に鍛えられたのです。
その頃の楽しい話を(もう時効ですよね?)少しずつ紹介していけたらな~ と思っています。
今日も作業にはいりましょう。
ピニオンシャフトにそれぞれのギヤを組み付けていきます。
裏表、形状の異なる物はその理由を考えれば向きは分かります。
全て組み込んだら専用ソケット+トルクレンチで締めこみます。
しつこいですが逆ネジです。
ギヤカバーを組み付けて負荷・異音なくスムースに回転することを確認します。
ピンブッシュがシリンダーベース面と水平かも確認しておきます。
タペットローラーの打ち換えのみで行けそうなので打ち換えします。
専用工具を使えば大したコツもいりません。 これ一つで分解・カシメまで出来るエライ子です。
打ち換え完了したら潤滑油を塗布してこの穴が向かい合うように組み込み、 使用するガスケットとのマッチングを見て必要なら修正など済ませておきます。
組んでしまうとギヤカバー内にオイルが入れられないのでギヤカバーのガスケットが馴染んで増し締めが出来るまでこのままにしておきます。
その間にロッカー周り作業します。
ブッシングの磨耗が激しかったので打ち換えしました。
うちかえ後、右端の専用工具のラインリーマーを使ってブッシングを仕上げます。
離れた両端にブッシングが入る為、専用工具を使わないとラインを出して理想のクリアランスに仕上げるのは困難です。
シャフトの段付き、曲がり、ねじ山の点検・修正が終わったシャフトをロッカーボックスに挿入してみます。 きっかけ程度よりも強くたたかないと入らないようなら修正します。 クロームメッキのロッカーボックスは特に要注意です。
終わったら任意に組み付け状態にしてサイドスラスト計測・調整します。 例によって油膜が保持できると思われる理想のクリアランスに仕上げます。
私の考えで、ここにはシムを使用しません。
終わったらシャフトのオイル穴に注意して組み立てします。
組みあがったら全てのロッカーアーム確認します。 ほんの少しでも抵抗を感じる箇所があれば迷わず分解・修正しましょう。 あまり脚光をあびない所ですがOHVの要の箇所です。
追加工したラインフィッティングを取り付けて終了です。
各部増し締め後、オイルを入れてタペットガイドを組み付けします。
もちろんアライメント用の専用工具を使って組みましょう。
あと一息になって来ました。
この様に交互に作業しているとPANからSHOVELへの進化は素晴らしいの一言に尽きます。 熟練工の技を必要とする箇所が激減して、 高い水準で安定したEgを短時間で組めるようになっており、 PAN時代の弱点もしっかり克服しています。 もちろん様々な経験とアイデアなど必要とするPANやそれ以前のEgを組む事もメカニック冥利に尽きるのですが・・・やはりHDとゆうメーカーは偉大だったのだな~ などとしみじみ感じました。
車検も近いので私のスタージス、タイヤ交換します。
良い子のみなさん、ここまで使っちゃダメですよ(エコですけど)
NEWタイヤ~ うれし~ 入らなかったジャッキが入るようになり驚きました。
仕事しないでごめんなさい。
明日はお休みをいただきます。(お店は通常営業しています)
明日は得意料理のおでんを作って、料理じゃ無いじゃんなどと言われそうですが僕のおでん、ウマイんです。 家の家具を作って・・とあまり休めそうにないですが、これはこれで良い息抜きなのです。
お疲れ様でした。
3/17/2010
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