先輩とゆうか兄貴、いや、おにいちゃんと言った方がしっくりきますかね・・・個性の強い面々の中でこの人が一番僕の事を可愛がってくれて、これから楽しい事をたくさんと思っていた矢先に、 あまりにも突然で、残念です。
明日、皆で走って会いに行きます。
さて、今日もしっかり作業していきましょう。
先日オーバーホールしたリンカートM74-Bを車両に組み付けていきます。
いつもどうり各リンケージ部、細かく確認しながら組み付けしましょう。
終了したのでオーバーフローしていない事を確認してから実走行にてセッティング出ししていきます。
続いて74スプリンガーフォーク修正していきます。
アクスルスリーブを組んだ状態でアクスルシャフトが入らないとゆうかなりのコンディションのため、苦戦しそうです。
リヤレッグなのか、フロントレッグなのか、縦横どちらなのかを徹底的に計測して狙いを定めて修正して→→無事完了。
車体に組み付けてロッカーまわり本組みして最終チェックしていきます。
コンプリート車両製作依頼のお客さまSHOVELに組み付けていきます。
新品のロックタブも当然素直についてくれませんから接触箇所を的確に見つけて修正していきます。
特に菊型のロックワッシャーは修正を怠るとロッカーブッシングを傷めてしまいますから注意が必要です。
ここまで無事に完了したのでこの後はスタッフKくんに引き継ぎます。
Sさん、ここまで終われば車体まわりの進みが速いので楽しみにしていて下さい。
私は続いてTさんSHOVELを作業していきます。
リフトに乗ってから着工までに時間が掛かってしまって申し訳ありません、ここから急ピッチで作業します。
腰上のオーバーホールが一番の作業依頼のため、どんどん分解していきます。
インテークマニフォールドを外したところです。 このタイプのクランプは写真下部から二次エアを吸い込みやすいのですが、この車両も例外なく吸っています。 この黒いアダプターリングはガソリンにやられて変形してしまうので逆効果だと私は考えています。
こうやってバラしながら一つでも多くの情報を入手していきます。
トップハンガーマウント、フューエルコックの都合で削られてしまっています。 これは許容値以上削ってしまっているのでコックと合わせて対策を考えておかなくてはいけません。
ヘッド分解に関わる部位が全て外れたのでヘッドを降ろしていきましょう。 言い忘れましたがプッシュロッドの力が借りられる時点でロッカープラグを緩めておきましょう。 いよいよヘッド降ろし、の前にピストンが下りているかの確認もしておきます。
はい、降りました。 相当量燃焼室にオイルが入っていた事が見て取れます。
この時点では腰上のみのリクエストなのでシリンダーを外す前によく清掃しておきます。 クランクケース内にカーボンなどが落ちないようにするためです。
さてシリンダーが外れましたがピストンスカート部にかなりの深さで不思議なディンプル加工が・・ ピストン交換+ボーリング決定です。
ここでコンロッド大端部のチェックを→→バッチリではありませんが、まだ大丈夫そうです。 しかし私の考え方とは異なる部位に穴が開けられてしまっているフライホイールが気になります・・
何でもかんでもオーバーホールとゆうのはあまり好きではないのでお客さまと相談の上、どうするか決めていきます。
現状のクリアランスなど計測して次に使用するピストンサイズを選定していきます。
+040オーバーのピストンでボーリングできそうです。 少なくなってきた74純正シリンダー、大事に使いましょう。
続いてヘッドの分解していきます。
いきなり分解、ではなく最終組み付けトルクを掛けて全てのロッカースタットを点検しておきます。 ここでも情報収集ぬかりなく
ヘッド全て分解が済んだら各部点検します。
ヘッドボルト部がせり出してきてしまっています。 おまけにクラックが・・・カーボンを清掃してシートリングまで達してしまっていないか確認しておきましょう。
後日燃焼室内を完全にクリーニングしてこれ以上クラック箇所がないか確認してお客さまと相談です。
その他、車体各部点検やカスタムを迷いなくリクエストされた車両だけあり・・・
あちこちなかなか荒っぽい事になっています。
エンジン以外も手強そうですね。
この後も色々と作業しましたが写真はなしです。
今日も気付けばこんな時間・・・そろそろ帰ります
お疲れ様でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿